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出演者:松本潤
(私がこの地に舞い降りたのは・・・まだ寒さの厳しい2月だった。
この地で、すばらしい1ヶ月を過ごすことになる。)
「転校生の、牧岡雪菜さんだ。みんな仲良くするように。」
(みんなが、私のことをいろいろと言っている。)
「じゃあ、松本の横に座って・・・。」
(松本?私は、それが誰だか分からなかったが、空席は1つしかなかった。私は、その席に着いた。)
「よろしく。」
(松・・・本くんが、笑顔で声をかけてくれた。)
「あっ、よろしく。」
(1週間が過ぎ、クラスにも馴染んできた。)
「宿題やってきた?」
「うん。」
「見せてくんない?」
「いいよ。ちょっと待ってね・・・はい。」
(頭は悪い方じゃなかった。だから、松本くんによく教えてあげていた。)
「いつもゴメンね。宿題、見せてもらうばっかりで・・・。」
「いいよ。」
「そのお礼と言っちゃなんだけど・・・今度の日曜、どこか行かない?」
「えっ?今度の日曜?」
「ダメ?用事でもあるの?」
「ううん、用事なんてないよ。」
「じゃあ、いいの?」
「うん。」
「どこにしよっか?どこ行きたい?」
「遊園地。遊園地、行ってみたい!」
「遊園地・・・行ったことないの?」
「えっ?どうして?」
「だって、さっき、“行ってみたい”って言ったから・・・。」
「そんなこと言った?」
「言ったよ。」
「言ってないよ。」
(そう、さっき、私は確かに“行ってみたい”と言った。
・・・遊園地なんて生まれてから一度も行ったことがなかった。)
「そうだ!私、お弁当作っていくよ。」
「本当に?」
「うん。あっ、でも、あんまり期待しないでね・・・。」
「楽しみだなぁ・・・。」
<日曜日>
(今日は、潤くんとの初めてのデート。私の人生でも初めての・・・。)
「お待たせ。行こうか。」
「うん。」
(私たちは、遊園地で思い切り遊び、お昼は、私が初めて人のために作ったお弁当を食べた。
潤くんは“おいしい”と言って食べてくれた。)
<夕方>
「送っていくよ。」
「えっ?いいよ。」
「ダ~メ。こんな暗いのに、女の子を一人で歩かせるなんて出来ないよ。」
「じゃあ、お願いしちゃおうかな。」
「うん。」
(夜の道を好きな人と歩くって、こんな感じなんだ。そう思っているうちに私は、潤くんの手を握っていた。
潤くんも強く握りしめてくれた。)
((家の前))
(つないだ手が、少し汗ばんでいるような気がした。)
「家、ここなの。」
「すごいなぁ。お城みたいな家じゃん。」
「そう?・・・じゃあ、ここで・・・。」
「うん。」
「気を付けて帰ってね。」
「うん。また、明日・・・。」
(私が住んでいる家は、もう誰も住んでいない家で・・・。部屋に入ると、カレンダーが置いてある。
2月だけしかないカレンダーが・・・。私が過ごした日に×印がつけてあるカレンダー・・・。)
「あと・・・2週間か・・・。」
(初めてのデートが終わってから、1週間が過ぎた。)
(2月最後の1週間、私は、頻繁に倒れるようになった。)
「雪菜ちゃん、最近顔色悪いけど、大丈夫??」
「うん。ちょっと寝不足だから・・・かな?」
「無理しちゃダメだよ。」
「うん。」
(潤くん・・・。すごく心配してくれている。潤くん・・・ごめん・・・。)
(2月最後の日。私は、学校を休んだ。)
『ピンポーン』
「誰だろう?」
(訪ねてくる人なんて・・・と思いながらも玄関に向かった。)
「はい。」
(ドアを開けると、蛍くんがいた。)
「潤くん・・・。どうして?まだ学校のはずじゃ・・・。」
「心配で・・・。雪菜ちゃん、ここ1週間顔色悪くて、心配だったから・・・。」
「心配してくれて、ありがとう。・・・あっ、入る?」
「うん。」
(私は、すべてを話す決心をした。)
(( 部屋 ))
「潤くん・・・。私、隠していたことがあったの。」
「えっ?」
「私・・・。人間じゃないの。」
「人間じゃないって?!」
「私・・・幽霊なの・・・。」
「幽霊?!」
「私・・・3ヶ月前に、事故で亡くなったの・・・。」
「・・・・・。」
「でも、一度も恋とかしたことなくて・・・。そしたら、天使様が悲しそうな私を見て、神様にお願いして
くださったの。1ヶ月だけ・・・1ヶ月だけ、私のために時間をくださったの。それで・・・。」
「じゃあ、俺のこと、騙してたのか?」
「違う。そんなんじゃないよ。」
「だって、そうだろ!」
「違うよ・・・。」
雪菜の瞳からは、涙が溢れ出していた。
「・・・じゃあ、今日が、最後の日ってわけか・・・?」
「うん・・・。」
「俺の気持ちは、どうなるんだよ!雪菜ちゃんのことを好きになった・・・俺の気持ちはどうなるんだよ!!」
潤の瞳からも、涙が溢れ出していた。
「潤くん・・・。でも、私が・・・私が天界に戻ったら、私がいた時間、元に戻るの。だから・・・私がいた記憶は、
みんなの中から消えてしまうの。私の中にだけ・・・思い出が残るの。初めて潤くんにあった日のこと、
初めて潤くんと遊園地でデートしたこと・・・、全部、すごく大切な思い出として・・・私の中に残るの。」
「そんなの・・・そんなのずるいよ。俺の中からは、雪菜ちゃんの記憶が全部消えてしまうなんて・・・。」
「ごめんなさい・・・。」
「・・・・・。」
雪菜の体が、うっすらと消え始めた。
「あっ!?」
「もう・・・時間だ・・・。潤くん、楽しい思い出、ありがとう。さようなら・・・。」
「待って!俺の中には残らないかもしれないけど・・・もう一つ思い出を持って帰って。」
と言って、雪菜にKissをした。
そして・・・しばらくして、雪菜は消えてしまった。
「あれっ?俺、何してんだろ?なんで、泣いてんだ??」
潤は、雪菜が消えてしまってからは、普通の・・・今まで通りの生活に戻った。
「やっべぇ~、また宿題すんの忘れちゃったよ。誰か見せてくれよ。」
<放課後>
「おい、潤。カラオケ行こうぜ。」
「おぅ!」
潤は、友達と一緒に街を歩いていた。
そして、一人の女の人とすれ違った時、振り返って、彼女を見た。
「なんだ、潤。知ってる人か?」
「いや・・・。」
と言って、また前を向いて歩いた。
・・・その女の人は、潤の方を見て言った。
「ありがとう・・・潤くん・・・。」
**************感想**************
キャ~!!
ホントに作ってしまったよぉ!松潤主演の小説ww
なんか、コレは・・・ハつ゛ィ!!><
こんなの作るんじゃなかったぁ!(後の祭り・・・
良かったら感想を・・・
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