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『PASSPORT TO DANGER』完全訳



…ということで残しておきます。知ってる奴は超ラッキー。

PASSPORT TO DANGER


藤岡タケシは彼の娘・ユミと大阪の近くの静かな町・みどり町に住んでいた。ユミの母親は死んでおり、父と娘だけで暮らしていた。
5年前まで、その町で静かな生活を送っていた。しかし黒龍団一家が来てから、何もかもが変わってしまった。彼らはレストランやホテルといった店から金を奪っていった。彼らは人々に
「ワイらに金払わんかったら店が一晩で全焼するぜ!」「ワイらに金払わんかったらてめえの老いた母親が死ぬぜぇ?」と言った。
だから皆恐れて人々は彼らに金を払ってしまうのです。タケシはみどり町の警察で働いていた。5年前から黒龍団一族のために仕事が忙しくなっていた。
「ユミ」彼は娘に言った。
「近いうちに黒龍団を逮捕する。それは大した仕事じゃない。しかしお前は大きな危険にさらされる。そこでお前は警察官と共に毎日大学に行き、共に帰ってくる。お前はどこにも出て行ってはならない。しかしお前の友達はここに来ていい。俺らの家は安全だからだ」
「でもお父さん」ユミは言った。「それじゃ私は退屈よ!」「わかってる」タケシが言った。
「だが俺らはお前の命について話しているんだ。お前も死にたくないだろ?黒龍団は俺らがすぐに逮捕するが、奴らはお前が俺の一人娘だということを知っている。だからお前はとても危険なんだ、理解してくれ」
「なんで私のお父さんは警官なの?」ユミは嬉しくなく思った。バスの運転手か会社員の娘なら良かったのに!
二週間後、大学は夏休みに入った。とても暑かった。タケシは毎日出て行ってるので、ユミは家で孤独だった。ときどき友人が訪ねてくるが、彼らもいつも外部にでたり泳ぎにいったりしたがっていた。ユミは多くの本を読み、テレビを見ていたがそのほかにすることがない。その時彼女は興味深いものを新聞で見つけた。

『私たちとスコットランドで最も有名な都市、エディンバラに行こう。あなたは午前に英語を学び、午後は美しいスコットランドを旅することができます。私たちは華麗な(purple)山々や空(から)のビーチ、古い城を見ることができます。あなたは世界最高のウイスキーや素敵で暖かい冬物の衣類を貴女の友人に買ってあげることができます。
‘Express English in Scotland’』

その夜タケシが家に帰ると彼の好物のチキンライスがテーブルにあった。
「コレは何だ?」父は言った。「まあ食べようよ」ユミは言った。「その時話すわ」
もちろん彼女は『Express English in Scotland』のことを父に話した。武は彼女が毎日独りで家にいるのを嬉しく思っていないのを知っていて、仕事がもう少し日が必要なくらい遅れているのも知っていた。
「それは良い考えだ、ユミ。お前は英語のいい勉強ができるだろうし夏をそこで自由に楽しめるだろう。そして日本にいるより幸せだろう」
そして彼らは『Express English in Scotland』に電話し、2日後に大阪空港に行った。彼は旅に危険な人がいないか見て、多くの若い人ばかりで見た感じは大丈夫に感じた。彼はユミと彼らにさよならを言った。そして飛行機は飛び去った。
タケシは職場についた。しかし彼はユミをひそかに心配した。なぜ?
「俺は彼女が危険に感じる」と彼は渡辺キョウに言った。キョウは毎日タケシと職場で働いている。「俺には何でかわからんよ」

