実はその頃、毎朝、早起きして
家の周りの掃き掃除をしていました。
二年半くらい。
なぜ掃き掃除を始めたか、動機は分かりません。
ただ、なんとなく・・・。だから続いたのかもしれません。
肩の力が抜けた感じが良かったのでしょうか。
ただ、何かを変えたい。変えねばという思いは根底に
あったと思います。
そして、ある朝、一人の若者と出会います。
この出会いの後、とてつもない衝動に襲われました。
書きたい!いや、書かねば!!
起こった出来事、会話内容、私が感じたこと
考えたことをそのまま、原稿用紙にぶつけました。
今までの私ならば途中で書くのをやめ
結局そのままに。このパターンの繰り返しでした。
最後までやり遂げる力がなかったのです。
もしかしたら、二年半の継続が私を変えたのか、
今思えば、神様からのご褒美だったかもしれません。
書き終えた原稿を封筒に入れ、ポストに投函しました。