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山での休暇を終えて帰って来た。山の2日目、先日ホームステイして慶応大学で研究しているトーマスさんが新宿から中央線あずさでやって来たのを小淵沢駅でピックアップした。その小淵沢から佐久を通って小諸までが高原列車の走る小海線。日本で一番高いところを走るJRの路線である。列車は甲斐小泉を通って、別荘地や牧場のある甲斐大泉を通過する。途中の杜の中には美術館やしゃれたレストランや別荘やペンションが隠れている。甲斐大泉辺りではきっと鹿もみられるかもしれない。大泉の「八ヶ岳クラブ」のフルーツティはホッとする美味しさ。駅舎の前の「パノラマの湯」の露天風呂からは富士山が見える。そして次の清里駅でほとんどの乗客を降ろす。清里駅の前には機関車が展示されている。駅で自転車を借りてサイクリングするも良し(ただし八ヶ岳の麓は坂ばかり)、趣のある乗り降り自由巡回バスも巡っている。清泉寮、萌木の村、牧場通り、夏も動いているスキー場のリフト、森の別荘地に散らばるペンション等、遊ぶところはたくさんある。ひと頃の清里銀座といったにぎやかさは無く、少し落ち着いた避暑地になって来た。わたしは森の中に隠れているたくさんの美術館の中でも写真美術館のK*MoPAでゆっくり新進写真家の写真を鑑賞するのが好き。疲れたら牧場通りのマチスでケーキとお茶を。小海線、電車は清里の次は野辺山駅。途中にJR 最高地点が有る。林を抜けて高原野菜の畑の中を走る。実はここにも機関車は展示されている。牧場、野菜畑、ミルクプラント、国立電波望遠鏡。駅舎の横には高原野菜売り場。野辺山駅の近くの踏切で電車に出会った後、車でしばらく林の中を走ると、広大なレタス畑が開けるところで、キャンプ場の松林から突然、さっき出会った高原列車が谷の底からせりあがってくる。一瞬近寄り、早い早い、みるみる距離を離され列車はまた谷間に降りて消える。野辺山の次は信濃川上。小さな駅舎には駅員さんは1人。窓口には「○月○日はお休みします。」「切符はこの駅で往復買ってください。村にその一部が入ります」JRの広告に吉永小百合さん。同じ場所に立ってもこんなに素敵には写らない。列車はこの村の甲武信ヶ岳の源流から流れて来た山間を蛇行する千曲川を縫うように走り、今度は日本の原風景が残る山間の無人駅に止まる。佐久広瀬駅。写真の真ん中にポツンとある三角屋根の小さいのが駅舎。通学の学生はずっと上の畑の真ん中の農道(写真を撮った位地)に自転車を鍵も掛けずに置き、青葉もすがすがしい田んぼの稲の間の畔道を駅まで降りる。大自然の中で1人ポツンとワンマン電車が現れるのを待つ。目の前には涼しげな千曲川の流れ。列車は山間をただひたすらに走る。佐久海ノ口、海尻、松原湖、小海・・・・。山の中なのに海の付く駅名が多い。それぞれに観光地やスキー場やリゾート地を抱える駅を八ヶ岳の東の裾をぐるっと回るように列車は走る。さてその先の旅はまた後日。
July 22, 2014
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会食での続きの話しシャンパンも飲んで、お魚も出て、新しいワインが来て、お肉が出て口直しのシャーベットが出た後、デザートの前に、さっきから隣の部屋の方で演奏されていたバイオリンとアコーディオンのペアがやってきて、演奏してくれた。ぱちぱちぱちと拍手して演奏者が帰るか帰らないうちに、長女がボソッと話し始めた。またあほ話か?「日本だと演奏してもホテルのレストラン側が呼ぶんだから無料なのよね。でも外国だと演奏者が入って来ても絶対目を合わせちゃダメ。聞いちゃったらお金取られるから、聞こえていても聞こえていない振りをするんだ。演奏者なんていない風を装って反対側の人とおしゃべりしてなきゃお金を取られる」!!!いったいどんなレストランに入ったの?まさか3つ星以上のホテルのレストランではさすがにそういう演奏家は入れないだろうけど、結構普通にあるらしい。隣の次女の方を向いて、その様子をこそこそと実演して見せたので思わず吹いた。「花を売りに来る人もいるんだよね。1本差し出すから思わずもらえるものと手を出したらお金取られるんだよね。」絶対手を出しそう。次女も言った。「水だってお金取られる。イタリアで1人でレストラン入って、注文した後で水頼むの忘れた。