エディンバラで、ユミは学校を楽に見つけそして彼らは皆フレンドリーだった。
その生徒たちは学校に住んでいて、彼女を階上の寝室へ招いた。マリアという少女がすでにそこにいた。彼女はイタリアから来ていた。ユミとマリアはすぐに友達になり、どこでも一緒にいた。学校には日本からの生徒もいたが、ユミは彼らと一緒にはいなかった。彼女はスコットランドで日本語を使いたくなかったのだ!
しかし1人の日本人男性がしばしばユミの近くにいた。彼には他に友人がおらず、彼女は彼を気の毒に思った。彼は礼儀正しく親切で、彼女と彼は時々話した。彼は彼女にマサシと名乗った。
ある日彼は放課後一緒に食事をしようと誘った。マリアが忙しかったので、彼女は「マサシと行きなよ」とユミに言った。「私は買い物にいって両親に何か買わなければならないの」
そしてユミはマサシと行くことにした。彼らは学校の近くの喫茶店に行った。彼は彼女に日本食を避けて注文した。ユミもそうした。
「日本の飲み物はどうだい?」彼は彼女に聞いた。「僕が先週末にロンドンに行ったときに日本のスーパーでいくつかの飲み物を買ったんだ」
ユミはその飲み物を見た。1つは彼女の好きなものだった。
「そうね、ちょうだい」彼女は言った。「それ、好きなのよ」
マサシは笑って飲み物を渡した。彼がロンドンに行ったときの話しをしているとき、ユミはその飲み物を飲みながら聞いた。そのとき彼は腕を上げてお茶を置いた。彼が少し動いたときに彼女h阿附亥に何かを見た。彼の腕の腕時計の近くに、小さな黒龍がいた。彼女は目を閉じてもう一度見た。それはそこにあった。彼女はおったまげた。
「私もう行かなければならないの」彼女は急に言った。「完全に遅れるわ。マリアが2時半に私を町で待ってるの」
彼は驚いた表情をしたが、彼女は待って彼の話を聞かなかった。彼女は走って喫茶を出た。
「黒龍団・・・なんてことなの!何でスコットランドにいるの!」彼女はどこにいくのか知らなかった。彼女は疲れたので止まらなければならなくなった。彼女はプリンセス通りの近くの庭園で木の下に座った。彼女は恐れていた。彼女が後ろを見たらマサシが見えた。彼は端の上にいて、彼女から彼はあまり遠くなかった。彼女は飛び上がった。彼女は彼から隠れなければならなかった。でもどこに?その時彼女は奇妙な塔を庭園に見つけた。たぶん隠れられるだろうと少しのお金を払ってその中に入った。それは暗くてたくさんの階段があった。ユミは登り始めた。
ユミは円状の階段を登った。できるだけ高く登って最初のバルコニーで下を見た。彼女はマサシを見たが、マサシも彼女を見た。マサシは塔の扉へ走ってきた。バルコニーの真ん中の小さな扉に『秘密』と書かれていた。彼女はその中に入っていった。マサシは塔を登った。彼はバルコニーに来たが『秘密』の部屋には気づかなかった。彼は再び登り始めた。
ユミは部屋から眺めていて、彼が登り始めるとできるだけ早く階段を降りた。階段は円状なのでめまいがした。塔の最下部に来ると彼女はマサシを見た。彼は塔の頂上にいた。彼女は逃げる時間を持ったが、ますますめまいがした。午後の中ごろだというのに・・・なぜ?彼女はとても眠く感じた。すぐに日本の飲み物のことを思い出した。彼女はマサシの言葉を覚えていた。
「この飲み物を飲んでみてください。私がロンドンで買ったものです。これらはとてもおいしいんですよ!」
あの飲み物には何が入っていたのか?弓は何も考えられなくなっていった。瞼が重くなっていった・・・
「助けて・・・お父さん・・・」彼女は思った。「もう進めない・・・倒れてしまう・・・」
マサシは庭園で倒れているユミを見つけた。彼はタクシーを呼んだ。運転手には友人は病気なのだと言った。彼らはホテルに行き、二人の男と会った。彼らはユミを車に乗せ、イングランドから離れていった。
ユミが目を覚ますと、壁が石でできたとても大きな部屋にいた。そこにはいっぱい本があり、彼女の近くにはサンドイッチと水があった。彼女はひどいめまいがしたが、すぐにタケシと公園のことを思い出した。彼女は城の中にいた。とても高く、扉と窓に鍵がかけられていた。すぐに食べ物と飲み物があるのに気づいた。彼女はサンドイッチを食べると、本を探し始めた。

