2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全29件 (29件中 1-29件目)
1

今日はトラットリア・マッシの田中夫妻の友人が営むカフェでおもちつきをすると言うので参加させてもらうことに。古い家を改装し、家具職人であるオーナー自身が作った家具でコーディネイトされた空間は、めっちゃおしゃれ!!私達が着いた頃にはもう始まっており、すぐにダンナもやらせてもらう事に・・・よいしょ~の掛け声とともに、最初はおっかなビックリでやっていたけどだんだんのってきた♪そして、今度はギャルに囲まれて丸める方へ。他にも常連客の英語教師の方もきていて、超インターナショナルな会となりました。家に帰ってもお腹はすいてないので、9時頃まで待って年越しそば。それから近所のお寺へ両親とでかけたが、早すぎて盛り上がりに欠ける。その後、2人だけで別の有名な神社へ行って年を越す事にした。ここは少し丘の上にあり、上り坂に露店がたくさん出ていて楽しい。ダンナは、老いも若きもこぞって神社へ向かうその風景に、先進国でありながら伝統を大事にする日本はすばらしい!と関心していた。本殿に着いた頃にはもう11時45分頃で、年明けと同時にお賽銭を投げようとする人で長蛇の列。警備員さんもいっぱいいた。するとどこからともなくカウントダウンが始まり、0の瞬間、みんなお賽銭を投げる、投げる・・・って私も投げたけど・・・真面目なダンナは危ないからと言って前まで行って投げていた。それからは露店めぐり。まずはタイヤキ(写真もダンナは撮っていた)、そしていかやき。裏で座って食べていると、前にいたおっちゃんが“ちょっといい?”って何かと思ったら、“どこの人?”、“イタリアです”・・・“いやぁ、鼻高いな、思て”て、そんだけかい!その後、シメに甘酒を飲み、少し冷えた体を温めて家に帰りました。しかし、ダンナも今日はいい経験をいっぱいさせてもらったなぁ~。ダンナはもちろん、私も久々で楽しい年越しでした!
2004.12.31
コメント(0)

今日も実家で過したものの、小ぜわしい1日。朝はお世話になった日本の歯医者さんにお土産を持って行き、お店を見て回る。家に帰ると、すでに姉と姪っ子3人が到着していた。去年までは、上2人は恥ずかしがって近寄る事もなかったのに登場した瞬間に、“これ、誰!?”と聞くと、“マッシー!”もう、これだけでダンナ感無量状態。そこから一緒に遊び始めた、ら・・・もう止まらない!全く、去年がまさに嘘のよう。“一緒に折り紙する~?”と姉が言うと、“するー!”と3人とも張り切って折り紙を広げた。実際に自分でするのは初めて、しかも、姪っ子と一緒とはダンナ更に感激! “違う”、“こっち”と姪っ子と日本語で何とかコミュニケーションをとりながら、まずは鶴を作ってみる。そして、3羽の鶴、完成の記念写真!それから、手裏剣、犬、ボールを次々と完成させてゆく。姪っ子は、ダンナが外国人という事も知りつつも、平気で大阪弁でガンガンしゃべっていくのが、また面白い。でも逆に、簡単な単語で文が短い子供の会話はダンナには分かり易いらしく結構分かり合っているのがスゴイ!姪っ子もダンナも惜しみながら、友達の約束の為に出かける事になったが玄関先まで追いかけてきて“バイバーイ!!”と見送ってくれた姪っ子に、ダンナ、もう嬉しくてたまらない様子。それからフィレンツェの友人でたまたまこっちに帰っているふじこさんとヴィオラクラブの会長さんとお茶を飲み、またお店を回って家に帰ると・・・?あれ、さっき買った桜柄の小皿食器の袋がない・・・あ!!