♪=ありふれた一日を、記憶に残る素敵な時間に..♪

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2019年05月17日
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人生のある局面を、鋭く鮮かに切りとっていきます。
短い・・・
故に・・・
起承転結がイメージできなければ途中で読むのを止めたくなる・・・・
最後に何が起こるのか?わくわくさせてくれるのが妙に気持ちいい・・




【短編小説】 天皇死す時 ●第七章 ◆孤立とゆう人質

「ドドド~ン」

大型乗用車が犬山橋の中央に差し掛かった時、先導していたパトカーの目の前が轟音と共に白い煙が立ち上がった。

「何事だ!今の爆発音は!」

大型乗用車の直ぐ前を覆面パト”レジェンド”に乗って走行していた今回の現場責任者、大野警部が無線機に叫んだ。

「こちら先導者の桜井です。岐阜県側橋げたが爆破されました。橋自体は大丈夫と思いますが、これ以上走行できません!」

車の行き先の岐阜県側の橋げたが盛り上がるように破壊されたが橋自体は崩壊しない程度だった。

「ドドド~ン」

二度目の爆発音が愛知県側の橋げた付近で又も鳴り響いた。
大型乗用車とパトカー数台、それに白バイ4台が橋の中央付近に孤立した。

「警部!右前方を見てください!」
白い煙が薄くなり始めた頃、先導車を降りた桜井に迷彩服に身を包んだ大柄な男がゆっくりと近ずいてくるが武器は一切所持していなかった。

「なな何なんだ!お前は!」

「責任者と話がしたい、誰かな?」
大柄な男とは今回の計画の首謀者栄次郎で、6~7人の警察官に銃を付きつけられている中平然と無線機を渡され大野警部にこう話しかけた。

「今から我々の実力を見せるので反撃などはしないで欲しい。」

栄次郎は先導パトと最後尾パトの乗務者を全員降りるよう促した。
降り終わったのを確認した後、栄次郎がゆっくり右手を上げた。

異様に鈍い発射音が連続に鳴った直後数秒で二台のパトカーには対物スナイパーライフルでの大きな貫通弾創ができ、かなりのダメージが伺える。
大野警部以下全員が仰天、顔面蒼白で見ていた。
その後栄次郎は上げた右手を二回した。

前方の岩山山頂にある廃墟旅館の窓からその合図で、M72ロケットランチャーを構えた大松海曹長が引き金を引いた。

「パシューン!」続いて「パシューン!」

窓から白い閃光と共に煙が尾を引いた。
「ドカ~ン!ドカ~ン!」

爆発音が鳴り響いた直後にパトカーは原型がない程破壊され、災に包まれた。

「大野警部、あなた達は今から我々の指揮下に入ってもらう・・。」

Pixabay:フリー画像/動画






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Last updated  2019年11月11日 15時58分18秒
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