 東京で、タケシは仕事を終え幸せな気持ちで家に帰った。彼は黒龍団について知る必要を感じた。彼らのリーダーは金持ちのビジネスマンである島崎アマネだった。日本中のホテルが彼に属していた。
次の日は火曜日だった。朝早くアマネの家に行き彼を逮捕した。彼らの裕福なリーダーなしでは黒龍団は力がなかった。電話が鳴った。タケシが応答した。「藤岡さんですか?」英語で尋ねてきた。タケシはすぐに不安になった。ユミは元気か?
「こちらはエディンバラの英語学校です。大変悪いお知らせがあります。私たちはユミさんを見つけられません。彼女は今朝教室に現れませんでした。彼女の友達マリアはユミさんが昨日も帰らなかったと言っています。彼女はエディンバラに友達や家族がいるのですか?たぶん彼女はそこにいるのでしょう」
「いいえ、彼女の家族はそこにはいません。非常に重要なことなのですぐに彼女のことをスコットランド警察に話さなければなりません。私は警官ですし、私は彼らにも話す必要があります。あなたは私に彼らの電話番号を教えてくれますか」
「しかし・・・」エディンバラの声は言い始めた。
「いや、非常に重要な質問に答えてください。彼女はクラスに日本人の友達がいましたか?」
「いいえ、しかしマリアは彼女が昨日日本人の男性と一緒に昼食をとりに行ったと言っていました」
突然タケシは空港のその青年の顔を思い出した。島崎アマネの子分の顔だった。「神よ」彼は独り言を言った。
「何と言いましたか?私には聞こえませんでしたが」とエディンバラの声は言った。
「その青年の名前はマサシですか」とタケシは尋ねた。
「ええ、そう思います」とその声は答えた。
「わかりました。私は今全てを理解しました。私は警察官ですから、エディンバラ警察に話すつもりです。全てがわかりました。私に電話してくれてありがとうございました。さようなら」
彼は電話を切った。

ユミは城の西側の小さなドアから出て行った。「ラッキーだったわ」と彼女は叫んだ。「神様ありがとう。私は本の中に小さ絵を見つけたわ。たどっていくことは簡単だった」
彼女は城の後ろ側を静かに歩いた。後ろのドアの前に2台の車があった。車のドアを開けようとしたら、ドアが開いてキーが付いていた。車を盗もうとしても近くに誰もいなかった。
ユミは車を発車させ、すばやく門の外に出した。その時ちょうど、後ろのドアの内側から叫び声が上がった。
「マサシ、どこへ行くんだ?」3階の窓が開いた。「誰かが僕を求めているんだ」とマサシは叫んだ。「僕はその女の子が正しいということを調べに図書館へ行ってくるつもりだ」
二人の男性がそれぞれに降りていった。車の中にいるのは誰か?彼らは駆け上がっていった。マサシはもう図書館にいた。しかし、ユミはもうそこにはいなかった。窓には鍵がかかっているとマサシは言った。
「彼女はどこだ?誰か知らないか?」彼らは部屋を探し回った。彼女はいなかった。
「車が・・・早い。彼女に違いない!僕は彼女についていく!」とマサシは言うや彼らは階下に降りていった。
「これを僕に残して行け。僕は彼女がお父さんの元へ戻るために空港に絶対に行くと思っている。僕の父親に彼女を日本に連れ戻すと話した。彼女は僕といると安全だ。親分にもすぐこのことを話そう」
彼は車に乗り山を車で下りた。彼女をすぐに見つけることができた。なぜなら山道は一本道であり車も1台のみだったからだ。
「シンジラレナ~イ」と彼は思った。「どのようにして図書館を抜け出したのか。塔から出ていったのか。彼女は利口だ。見失わないよう注意しなければ。父親は怒るだろうな。僕は親分に彼女を傷つけないでほしい。彼女は特別な女の子だ」

『タンガリー城には秘密の通路がある。図書館の中にその通路はある。北側の壁、窓の反対側。本棚があるほう。左側の3番目の棚に秘密のハンドルがある。このハンドルを右に押したとき秘密の扉は棚の後ろ側に開く。ここの降りる階段から城の西側にあるドアまで。このドアは何本もの木の後ろにあるため簡単には見つけられない。』