出てきたスパゲッティが1人分にしたらあんまり多いので、びっくりしていたら、隣の席のおばあちゃんとおじいちゃんがこっち見ていたので、少し食べてくれますか?と言って分けたら、お礼にお水くれた。きっとお水注文し忘れたの悟られたのね。」さて日本では水も、演奏も、なんでもただ。そこで、おばさんは何でも手を出す。歩道でティッシュ配っていたって、わざわざ配っている人の前を通ってティッシュを貰うんだ。あれ結構テクニックいるんだよ。前を歩く人にくっつきすぎるともらえないことが有るから、もらう前はちょっとタイミングを見極める必要が有る。スキップして歩幅を整えるとかね。冗談。でもきっと初めて日本に来た外国人は絶対ティッシュには手を出せないんだろうな。その日のデザートに私の選んだのはお酒も飲めないくせにチーズ。写真の撮り甲斐が無い。だから、隣に座った夫が頼んだブリュレの写真。
July 16, 2014
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先週末、家族で会食をした。ロビーにこんな花が飾ってあるホテルで高い階にあるレストランの個室からこんな景色が見えた夕暮れ時こんな前菜から始まる。そこでの間抜けな娘達の思い出話。今年の初め、次女がロンドンにいる上の子を訪ねた時の話が出た。いつもはヒースロー空港に出向かない長女だが、その時特別にバディントン駅から迎えに行ったそうな。さて、出迎えられた次女とヒースローエキスプレス(ノンストップ特急)の切符を買ってホームで電車を待っていると、電車が入って来た。長女が先に乗り込んだ。スーツケースを持って後から乗り込もうとした次女に、誰かが聞いてきた。「この電車パディントンに行きますか?」親切に教える次女。すると、「プシュー」と音立てて、その電車のドアが閉まった。電車の中には荷物持ちに来た長女が手ぶらで乗っている。しかも、彼女の手には2人分の特急乗車券。切符の無い次女は荷物をガラガラ持って切符売り場にとって返し、新しい切符を買う。さて次の電車に乗ろうとするが、表示には「Relay(遅延)」の表示が付いた。電車は30分後。ヒースローまで迎えに行ったはずの長女は、手ぶらで出発点のパディントンに戻って、30分次女をコーヒーを飲んで待っていたという。「何しに来たの」と言う落ち。その話を食事をしながら聞いていた私。どこかで聞いたような話しだと思った。そうだそうだ、次女がまだ4,5歳の時。横浜駅のホームで関内駅に行くつもりで電車を待っていた。さて電車が入って来て、次女が乗り込む。一緒にいた友人の子が出遅れ、ほんのちょっとわたしの乗車が遅れた。電車のドアが「プシュー」と閉まる。ガラスの向こうに目をまん丸にして口をあんぐり開けた次女がいた。慌てて「次の駅で降りて待っていなさい」という私の声なんて、動きだした電車のガラスの中には聞こえっこない。次の駅(桜木町)で降りて待っていたけど・・・。次女の目の前で電車のドアが閉まることは良く有る事。次女が電車の中にいるか、外にいるかの違いだけ。
July 14, 2014
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山に来ても雨の日が多い。それでも昼間は晴れるから庭に八ヶ岳クラブで買って来たやまぼうしの苗などを植え、またまた網をかけて囲って鹿対策をする。この頃は山の家の設備投資は鹿対策に占める割合が大きい。敷地全体を網で囲んでいる家も増えてきているが、景観を重視すれば、やっぱり自然のままがいいかな、ということで植えた木の周りだけ、花壇の周りだけ囲む。そんな仕事の合間に、清里に出掛けて遊んで来る。さて撮った写真には何がどこにいるか?上の左、やまぼうしが咲く清里マチス。ケーキを選ぶ夫はどこか?その横、これは簡単。清里ファームに咲いているヒマラヤの青いけし。左真ん中の写真。走っている車からの写真で、スマホを望遠にしたのでボケボケだが、潜んでいるのは何?右下、見つける以前にこちらを見つめて離さないのは、清里ファームのパン屋さんでパンを買ってテラスで食べていたらねだりにやって来た猫。ぶどうパンも好きらしい。さて最後の右下の写真が一番難しい。車の前をゆっくり横切って草むらに移動したのは誰?庭仕事を終え、テラスで白樺の高い幹をのんびり眺めていたら、さあっと冷たい風が吹いて来た。木々がざわざわと騒ぎ出す。さっきまで鳴いていた郭公も鶯も鳴きやんだ。寝椅子を畳んで部屋に入れよう。今日も向こうの山から雨がやってくる。
