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2005年08月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 街中で携帯電話を見かけない日はないと思います。さまざまなメーカーから、さまざまな機種が発売され、新旧も含めかなりの種類が出回っている事と思います。そうした携帯電話は、扱っている通信会社のよって分ける事ができますが、さらに大きな分け方があります。それが通信方式による分類です。

 大手3社のうちNTT DocomoとVodafoneは、W-cdmaという方式を採用し、KDDIのauは、cdma20001xという方式を採用しています。このcdma20001xの中で、cdma20001x EV-DOと呼ばれる方式は、800MHzと2GHzの周波数帯を使用しています。この周波数帯は、心臓のペースメーカーや除細動器の正常な作動に影響を与える事が懸念されています。

 携帯電話の送信出力を最大にしてペースメーカーや除細動器に近付けると、機器類を制御するペーシングパルスに影響が出るとされ、正常な作動を阻害する危険性が指摘されています。病院内で精密機器類に影響を与える事から携帯電話の使用を遠慮するよう書かれた張り紙は、病院内のいたるところで見る事ができ、広くしられた事となっています。その中にあって800MHzと2GHzの周波数帯は、機器類の発する周波数帯に近い事が、より危険性を高いものとしていると考えられるのです。

 今回の調査結果では、影響を与える医療機器と携帯電話との距離は、800MHz帯の場合が8cm、2GHz帯の場合が1cmとなっていました。電磁波は空気という絶縁体の中では驚くほど減衰し、距離の2乗に比例すると言います。現在出されている指針では、医療機器と携帯電話の距離を22cm以上離すとされていますが、充分妥当な指針という事が伺えます。実際の環境下では、電磁波の反響や共鳴など、多くの事が考えられるかもしれませんし、エチケットとしても病院内では使用を避けたい、電源は病院に入る際に切っておきたいものです。





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最終更新日  2005年08月24日 07時49分48秒
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