ユミは、エディンバラー方面の道路標識に従った。車が付いてきているのは気づいていたがより速く走った。彼女はお父さんのもとに戻りたいと思った。スコットランド警察にどのようにして説明できたか?警察は黒龍団のことは何も知らなかった。
空港で日本の飛行機を探し、東京までのチケットを買った。飛行機は2時に出発する。離陸する前はわずか15分しかなかった。彼女はお父さんの職場に電話した。
お父さんはいなかったので留守電にメッセージを入れた。彼女は日本時間が夜であることを忘れていた。
「お父さん私よ。家に帰るからね。説明している暇はないけど、BA536便で東京に向かうわ。困ってるの。空港まで迎えに来てください。お願い」と言った。
急いでくださいとパスポートデスクの人に言った。彼女はマサシに会っていなかったがそう遠くではなかった。禁煙シートで暗い眼鏡をかけていた。
タケシは朝の7時に職場に着いた。彼はすぐメッセージを聞き、それがユミの声だと分かった。
「東京だって?BA536便は何時に着くんだ。私はそこにいなくてはならない。マサシと一緒だろうか?彼女が私に電話できると彼は言っていたか?なぜ?わからないが東京空港では十分に注意しなくてはならない。メッセージが真実でないかもしれないからな」彼は友達を思った。
「キョウ。俺は、島崎マサシはユミと一緒に東京に向かっていると思う。君と一緒に適当な誰かを見つけて島崎アマネを探してくれ。彼はこの時間町の中央のホテルでカードゲームをしている。この嵐だからみんな中にこもっている。もしこの時間に私が東京にいなければ彼が彼女を見つけられる唯一の人物だ。私は彼が息子にどこかで会うと確信している。そこでユミを彼らと一緒に見つけることができる。わかるか。とても大事なことだ」
キョウが答える前にタケシは机を開いた。島崎アマネだ。

タケシは聞いたもっとも危険なブラック・ドラゴンである島崎アマネの無情な声を聞いた。
「藤岡か?よく聞け。俺たちは貴様の娘を預かった。もし貴様がもう一度彼女に生きて会う事を望むなら、俺の言う事をしなければならない。」
「私の娘?ユミを預かった?そんな事は不可能だ。――彼女は今スコットランドにいるのだから。」タケシは少しも知っていることはないと言う事をアマネに思わせたかった。
「彼女はスコットランドにいた、のだ!」アマネは高笑いした。「今はスコットランドにはいない。」
「彼女はどこにいるんだ?彼女を返して欲しい……ところで貴様は誰なんだ?」
「黙って聞け。」アマネは言った。「貴様は俺が誰であるか知っているはずだ。貴様は俺について全てを知っている。それはすべて貴様の警察資料の中だ。そして、俺はその資料が欲しい。貴様は娘を返して欲しい、そして俺は資料が欲しい。俺の言っていることの意味がわかるか?」
「わかった。わかった。」タケシはとても恐れた声で言った。「彼女を傷付けないでおくれ。」
キョウは笑った。彼の友達は賢い男だった。
「もし貴様が完全に俺の言う通りにするならば、彼女は安全だ。」アマネは言った。「全部、全部従う……。」タケシは応えた。
「ブラック・ドラゴンの資料を持って来い。全てだ。」アマネは続けた。「それはたいしたことない、そうだろ?俺は、カネは要らない。そんで、もちろん、貴様には俺たちに関すること全てを忘れてもらうよ。」
「忘れる……?わかった、わかった。もちろん。全ての言葉を忘れる。」タケシは言った。「いつどこであなたに会いたいですか?」
「俺は貴様に追って伝えよう。ちょうど貴様のポリ箱(警察署)に射て、これについて誰にも話さないことだな。誰にもだぞ。」
電話は死に向かっていた。
キョウは時間をおいて、電話の受話器を置いた。
「全て聞いていたのか?」タケシは尋ねた。
「ああ。しかし、もし君が居ない間に電話がかかってきたら、これを言わせてもらうよ。」タケシは彼に話した。「あと、キョウよ。」彼は部屋に戻りながら言った。「アマネを取り逃がすな!」

