猫の箱

私はゼネコンに勤めていた時代に、原子力発電所の設計に携わっていた事があります。もちろん、地震災害等の想定をして設計するわけですが、想定外の事に見舞われたら、「アウト」という事もあり得るのです。そして、その想定外というものは、案外簡単に起こるのです。

東京電力が最近、原子力発電所の耐震評価を大幅に見直したそうです。原発周辺の断層なども考慮した結果、大きく上方修正する必要が出てきたのです。新潟県中越沖地震で被害を受けた柏崎刈羽原発の教訓です。

残念ながら、昨日・一昨日の視察研修では、柏崎まで行ったにも関わらず、刈羽原発を見る事が出来なかったのが不満です・・・。もしや、見せられない程の被害が有ったのでは？と思ってしまいます。まぁ、私の勝手な想像ですから、パニックを起こされません様に・・・。

あ”ぁ～～～っ！こらこら、それ、私の～～～！

オデンちゃんの攻撃は、パニック映画さながら。

国は東電に対して、想定される最大の揺れに原発が耐えられるかどうかを評価するよう求めています。もし、原子炉建屋が耐えないと判断された場合、早急に補強工事や建て替えをする必要が出てきます。本当に、早くしないと、いつ何処で地震が起こってしまうか分かりません！