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2008.11.04

神の領域

カテゴリ：日記

気になるニュースを見ました。

世間が、小室哲也氏で沸いているのですが、そっちはほっといてｗ

冷凍保存された死滅細胞を使って、クローンマウスを作ることに成功したそうです。

一昔前まではクローンなんて、ＳＦの世界の話だったのですが、
ここ数年で、現実のものとしてクローンが話題に上がります。

今までは、生きた体細胞を使ったクローンでしたが（有名なのは羊のドリーですかね）、
今回は凍結し死んだ細胞を使っての成功。

この事実の意味するものとは、
マンモスなどシベリアの永久凍土に眠る絶滅動物が復活できるかも知れないという、
神の領域

私は科学や生物学に若干興味が有るので、この様なニュースは興味深く読むのですが、
ことクローンに関しては非常に興味があります。（深く知っているわけではないですヨｗ）

しかし、このクローン、世間からも倫理問題で賛否が有ります。

私も、この技術を使うことに抵抗が有ります。

クローンという技術は素晴らしい技術だと思いますし、
使い方次第では、医療などに非常に有効な技術と言えるでしょう。

ただ、問題はたくさんあると思います。

宗教上の問題や、倫理観の問題などありますが、やはり使用目的が一番の問題だと思います。

例を挙げれば、原子力。
原子力の技術は当初、兵器目的では無く、エネルギー確保の為に開発された物らしいです。
現に放射線技術などは、放射線の発見からすぐに医療への応用が始まりました。

人間という生き物は、とかく力を求める生物です。

このクローン技術も同様。

平和や医療のみの使い方をするのであれば大いに結構だと思いますが、使うのは人間。
そうは行かないでしょうね～

名誉やお金儲け。

またそのクローンを作り最強の軍隊として利用する。
なんてのも、十二分に有り得る話だと思います。
（昔はアニメでしか出てこないような話ですね＾＾；）

科学、生物学において、技術の進歩というのは、平和の為に有るべき進歩だと思いますし、
実際に科学者・生物学者の皆さんはそれを望んでおられるのでは無いかと思います。

しかし、その技術を使うのは技術を作り出した人、進歩させた人では無く、あくまで第三者。

平和の為、人の命を救う為に日々努力されている偉大な方も居られれば、
エゴ・欲望の塊のような人もいます（←結構多いのでは？）。

そのような、危険な人に技術が渡らないように、利用されないようにして頂きたいですね。

素晴らしい技術が素晴らしいもので有り続ける為に、一刻も早い規制の整備を望みます。

本日は真面目なお話でした。
が、あくまでも私個人の意見です。
皆さんそれぞれお考えは有ると思いますが、こういう意見も有るよ、と言う程度で＾＾

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