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2019.07.18

「オンリー・ザ・ブレイブ」をみて

テーマ： DVD映画鑑賞(14649)

カテゴリ：映画鑑賞

「オンリー・ザ・ブレイブ」

2013年に発生したヤ―ネルヒル山火事に立ち向かった森林消防隊を描いた

実話に基づく作品です。

3つのノミネートがありますが、受賞はありません。

アメリカでPG-13指定、日本ではGです。

あらすじ

2007年、アリゾナ州プレスコット市の森林消防団団長エリック・マーシュ

(ジョシュ・ブローリン)は、トント国立公園で火災発生との連絡を受け、

部下を車で迎えに行き、準備に取り掛かります。

気温と風向きをみて火が住宅街に向かうと呼んだマーシュはその予防作業を

ると自分達の邪魔にならないよう後始末でもしてろと言われます。

相手は格上のホットショット部隊、こちらは先頭に立って作業が出来ません。

案の定、マーシュの読み通りに火の手は向かい、精鋭部隊はお粗末な動きでした。

妻アマンダ(ジェニファー・コネリー)の助言もあって、後日マーシュは森林防災部

の上司デュエイン・スタインブリンク(ジェフ・ブリッジス)に相談し、このままで

は優秀な部下が次々とやる気をなくして辞めてしまう、ホットショット隊にならせ

てほしいと頼みます。市長にも会ってお願いした2人。

一方、定職がなく自暴自棄な生活を送っていた青年ブレンダン・マクドナウ(マイル

ズ・テラー)は妊娠させた女性ナタリーに責任を取るよと伝えますが、自分で育てる

から結構よと断られます。

キャンプ・ベルデの刑務所に入れられたブレンダンは母に保釈金を電話で頼み、出し

後日採用面接をするマーシュ。

保護観察下のブレンダンも遅れてやってきます。

隊員は追い返そうとするがマーシュは、生まれてくる自分の子供のために心を入れ替え

て頑張りたいというブレンダンに試しに自分達の訓練について来れるか、一緒に走れと

言います。

根性を買ってマーシュは入隊を許します。

チアカウア山での火災対応に向かった隊は、ホットショット昇格可否の審査をする

ヘイズ審査員の目が光る中、防火帯を作るため先に森を焼くというマーシュの判断に

異を唱える審査官。あんたは口を出さないでくれと強く出たマーシュに、腹をたてた

審査官。

マーシュの判断は適切で火災は食い止められたものの、きっと審査官は悪い判定を

下すに違いないと思ったマーシュは、事務所の自分の部屋の椅子を投げ荒れます。

現れたデュエインに、審査官はマーシュの態度は気に入らなかったが判断・作業は

的確だったと評価してくれたと隊は念願のホットショット隊に昇格できると伝えら

れ喜ぶ一同。

団員やその家族を集めたマーシュは、新しい隊の名前は近くの山にちなみ、

「グラナイト・マウンテン・ホットショット」とすることに決めたと発表します。

ブレンダンは隊に溶け込み、ナタリーに食料品を届けるなどして信頼を勝ち取り、

生まれた娘を預かって世話をするまでになります。

プレスコット市の起きたドウシー火災では樹齢2000年の杜松の大木を守ろうと溝

を掘って火の手を待ちかまえた隊は、見事松の木を守り抜き、市民からも称賛され

一躍有名になり…。

私の感想

「アベンジャーズ」シリーズの最凶の悪役サノス役で有名になったジョシュ・

ブローリン主演作です。

森林消防隊は消防車も水も持たず、木を切り倒すチェーンソーや溝を掘るスコップを

持って山火事現場に行って作業をすることに驚きました。

だからやってきて上空から消火剤や水をまく別の組織の飛行機との連携がうまくいか

なかったり、地形や天候や気温の変化の読みが外れると、自分達の命を危険に晒すこと

になってしまうんですね。

まさか自分達があんなことになってしまうとは、隊長ですら予期できなかったでしょう。

この作品で初めてヤ―ネルヒル火災のこと、そして勇敢な隊員たちの奮闘と尊い犠牲

(生存者は別作業に従事した1名のみ)について知る事ができました。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

☆☆☆☆

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