飛行機が東京空港に着いたとき、マサシはユミをパスポート受付からつけていた。しかし、彼女が荷物検査に向かって移動した時、彼は彼女の正面に立ちはだかった。彼女が彼を見たとき、ユミはとても恐れた。彼女は叫ぼうとした口を閉じた。しかし、彼の頭は動揺していた。彼の顔は怯えていた。
「叫ばないでくれ、ユミ……お願いだ。」彼は言った。「彼らは荷物検査の外で待っている、そして、彼らは我々を監視している。」
「誰なの?」ユミは尋ねた。
「ブラック・ドラゴンズさ。彼らは僕がキミと一緒にいることを知っていて、僕がキミを処理する、と考えている。もし、キミがすばやく僕と一緒に来てくれれば、彼らは何もしないだろう。しかし、彼らは銃を持っている。そしてもし彼らが何かが間違っている、と感じたら……。」
ユミはあたりを見回した。彼女は一人の銃を持っている手下を見つける事は出来なかった。しかし、彼女はパパ(タケシ)を見つける事もまた出来なかった。なぜ、彼はあそこにいなくて、彼女を助けているんだろう。
「お願いだ。」マサシは再び尋ねた。「僕を信じてくれ。」
「あなたを信じる?」とユミは言う。「あなたは私の飲み物に何か入れたわ。城に閉じ込め、そしてそのあと日本に来る路全てについてきた。さらに今あなたは私に信じて欲しいと思っている?あなたは頭がオカシイの?」
「聞いてくれ。」マサシは応えた。「僕のパパはキミを数日間見張る――それキミのパパにしなければならない何かなんだ――ということを望んでいる。我々はいくつかの警察資料が必要で、キミのパパはそれを持っている。我々はホテルに行き、そこで待たなければならない。これが僕の知っている全てさ。」
「あなたは私のパパのことは知らないわ。」ユミは言った。「彼は決して間違っている事は言わないでしょう。」
「しかし、我々がキミを監視していれば、彼は僕のパパの欲しいものを持ってくるだろう。」
「決してしないわ。」ユミは言った。「やっぱりあなたは私のパパのことは知らないわ。」
「おそらくそうだろうね。キミは正しいだろう。」マサシは言った。「しかし、彼はキミと同じぐらい強ければ……。しかし我々はこれについて今話し合ってる場合じゃない。彼らはこの近くをうろうろしている。お願いだ。もうじき笑って、我々がホテルへの道についてのことを話すだろう。」
ユミは少し考えた。一番良いことは何なのだろう。彼女のパパはここにはいない。おそらく、パパも危険な状態だろう。彼女は彼と共に行くことを決意した。
「わかったわ。」彼女は言った。「私はあなたのしたいようにするわ。たった今から。」彼女は微笑んだ。
マサシは彼女の腕を掴んだ。彼らは荷物検査を通過して、空港の出口に向かって一緒に歩いた。
「ありがとう。」マサシは言った。彼女の目はとても落ち着いていた。「彼らは今我々のとても近くにいる。キミにはすまなく思う。もし僕と一緒にいれば、誰もキミは傷付けないだろう。」彼らはタクシーを呼び、空港を後にした。
タクシーは3時間ほど運転した。ユミとマサシは全てのいきさつを話していた。
「あなたのパパは私のパパに対して私をとても悪く利用したわ。」彼女は言った。「そして、それはうまくいかないでしょう。あなたは彼を知らないわ。また他の事も。……私のパパはブラック・ドラゴンズについて知っている唯一の警官じゃないのよ。たとえ、あなたたちが資料を手に入れたとしても、沢山の人々があなた達について知っている。さらに警官は1枚以上の資料のコピーを持つでしょう。」
マサシはユミの話を聞いた。彼は彼女が正しいとわかった。彼の父親の作戦は失敗したのだ。
「僕はパパが好きじゃない。うん。」彼は言った。「あいつは悪い奴だ。しかし僕は彼の言う事に従わなければならない。彼にとって、僕は彼の他の手下と違わないんだ。我々は彼が言った事をして、それに報いるんだ。」
「ごめんなさい。」ユミは言った。「それはあなたにとってひどい事に違いないわ。」
「僕はキミをきっと助けるよ。」マサシは言った。「もしそれが出来るならね。」
その一瞬、マサシとユミは静かになってしまった。2人の若い男女はお互いを見つめ合っていた。彼らはすばやく何かを考える事が必要だった。
「僕は…1つアイディアがある。」とマサシは最後に言った。「僕は飛行機から僕のパパに電話した。彼は僕にいつでもキミと一緒に居ろ、と言った。しかし、我々はしたい事なんでもホテルで出来るんだ。それは温泉地にある村なんだ。だから泳いだり、部屋で美味しい食事をしたりできるんだ。自由な休日みたいだろうね。そのホテルは僕のパパが所属していて、モンなは僕を知っているんだ。」
「いつ、そして、どうやって私は脱出できるの?」ユミは尋ねた。「キミのパパは僕がキミを助けている事を知っているはずが無い。」
「今夜さ。」マサシは言った。『夜のうちに』、僕は部屋の鍵をぶっ壊して、その後、それが壊された事は知らない、と言う。キミが部屋から出ているうちに、僕は彼らに眠っていた事を話す。彼らはキミを朝になるまで見つけられないだろう。」
「それは私にとって十分な時間があるわ。」ユミは言った。「私はパパに電話するつもり。そうしたら彼は私の為に来てくれるでしょう。」
彼らがホテルから出た時、初めのうちは全てが上手く行っていた。彼らはすばらしい温泉と美味しい食事を楽しんだ。「なんてナイスな若い男女なんだろう!」とホテルの他の宿泊客は言っていた。アマネは午後5時にマサシに電話をした。
「小娘の親父は素直じゃねぇな。」彼の冷めた声は言った。「彼奴はポリ箱(警察署)にいねぇし、俺には彼奴がどこにいるのかわからねぇ。彼奴は俺様に速やかに資料をくれない。もういい、たくさんだ。小娘の指をちょん切って、家の住所に送りつけろ!」
「何ですって?」マサシは言った。彼の顔面は蒼白になった。彼は怒り心頭だった。「これはゲームなんですか?」
「黙れ。」アマネは言った。「お前は俺の息子だ!俺の言う事に従え。」
「ごめんなさいネー。僕はあなたの息子ですー。」マサシは叫んだ。そして彼は電話の受話器を部屋の向こう側へぶん投げた。
「ユミ――キミはお父さんについて正しいよ。彼は僕のパパを手伝わない。我々はホテルを今すぐ出発しなければ。」
彼はユミに指をちょん切る事については話さなかった、しかし彼女は再び危険の渦の中にいることはわかっていた。
「お願い、マサシ、」彼女は言った。「電話を貸して。私のパパは私たちを助けられるわ。だけど私は彼に私たちがどこにいるかを知らせないと。」
マサシは電話での彼のパパの怒鳴り声について考えた。彼は知っていた、彼のパパが怒ったときに何ができるかを。
「わ、わかった。電話を貸そう。」彼は言った。「けど、早く返してね。」
しかし、猶予は無かった。彼らの部屋の外側で怒鳴り声した。マサシはドアにすばやく鍵をかけた。
「急いで。窓の外へ。」彼は言った。