July 7, 2014
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水曜日、山の家に来る途中、いつも鹿を見ることがある清里清泉寮の近くの野生保護区の原っぱで鹿の群れを見た。夕方の霧の中。春来た時よりも長く伸びた草の中に茶色いぴんとした耳を持った鹿の頭が見え隠れする。車を道路脇の駐車スペースに入れ、2mほどの板のシーニック展望台から見ると、いるいる、私の気配に気が付いた草に座っていて見えなかった小さい鹿たちがわらわらとあらわれる。全部で30頭?いや40頭もいるか?その後、山の家に着いて唖然とした。2か月前に6本植えた2メートルほどの白樺の苗木が途中から折られ、葉っぱが無くなり、揚句にその内の3本は枯れてしまっていた。鹿がやって来て届かない新芽を食べるために枝を折り、葉っぱを全部食べて枯らしてしまったのだった。鹿はかわいいか、憎たらしいか、そう話しながら別荘地内を車を走らせていると、霧の中から突然鹿が飛び出して来て道路を横切った。危ない危ない。明日はまだ残っている苗木に棒を立て、網をしてガードをしよう。そしてまた、写真機と双眼鏡を持って鹿ウォッチングに出かけよう。小さい写真はクリックすると大きくなります。
July 4, 2014
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久しぶりに、中山道の旅に復帰した。山の家を朝早く出発して、権兵衛峠を越えて木曽路の前回ギブアップした上松駅に車を置いた。今日の目標は17km歩いて、大桑駅から電車に乗ってまた上松に戻るというもの。午後から雨という天気予報が心配だが出来るところまで、行かれるところまで頑張りたい。寝覚ノ床、小野の滝、立町の吊り橋、須原宿の水舟、岩出観音となんといっても木曽川沿いののどかな山間の風景が美しい旅だった。途中で木曽の名物五平餅を食べ、季節限定の若葉の香りがすがすがしい朴葉団子6個を買った。6個を結えてあるのではない。6枚の朴の葉が同じところから出ている房で作ってあるのである。大桑駅についたのは1時半、JR中央線の普通は2時間に1本。まだ電車が来るまで1時間半ある。そこで3キロ先の野尻駅まで歩いて行程を伸ばすことにした。野尻駅に着く間に小雨がパラパラ。それでも何とか濡れる前2時半ごろ駅に着いた。無人駅舎の中には15,6歳の少年とがっしりした体格のお父さんらしき外国人が時間を持て余すように座っていた。しばらくしてから声をかけて見た。「Where are you from?」それからは、夫と私と4人でそれぞれが今日歩いた道のりと明日の予定、私たちがすでに歩いて来て、彼らが明日行く鳥居峠と奈良井宿の情報、彼らが今日歩いた馬籠、妻籠の様子などなどの情報、これからの日本旅行の予定とか、互いの地図を見ながら話が弾んだのであった。この頃の外国人は日本旅行といっても、京都や奈良の観光名所だけでなく、中山道を歩いて見たり、高野山の宿坊で宿泊し、朝行に参加したりと、私たち日本人も体験しないようなことを体験旅行するのがガイドブックに載っている流行らしい。まあまあ、一献どうですか。なんてお酒じゃないけれど、夫がさっき買った朴葉団子の束をおもむろに取り出し、1つずつ彼らに手渡した。面白そうに見ていた2人であったが、その、アニメに出てきたトトロが雨の日傘の下からそっと取り出し皐月に手渡したお土産を思わせる包みを開け、朴の葉から出てきた餡子入りのお団子を面白そうに頬張った。「うん、おいしい、なかなかいける」私たちは同じ松本行の電車に乗って、私と夫は車の置いてあるは上松で、彼らは今日の宿のある木曽福島で降りた(はず)。先に降りた私たち、「いい旅をね」と挨拶すると「楽しく話せてよかった、面白い経験をありがとう」と、ちゃんと席から立って握手して、電車の中からもホームの私たちに手を振ってくれた。オーストラリアから来たYou達であった。この日記は今、雨の音を聞きながら、山の家で新しい慣れないノートパソコンでスマホからデザリングしながら書いている。はたしてちゃんとUPできるのだろうか。
July 3, 2014
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