切迫早産











妊娠9ヶ月に入ったある日、トイレに入ってギョッとした。
なんとティッシュに血がついているではないか!!
妊娠中、出血はご法度。
すぐにクリニックに電話し受診することになった。





超音波と内診の結果、子宮口が柔らかくなっており、子宮頚管も短くなって赤ちゃんも下がり気味だという。
妊娠30週とまだ出てくるには早い時期だったので、家での絶対安静と薬の服用を言い渡されてしまった。






私が妊娠中バイブルのように熟読していた 分娩台よ、さようなら という本にはこの時期子宮口は1cmくらいなら開いていてもさほど問題は無いのだと言う。






さらに私が飲んでいた薬には早産を食い止める効力は無く、本当に早産してしまう場合は薬を飲んでいても止められるものではないのだという。
薬を飲むことにあまり良い顔をしなかった旦那がインターネットでリサーチした結果も同じものだった。





とはいえ、もし我が子が今出てきてしまったら・・・・
早産で生まれてきてしまったばかりに持たなくても良い障害を持ってしまう場合も少なくないのだと言う。





飲まなくても良い薬は出来るだけ飲みたくない私だったが、我が子にもし・・・と考えると薬を飲まないという選択は怖くて出来なかった。
薬を飲み続け、家で一切家事もせずひたすらベッドで横になると言う生活を送ったおかげか、早産どころかお産に30時間もかかるという結果になったわけだが、未だにあの薬と安静は必要だったのかと疑問は残っている。







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