大阪からの飛行機は大阪上空にある凄まじい嵐の影響で1時間ほど遅れていた。タケシは着いたとき、空港のどこにもユミを見つける事は出来なかった。彼はキョウに電話した。
「僕の飛行機は遅れていた。」彼は言った。「僕は彼女がいなくて寂しい。アマネはどうなったのか?」
「奴は30分前に電話をよこした。奴はキミからのメッセージを聞くと、とても怒っていた。奴がすぐに何かをするだろうと確信している。」
「キミはホテルを見たか?」
「もちろんさ。心配するな。もし彼らがどこへ行こうとも、すぐに尾行するさ。」
1時間か2時間後、雨はやんだ。直ちにアマネと彼の手下はホテルから飛び出した。アマネはとても怒っているようだ。彼らは大きな黒塗りの車に飛び乗り、町の外へ速いスピードで運転した。小さな赤塗りの車は彼らについていった。しかし、アマネはその車を見なかった。(それほどまでに)彼は怒っていたのだ。
ユミとマサシはホテルの向こうにある歩道橋を走り渡った。ホテルにおけるたくさんの叫びが彼らの後ろにあった。
「僕の先に立って走れ!」マサシは叫んだ。「もし僕がちょうどきみの後ろにいれば彼らは撃てないだろう。この黒塗りの車は僕のパパのものだから、彼らは僕を傷付けられない。彼は手下と一緒にそこにいるだろう。」
川の向こう岸で、小道は何本かの木々と小さな道へと続いていた。

「どっちの道を行けばいいの?」ユミは尋ねた。「私もうこれ以上走れないわ。」
マサシは彼らのうしろの木から誰かの声を聞けた。
「右へ進め!」彼は言った。「そうしたら道のもう一方の端へ入って。我々はそこへ隠れよう。」
ユミは道に沿って機の中へ走った。そして彼女は立ち止まった。
「この大きな老木を見て。」彼女は言った。「これに上りましょう。彼らは決してそんなことは考えないでしょう。」
2人の手下が彼らのうしろからやってきた。彼らは左右を見渡した。彼らはどっちの道へ言ったかがわからなかったのだ。彼らはちょっと話し合い、そして1人の手下は左へ行き、もう1人はユミとマサシのほうへ向かってきた。彼は木々の中へ来て、あたりを見渡したしかし、上は見なかった。ユミとマサシは指一本動かさなかった。――風が木の間を通る音だけがした――ついにその手下道へ戻っていった。

