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如雷旋律~Rai~
Piece of Diary
○月×日 きっと日曜日
今日は快晴。時折吹く飄々とした風も気持ちが良い。
絶好の散歩日和で、せっかくの休みもやることが無いために、ブラブラ外を歩いているのだが・・・俺は不機嫌だった、
・・・原因はきっと、いや間違いなくこの俺の背後にいるであろうヤツのせいだ。
「いよーっ今日もご機嫌麗しゅうっ」
大宮時夜-オオミヤトキヤ-。
長身で、ジーンズと意味も分かっていないだろう英字が羅列されたシャツを着た、茶髪のツンツン。ちなみに座右の銘は「さむらいそうる」。
俺がこいつの性質を一言で言うならば、
ともかくこいつは掴めない。性格はもちろん、
文字通り、
物理的にも
シュンシュンシュン・・・
「なーなー。何で無視すんだよー。ハーザーマー!」
トキ(ryはなんか言っているが、聞こえない、キコエナイ。
はぁ・・・、今に始まったことじゃないが、
なんでこの非物体はいつも俺に話してくるんだろうか・・・
シュシュシュン・・・
夜深ハザマ-ヤミハザマ-
いわゆる俺の名前だが、自分でもいやって位の名前負けと暗さである。
学術平凡、体術平凡、良く言えばある意味文武両道、
悪く言うならば文武中途半端。
ついでに言わせてもらうと、俺には幽霊(らしき非物体)が見える。(トキヤはその類)
そしてそれの名称等の簡単な情報を同時に把握できる、ようだ。
ちなみに高校一年。
ただ、それだけである。
シュシュシュシュシュ・・・
・・・つか、この風切り音は何だ?
「ふーん・・・そーですか、完全にスルーですかー」
「そーなのだー」・・・俺は不機嫌を押さえ、小さく返事をする。
「ハザマー、もうちっと会話してくれよー」
そろそろ限界だ。
「ならその前に俺の背後で空中連続爆転をやめろッ風切り音が怖すぎるわ!それに、こんな人が多い街中でお前と話したら俺はただの変人だろがぁッ」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・。
やってしまった、これじゃ変人だ。
周囲の怪訝な目を気まずく避けながらそそくさと逃げだす。
「なー・・・そんなこともあるもんさー」
ト(ryはまだ何か言っているが、俺は激しく落ち込んでいた。
場所は変わって喫茶店。きっと昼食前だからなのだろう、人気は無い。
「いらっしゃいませ。」
おしとやかそうなウェイトレスに案内され、窓際の席へ座る。
ウェイトレスは俺がコーヒーと簡単な食事を頼んだらカウンターの奥へ消えていった。
「なぁ・・・時夜、何が悲しくて登場シーンでいきなりこんな冴えない面を見せているんだ・・・?」
「そりゃぁ、ハザマが俺を無視するからでしょ」
「言いたい事は分かるが、路上で変質者もびっくりの独り言の羅列はいやだ。」
「でしょうねー。てか、携帯使って話す振りすればよかったのに。」
・・・その発想は無かったわ。
とりあえず、俺は無能を恥じる姿を上手くごまかしながら言う、
「まぁ、ここなら話しても多分いいだろう、人は数えるほどにもいないし。」
「確かに。本当にびっくりだぁね、ここ。」
「なんというか、俺の空間、みたいな」
「俺らの、ね」トキヤが訂正する。
「そう、此処が俺らの新しい愛の巣だy」「黙れトキヤオイ」
と間髪いれずにグーパンチを決め込む、もちろん傍から見ればただの空振りだし、トキヤはダメージを受けないが。
「・・・申し訳ない」と、トキヤは素直に謝ったのだった。
「ところで時夜、・・・気付いたか?」
俺は運ばれてきたコーヒーとライトミールをいただいた後、
今の状況についてトキヤに話を持ちかけた。
「あぁ、当たり前だね。こんな状況で誰が気がつかないんさー・・・」
時間はおおよそ昼頃。
普通の店なら一番の稼ぎ時、ましてや人が多い通りの店ならすでに店内の席は埋まっていて良いはず、なのだが。
