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2017.08.29

「フライト・クルー」をみて

テーマ： DVD映画鑑賞(14667)

カテゴリ：映画鑑賞

「フライト・クルー」

2016年ロシア&カンボジア映画、原題は"Ekipazh"です。

6つの受賞があります。

アメリカおよび日本でのレーティングは不明です。

フライト・クルー [ ウラジミール・マシコフ ]

あらすじ

ロシア軍用機パイロットのアレクセイ・グシチン(ダニーラ・コズロフスキー)

は、上官の私用の乗用車2台の運搬を強いられ重量オーバーで嵐の中を飛行する

はめになります。

墜落を免れるには荷を捨てねばならず、上官は民間人から預かった援助物資を

捨てろと言いますが、アレクセイは上官の贈り物用乗用車の方を捨て、墜落を

民間航空会社パイロットの試験を受けに来たアレクセイは、厳しい面接官レオ

ニード・ジェンチェンコ(ウラジミール・マシコフ)にシミュレーションで無理

難題を吹っ掛けられて失敗し、気落ちしてその場を後にします。

そんな厳しい条件ではレオニード自身も無事着陸できないのでは？と同僚に指摘

され、やってみて自分も失敗したレオニードは渋々同意します。

駐車場で車を出せずに困っていた美女アレクサンドラ・クズミナ(アグネ・グル

ダイト)を助け、駅まで車に乗せてもらったアレクセイは、不採用は撤回し採用す

ると航空会社から途中で連絡を受け喜びます。

後日、パイロットの制服を着て颯爽と空港にやってきたアレクセイを待ちうけてい

た渋い顔のレオニードは、君は実技試験に合格し訓練生になっただけだからなと釘を

刺します。

パイロットの控室で偶然にアレクサンドラと再会を果たしたアレクセイは、アレクサ

ンドラもパイロットだと知り驚きます。

ボーイング 737-500 UTエア（ロシア） VP-BVN 1/400 2016年12月8日発売Gemini Jets/ジェミニジェッツ飛行機/模型/完成品 [GJUTA1582]

客室乗務員チーフのヴィクトーリャ(カテリーナ・シュピツァ)には好かれたアレク

セイ。

ヴィクトーリャを好きな男性客室乗務員アンドレウ(セルゲイ・ケンポ)は面白く

モスクワに戻ると、アレクサンドラを食事に誘おうと花束まで用意しアレクサンド

ラを探しに行きたいアレクセイでしたが、レオニードに呼び止められ、荒い操縦、

アンドレウへの上から目線のもの言いを注意され、アレクサンドラを逃してしまい

ました。

帰宅したレオニードは、思春期の1人息子バレラ(セルゲイ・ロマノヴィッチ)の言動に

頭を悩ませます。

アレクセイは念願叶ってアレクサンドラと付き合い始めますが、革命下のアフリカの

国を離陸する際、武装した兵士に阻まれ現地の乗客を全員乗せられなかったことを、

帰ってぼやいたため口論となり、別れてしまいます。

ある日、離陸体制の時に喫煙・飲酒を強行したVIP気取りの乗客とそのボディーガード

を説得しようと操縦室から出たアレクセイは、相手から掴みかかられ、もみ合いになっ

てしまいます。

濃霧の中危うく他機と衝突しそうだった危険を事前に回避したり、パイロットとしての

才能と実力があるとアレクセイを評価するようになっていたレオニードは、アレクセイ

の解雇を拒否。

そのとばっちりでレオニードはメジャー国際路線から外され、1カ月間チャーター便の

担当を命じられます。

副機長にアレクセイとアレクサンドラを指名したレオニード。

気まずい2人は会話もありません。

レオニードが手を焼く破天荒な息子バレラもその便に乗ってきます。

操縦中、休火山が噴火したカンウー島に一番近いところを飛んでいたレオニードの

飛行機は、島の避難住民の輸送要請を受けます。

島の空港に着陸し、避難民の到着を待っていると、あれよあれという間に滑走路は

崩れ、管制塔やターミナルビルは倒壊します。

山から下りて来れない住民がまだいると聞いたアレクセイは、バレラとアンドレウと

共にバンに乗り迎えに行きますが…。

私の感想

イマイチな邦題が残念ですが、2016年ロシアで興行収益第1位の作品だそうです。

w(￣▽￣;)w!!

期待は全然していなかったけど、主人公のハンサム青年パイロットの度胸と気骨ある

仕事ぶりが胸を打ち、のめり込んで見てしまいました。

予想のつかない厳しい展開にハラハラしました。(￣∇￣;)

メトロ42 [ セルゲイ・プスケパリス ]

以前ご紹介したロシアの地下鉄パニック映画 「メトロ42」 もドラマチックで迫力ある

アクション映画でしたが、本作も負けていませんでした。

火山の空港の崩壊ぶりがあまりに早かったのが、うっそーって感じでしたが、天

災は予想のつかないものですし、それにしてもすんごい状況下でした。

あれだけの危機を考え出し、映画という形にした製作陣の想像力は驚嘆ものです。

アレクセイだけでなく、アンドレウも命掛けで絶体絶命の危機回避に体を張って

本当に最後の最後まで諦めずに取り組んでいたのが、素晴らしかったです。

もうそこまでなったら、消火剤の泡を浴びて泡だらけになっても平気ですよね。

(*TーT)b

またしても、恐るべしロシア映画～でした。

アレクセイ役のロシア人俳優ダニーラ・コズロフスキーは初めて見る顔かと思っ

たら、 「ヴァンパイア・アカデミー」 で主人公女子を助ける先生役で出ていた人でした。

あの時は長髪でもっと太めでしたが、髪を切ってダイエットしてイケメンになった

ですね。w(゜o゜)w

☆☆☆☆