ユミとマサシは木から降りた。
「僕はこれらの木々の中のどこかにお寺があると思ったなぁ。」マサシは言った。「僕が小さい時に1回だけそこへいったことがある。お寺を探そう。」
彼らは木々の間を10分ほど歩いて、そのあと…
「これだ!」ユミが言った。
寺の後ろの小さな庭に1人の老人がいた。彼は彼らを親切そうに見ていた。彼は2人の疲れて怯えた目をした若者が見えた。
「お入りなさい。お二人さん。」彼は言った。「私たちはいつもここで事件に巻き込まれた人々を助けることができてうれしい。そんで、お前さん方は事件に巻き込まれているのじゃな?」
「そうです。」ユミが応えた。「私は恐れています。私たちをかくまってくれますか?今は説明している時間は無いんです。危険な人たちが私たちを探しています。」
「私たちはたすけられるだろうと思う。」僧侶は応えた。「私についてお寺に入りなさい。」
ユミとマサシは彼についてお寺に入った時、彼らはお寺のまわりの森から叫ぶ声が聞こえた。
「僕のパパの声だ。」マサシはすばやくユミに言った。
彼がお寺に着いたとき、アマネはとても怒っていた。僧侶は門に向かって歩いていった。
「ヘイ、坊さん!教えてくれ。この近くで男の子と女の子を見かけなかったか?」アマネは叫んだ。
「今は学校の時間ですよ。」老僧はやさしく応えた。「子供たちは学校が終わるまでここには来ませんよ。時々彼らは夕方に来ますけどね。」
「若い子供たちはアンタの町から出て行った…?」アマネは言った。
「ちょっと年上の子供…子供たちはあなたを知りませんよ。」
「何人かの子供たちを見失いましたか?」老僧は尋ねた。
「心配しなさんな。我が息子よ!神は見失ったガキ共を注意してくれる。」アマネは諦めた。
「やつらは何にも知らない」彼は考えた。「これらのジジイは現実の世界には住んでいない!」
「さぁ来い!」彼は手下に叫んだ。彼らはまさにお寺の内部にいた。
「俺たちはこれ以上ここでムダな時間を過ごすわけには行かないんだ。村に戻るぞ。」
彼らは去っていった。老僧はユミとマサシに会う為に戻ってきた。
「それじゃあ、お茶にでもしますかな。」老僧は言った。「そして何故あの男たちはお前さんたちを探しているか聞かせてもらおうじゃなぁないか。」
マサシとユミは説明をし始めた。
突然ひとりの男が静かに彼らの後ろからお寺にやってきた。「ユミか?」彼は優しく尋ねた。「大丈夫か?」
ちょっと後、ユミは余りにも驚いてしゃべる事が出来なかった。そして、彼女は応えた。「渡辺さん?パパと一緒に働いている…んですよね?パパは大丈夫なんですか?」
「ああ、大丈夫だ。心配しなくていいよ。彼はここに向かっている最中だ。」
彼は老僧に向き合った。「若い女性をちょっと世話していただけますか。もし彼女が彼女の父親がここに来るまでここにいrば、恐らく安全でしょう。」
「もちろんですとも。任せてください。」老僧は応えた。「それでは、この男の子は…?」
「あのー、男の子じゃないですよ。それは間違ってます。彼は僕と一緒にすぐに来なければならないですから。」キョウはそう言って、マサシをお寺の外へつまみ出した。
「あの、いいですか。渡辺さん。マサシは私と一緒に居てもいいですよね?」ユミは尋ねた。「彼は私を助けれくれています。」
「キミは彼が何者か知らないのかい?」キョウは尋ねた。
「いいえ、知っていますとも。彼は島崎アマネの息子です。だけど、彼は私が逃げる事を助けてくれました。そして彼のパパはそれについて知っています。もし、彼のパパが彼を見つけたら…。」
彼女は続けなかった。キョウは島崎アマネについて知った。
キョウはマサシを見た。「我々は君を信用してもいいかい?キミはキミのお父さんをどれくらい手伝いたくないのかい。」