「人っ子一人いないのは・・・変だよねぇ・・・?」
「あぁ、店の雰囲気もなんとなく違って感じてきた位にな」
と、携帯電話片手に通話(はな)していると、
「あの・・・」
俺の声でも、トキヤの声でもない、澄んだ女声。
二人が視線を見やる先には、俺のオーダーを受け、品物を運んできてくれたあのウェイトレスだった。
だが、その表情は先ほどと違っていくらか曇って見え、何かを隠してるかのようにも見えた。
「どうかしまし・・・」たかと言い終わる前に・・・気がついた、気がついてしまった。
西院城優歌-サイジョウユウカ-
喫茶店「WesternCastle」(自営業)のウェイトレス。
少し小柄で、どこか包容力のある雰囲気をまとわせた、
幽霊(非物体)
小さいときからウェイトレスとしての仕事を始めていたらしい。外見は同い年くらいなのだが・・・
それとして意識した俺の頭に彼女の情報が入る。
何故今まで気がつかなかったのだ、そして、何故此処にきてしまったのか。
意識しなかったせいか、それとも・・・
「やっぱり、気がついちゃいました?」
そんな思考を、彼女、ユウカが止めた
「えぇ、何で今まで気がつかなかったんだろうって位に。」
「そうですよね。まぁ、わざと気付かれない様にしてたんですけど・・・
それに、お店の中のものなら、基本的に触れますから、そこでまた見落としたのかもしれませんね」
確かに、強い思いがあればその場所、人、物に取り憑くとよく聞くが、
「なるほど、そんなことも出来るのか」俺は声に出して感心する。
「何故気付かれないようにしてたんですか?」そこでトキヤが質問をした。
「それは・・・」
「それは?」
「・・・恥ずかしかったんです・・・。」
何このかわいい何か。
何顔を赤らめてんだ、これ、かわいいだろ、俺のストライクが広い?いやそんなわけがない。
トキヤに至っては、
「ウェイトレくぁすぇdfrtgyふじこlp;:「」」
何こいつ気持ち悪い。
やっぱり同属には効果抜群なのか、そーなのかー。
とにかく、
「じゃあ、何で今俺らに話しかけてきたんだ?」俺はトキヤに変わって彼女に聞いた。
「なんだかお二人ともこのお店を気にしていたので、先に此処について話しておこうと思って・・・」
そこでまたトキヤが問う。
「そういえば此処は何でこんなに綺麗な店なのに人がいないんよ?」
・・・トキヤ。そりゃあ幽霊さんの自営業だぞ?人が来なくて当たり前じゃないか、
なんとなくこの先の会話を頭の中でシミュレートしながら聞く、きっと数ヶ月ほど前から誰もきてないんだろうな・・・
「私としてはあなた方が入ってきたことがびっくりなくらいですから。」
「へぇ、どうして?」
「ここ数十年、人なんて来てませんからね」
桁が違った。
トキヤ唖然俺呆然。
「すう、じゅうねんまえ?」
「はい、大体85年前くらいかと」
トキヤ少し思考、そして
「それってつまりバb」「何か言ったか、てめぇ?」
・・・ものすごい豹変したウェイトレスキックが飛んで。トキヤはトんだ。
今のはお前が悪い。つか、幽霊同士なら蹴り飛ばせるんだな。
俺は咳払いをし、
「とりあえず、この店のなんとなく状況は把握したよ。」
「分かっていただけましたか?」
「あぁ。ついでに貴女の年齢m」「仲間になる?」「ごめんなさい」
危うく死線を越えるところだったらしいぜ俺。
その後、トキヤが目覚めた後、一体食材はどこで仕入れているのか、
一体この現代風な雰囲気はどうやって構築したのか、などのなんとなくな雑談をしていると、ユウカは、
「あなた方って、とても楽しい方々ですね」と言ってくれた
「ありがとう」と答える俺ら。しかし、
「それで・・・あの・・・」
いきなり彼女の顔が曇ってしまった、
「どうかした?」
トキヤは心配そうに声をかける。
そして彼女はこういった。
「お願いが、あるんです。」
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