アメリカ人の日本大冒険

大台ケ原

大台ケ原  July 29, 2006

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年中400日間、雨が降ると言われている大台ケ原へハイキングをしに行ってきましたが、晴れ男がグループに
入っていたお陰で、今年だけは399日間雨が降ることになりました。三重県に近い奈良県にある大台ケ原は、
雨がよく降るということで、レインフォーレストの様に緑があふれる場所です。天気は大変良かったが、
その様に晴れると自然は非常にきれいです。


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竹の様な雑草がカーペットのようにきれいに地面を覆っている。それに、1,500m以上の高度に居るので、
涼しいことは涼しいけれど、日差しがきつくて、雲の動きが早くて手が届くと思うほど近い。

本当に雲はきれいだと思わせられます。

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秀ヶ岳という展望台で、写真で伝われない雲の美しさ、山々の「深さ」があって、とてもきれいな景色になっている。

そこからお庭のような階段になり、どんどんと山を登ります。
その山の天辺だと思われるところで、沢山の白くなった木々が倒れてあり、木の墓地のようになっています。これはまた違う意味で美しい景色です。


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これは正木ヶ原というところです。
どうやら、昭和50年代の超大型台風のせいでその辺の気が倒れたとのことでした。


そこで、ご近所の方々と出会いました。

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さすがに奈良の鹿より野性的だったけど、あまり私達を恐れずにいてくれて、たっぷり写真をとらせてもらった。
まるで、ポーズをしてくれていたほど、良いショットを撮れた。


お庭のような階段が下ってまた森の中へ。

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途中、牛ヶ原というところで、神武天皇像があります。(何故か)

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そこから、絶壁があり、こんなにきれいな景色が見える。

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きれいはきれいですが、その場所事態は怖くて、なかなかぎりぎりのところまで進めなかった。狭いから、人にぶつかって
バランスを崩れそうなところでした。


そこで添乗員がこう言いました。
そのままでコースを続くと、非常に激しいアップアンドダウンコースになるので、できないと思う人は「リタイヤーコース」という楽な帰りコースをとる選択がある。

何度も言ったから、意外と多くの人がリタイヤーした。うちの仲間の中でも
3人引退した。
僕はしんどくても、負けず嫌い(?)で、「せっかく来ているから見ないと損」という考え方をする人なので、
コース通りに行きました。

激しかった。

そのコースの写真をあまり撮っていないのは、何も観るものがなく、観る余裕がないから。


冬じゃないし、激しいコースを期待していなかったので、本格的なハイキングブーツではなく、
ティンバーランドの軽いハイキングでも使用できるブーツでいた。そのせいで足の裏が痛くて仕方がなかった。
イヤミのように大型じゃりのような固定していなかった鋭い石が沢山あったから、比較的に薄い靴底は便りにならなかった。

途中で、この川がありました。日本の山によくあるこの様な揺れる橋で渡れた。

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宣言通り、しんどくて、やっとゴールに着いたらビッチョリ汗になっていたが、満足感はかなり感じた。


景色はとてもきれいだったから、また今度、旅行会社が用意してあるまた別のハイキングコースが同じところにあるので、行ってみたいと思っています。その時も、この旅のために買った使い捨て合羽を使わなくて済むことを祈ります。

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