「僕はもうこれ以上パパを手伝いたくありません。」マサシは応えた。「もう決してしません。」
「私たちはあなたがたの為にこの子を見てあげよう。」老僧は言った。「あなたは彼を信じる事ができますよ。」
「そうですね。」キョウは言った。「しかし、彼を注意深く観察してくださいね。そして、ここでおとなしくお坊さんと一緒にいるんだよ、ユミ。我々はまだすべき事があるからね。それじゃあ。」
こうして、彼は再びすばやくお寺を後にした。木々の外側で、彼の友達は彼に小さな無線機を渡した。キョウはすばやくそれに話しかけた。
「全ての車に指令だ。我々の友達は歩いて西から村へ向かっている最中だ。1号車2号車3号車は村からの北の出口を封鎖し、4・5号車は南の出口を封鎖だ。我々は全ての車が村の外から入るのを1時間程度防がなければならない。徒歩で来る者は高い道へ移動せよ。念を入れて我々の友がキミらを見る事が出来るように確かめよ。彼らは本屋と郵便局の間の道のどこかから来るかも知れない。彼らに向かって北と南の両方からじわじわと移動せよ。銃を出せ。奴らは銃を持っているだろう、だから気をつけるのだ。彼らには行く道はひとつしかないのだ。藤岡警部はそちらから彼らに対して準備している。今から移動し、次の指令を待て。」「了解しました。」
キョウは彼の友達に言った。「村から彼らを尾行するのだ。彼らの後ろにぴったりくっついて。そうしたら、彼らは戻れまい。」
1時間後、アマネと彼の手下はお寺に向かっている木々の間を通り抜ける小道から戻ってきた。彼らは1人ではなかった。
2人の警察官がアマネと彼らの間にいた。彼は荒らかに戦った。
「俺の息子はどこだ?」彼は叫んだ。
マサシはそれをお寺の中で聞いていた。
「行かなくちゃ。」彼はユミに言った。
「もちろんよ。」ユミは応えた。「Good Luck!」
マサシはお寺の外に歩き出し、彼の父の前に立った。
「ここにいるよ、パパ。」彼は言った。
アマネの顔はみるみるうちに怒りにより邪悪になった。
「見ろ、貴様のせいで俺たちにこんな事が起こったんだ!俺たちはブタ箱に何年かぶち込まれるじゃねぇか!俺たちは小娘が必要だ。そして貴様が小娘逃げる手立てをした。何故だ!」
「あなたは僕に何か不可能な事を命じました。」マサシは応えた。「あなたは僕に美しい若い女性を傷つけるように命じた。」
「小娘?」アマネは叫んだ。「俺たちはキチガイ娘のせいでブタ箱行きか?貴様なんか俺の子供じゃねぇ!貴様なんかもはや俺の家族じゃねぇ!」
「ああそうか、そうですか。」マサシは静かに言った。
警察官はアマネと彼の手下を連れて木々を通り抜けていった。
ユミはお寺から出てきた。彼女は彼女の父のところへ走っていった。
「ユミ!大丈夫だったか?」彼は彼女に尋ねた。
「うん。大丈夫よパパ。パパに会えてほんとに嬉しいわ!」
マサシは微動だにしなかった、彼はただ呆然と地面を見つめていた。彼はタケシを見る事が出来なかった。
ユミは彼に話しかけた。
「マサシ……これからどこへいくの?」
「わからない。」彼は応えた。彼は顔を上げなかった。「僕には今帰る家は無い。」彼はとても静かに言った。
「いや。君は持っているよ。」タケシは言った。「俺には息子はいない。もし、君がさえよければ、うちに一緒に来る事ができるよ。俺は君は娘の命を守ってくれたんだと思うんだ。今から君は俺の家族の一員だ。」
マサシは初めてタケシを見た。彼は泣いていた。ユミは彼の腕を取った。
「帰ろうよ、マサシ。」彼女は言った。「私たちはあなたの最初の本当の家族よ。」
マサシは老僧を見た。
「彼らと一緒に行きなさい。少年。」僧侶は言った。「神は君と一緒だ。君は正しい生き方を見つけられるでしょう。」



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