ねこっぽ雑記

ねこっぽ雑記

2003年09月18日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
日記を書くのが1日遅れてしまいました。昨日は帰宅したのが11時。最初はきちんと日記を書こうと思ったのですが、どうも心が落ち着かなくて日記を書く気になれず、そのまま寝てしまったのです。というのは昨日私は再び文楽「義経千本桜」を見に行ったのですが、その際義太夫の竹本住大夫さんにかなり悪いことをしてしまいました。
 以前のねこっぽ日記にも書きましたが、今回の文楽で一番感激したのは竹本住大夫さんの義太夫。義太夫とはごく簡単にいえばナレーションと人形の台詞を担当する役なのですが、この住大夫さんの義太夫がとても素晴らしかったのです。文楽を見るのは初めてではないし、歌舞伎にも義太夫は登場しますから義太夫はそれなりに耳に馴染んでいるのですが、あれほど聞き惚れてしまう義太夫は生まれて初めてでした。「うまい大夫さんが語ると同じ話でもこんなに面白くなるんだなぁ」とつくづく感じました。
 さて住大夫さんの出番が終わって休憩時間に入り劇場ロビーに出たねこっぽ。そしたらなんとロビーにあの住大夫さんがいらっしゃるではありませんか!文楽ってどこかラフなところがあって、出番を終えた大夫さんや人形遣いさんが普通にロビーに出てきたりすることがあるのです。しかし住大夫さんがロビーにいらっしゃるのを見たのは初めて。ねこっぽも「お~、住大夫さんだよ~」としばらく住大夫さんのお姿を拝見していました。
最初はご贔屓らしき方たちと会話していた住大夫さん。そしたらそのうちある女性が住大夫さんのところに寄ってきてサインをお願いしていたのです。この光景を見た時ねこっぽの感情が爆発!「私もサインが欲しいっ!」(笑)。
いや~いくら住大夫さんの義太夫に感激したからとはいえわざわざ楽屋口まで行ってサインをお願いするようなことはしませんが、何しろ今住大夫さんは私の目の前。同じロビーにいるわけです。その時の私の気分は頭の先ににんじんをぶら下げて走っている馬同然(笑)。もうサインが欲しくてしょうがない。だけどその女性の後住大夫さんに話しかけている人を見るとどうも住大夫さんのお知り合いの方ばかりらしくてねこっぽとしてはどうも話し掛けにくい。しばらく住大夫さんの様子を伺ってロビーをあちこち移動していました。傍から見ればかなり挙動不審だったと思います(恥)。
そしたらそのうち住大夫さんに声をかける人がいなくなったんです。これはチャンス!でもやっぱり話し掛けていいものかな…とためらってしまうねこっぽ。しかし「次にこういう機会があるとは限らないし、今回の千本桜は住大夫さんの義太夫に感激した記念なんだからやっぱり今行った方がいい!」と自分を励まし、とうとう住大夫さんに声をかけてしまいました。
〈ねこっぽ〉「あの…住大夫さんですよね?」
〈住大夫さん〉「はい。」
〈ねこっぽ〉「私、先ほどの舞台を拝見していたのですがすごく感激しました。義太夫を聞いてあれほど心が伝わってきたことがなかったので…とても心に染みました。」

人間国宝の住大夫さんに「お恥ずかしい」と言われて却ってこちらが恐縮してしまいました。
そしてとうとうサインをお願いしたねこっぽ。そしたらわざわざペンを用意してくださって、サインを書く場所までこだわってくださって……本当に恐縮するしかありませんでした。
 こうしてサインをもらって大喜びのねこっぽ。ところが!私が住大夫さんにサインをもらうのを見ていたらしい人たちが1人2人と集まってきて、「竹本住大夫サイン会」状態になってしまったのです。「うわー、住大夫さんに申し訳ないことをしてしまった」と思ってももはや後の祭り。列は次第に長くなり、そこから先はもう怖くて見られませんでした。
 休憩が終わって次の幕が始まっても心の中は住大夫さんへの申し訳なさでいっぱい。悪気は全然なかったんだけど結果として住大夫さんに悪いことをしてしまったなぁ…と反省。というわけでこの場を借りて「住大夫さん、本当にごめんなさい」。
それでは長くなりましたが今回はこの辺で。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年09月19日 08時55分45秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: