今日も良いネタ入ってるよ!

時の絡繰

時の絡繰

時々遭遇する不思議な感覚の話をしてみようと思う。
そう思ったのも、今し方またあの空間の中に自分が居たからである。

椅子に凭れて天井を眺めていた。
淀みもせず、張り詰めもせず、なんにもない空白の時間。
そんな時に時々現れる、時間の狭間のような感覚。
狭間の入り口近くに居る時は、なんと言うか、口の中の舌が今いる部屋一杯にまで膨張して、
自分の内側から外に向けて僕を圧迫している。
苦しいのだけれど嫌な気はしない。
なぜなら、弾けたら違う場所に行けそうな気がしてならないからである。
そんな感覚がひと時続く。
時間にして2分位だろうか。
その入り口を抜けると、決まって過去に居るような感覚に陥る。
目は見えている。
見えるのは椅子に凭れている部屋である。
しかし感覚だけが過去に居る。
いや、もしかしたら未来なのかもしれない。
はっきり言える事は、普段僕の生活している世界ではない。
頭の中だけは自由になんでも考えられるのだけれど、体は動かない。
いや、多分自分が動きたくないのだと思う。
体を動かさずに頭だけで考えていれば、この感覚から覚めずに済む。
「嫌な気はしない」とは、そういう意味なのかもしれない。

今こうして文章にしてみると、子供の頃も割と頻繁に同じ体験していたのを思い出す。
あまり記憶は定かではないが、この感覚に身を置いた後には、自分にとって良い事か悪い事の
どちらかが訪れていたように思う。
そう思うと、自分は未来に居たのかもしれない。

決して疲れている訳でもなく、自暴自棄になっている訳ではない。
寧ろ、精神的にはとても穏やかで、落ち着いている。
誰もがこういう経験をした事があるのだろうか?
忙しくしている日常では、あまり遭遇できない感覚。
もし少しだけ落ち着ける時間があるなら、考えてみて欲しい。

つづく


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