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2018年12月17日
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カテゴリ: 食事
 子供の頃、深海の生き物を描いた図鑑を見るのが大好きでした。普段、見掛ける海の生き物とは明らかに違う形態をしたグロテスクな深海魚に大いに興味を惹かれ、実際の海の中ではどのように動いているのだろうと尽きない想像を掻き立てられていました。

 図鑑には所狭しと深海の生き物が描かれていたのですが、実際はそこまで過密に棲息している事はないにしても深海は豊かな生命の宝庫だともいわれます。

 かつて深海は大きな水圧と低い水温、光さえも届かない過酷な環境である事から、生命は存在しないと考えられていました。その後、探査技術の発達によって深海の様子が知られるようになると、深海はそれまで考えられていたような何もない場所ではなく、豊かな生命に溢れた環境である事が知られるようになってきています。

 漁業の発達や漁具、冷凍や運搬技術の進化も深海を身近なものとしてくれていて、サクラエビや甘エビ、ズワイガニやタラ、キンメダイ、白身魚のフライでお馴染みとなっているメルルーサなども深海魚の仲間であり、日々の生活の中でも深海との関わりを感じてしまいます。

 そんな深海のさらに下、海底を2500メートルも深く掘り下げた地下に、数十万年から数百万年にわたって存在し続けてきた広大な「生命体の森」がある事が米国地球物理学連合の会議で報告されていました。

 地底の極端な高温高圧に関わらず豊富に存在している生命体は、これまでその存在が知られておらず、地下深いところで何も摂取する事なく岩から放出されるエネルギーを取り入れるだけで生命を維持し、緩やかな動きをしながら存在していたと考えられています。

 「ディープライフ(深部地下生物)」とも呼ばれた生命体の中には、海底の熱水噴出孔の中で発見された121度もの高温の環境下でも増殖する事が可能な「超好熱菌」の一種である可能性があるものも含まれ、地底深くに広がる生命の森は地表よりも多様な遺伝子に満ちている可能性も示唆されています。

 地底深くの多様な世界といわれると大いに興味を引かれてしまいますが、簡単に見に行くという訳にもいかず、未知の生命体となると新たな脅威を秘めている可能性もあり、当分は研究レポートを眺めるだけとなるのかなと思ったりしています。





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最終更新日  2018年12月17日 08時22分44秒
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