帰る前に立ち寄ったトイレに忘れた・・・うちの両親一斉に“アホやなあ~”に、ダンナも“アホやなあ~”・・・て、アンタが私に持たせるからやん!!すぐに戻ったのにトイレにはもうなく、届出もなかった・・・(涙)今日の夕食は手巻き寿司。大好きなうにやまぐろもいっぱい食べて昨日のかにの残りの味噌汁も絶品!ダンナも私もお腹いっぱい。仕上げは湯豆腐。はぁ、日本に帰って来たって感じ!それからまもなく、お土産を渡しに近所で友人の営む、その名もダンナの名前がついているトラットリアに行く。ここでもおしゃべりは尽きず・・・帰ったら1時半。実家近辺から全く動いてないのに、本当に盛りだくさんの1日。ふとんに入ってから、“今日は何が一番面白かった?”と聞くと“折り紙”と満足そうに言っていたダンナ。今日もいい夢みれるな、これは。
2004.12.29
コメント(0)
2回の乗り継ぎ・移動時間合計18時間の末、ついに日本に到着しました!パリでANAに乗り換えてからは、日本の新聞・雑誌を読みあさり、個人TVでゲームに興じて、結局2時間しか寝れず。しかし、イタリアから帰省するのも3回目、やっぱり少し慣れてきたんかな?日本に着いても、年々違和感が少なくなってきている。家に帰ったら、鉄板焼きの夕食。たらばカニと、久々の砂ずりの塩焼きが美味しかった・・・
2004.12.28
コメント(2)
朝・・・当たり前やけど、電気はなんとか戻っていた。しかし、そのおかげでよく寝たな~・・・午前中は、ロベルトの家へ。後でやってきた弟のパオロと両親に挨拶に。おしゃべりは尽きず・・・またもや、おばあちゃんの我慢の限界・12時半が近づいてきたので、足早に家へ帰り、昨日の残りのパスタとサラダで昼食。そして即行荷作りをして、ルチア以外はフィレンツェへ。私達は家へ帰ってから、即行日本行きの準備。山でもらった日本向けのお土産もあるし、細かいけど忘れてはいけないもの・・・冷や汗もんで、イタリアの運転免許に変更するときに大使館に没収された日本の免許証のコピーも持ち帰って、再発行しないといけない事を思い出した!それから、私がいない間にフィレンツェにやって来るお客さんが使うアパート、語学レッスンの先生の連絡先も控えないと・・・あ、それから・・・と何やかんやしてると、7時ハンすぎ。ダンナ実家で簡単な夕食。彼らも去年の旅行(本編・ダンナ家族と日本旅行、参照)のことを思い出している。そして、マンマとその友達からのお土産リクエスト。でたでた、Porta fortunaとマンマが言うのは、お守り。交通安全用と、健康用と、恋愛用?そんなんあったかな~、なかったら、一般的なやつで勘弁してね・・・。それから、デザインが凝ってるボトルのの日本酒、キーホルダー、携帯ストラップなどなど。紙1枚に説明書きと見本がくっついてるのは上の階に住むご家族から。なにやら、日本で流行っているカエルのキャラクターがありそれは日本でしか手に入らないから、何でもいいからそのキャラのグッズを、と。FROG STILEというらしいが・・・どなたかご存知ですか?ま、行けば時間もあるし、何とかなるやろう。そして10時半に帰宅。帰り道、2人ともなんか緊張してきた。顔を見合わせて思い出していたのは、過去2回の日本旅行。1回目は私が大学入学・ビザ手続きと資金を稼ぐために3ヶ月長期帰国。私が発つ前は、“あなたはもうここに家族がいるようなもんだから、皆待ってるから”とマンマに言われて涙のお別れ。ミラノ発だったのでダンナも有休をとってマルペンサまで見送ってくれたが、ここでも涙、涙・・・。それから2ヵ月後、まだ結婚もなにも決めてはいなかったけどうちの家族に会いたい、とダンナが10日間だけやってきた。真剣に付き合っていると言っても信じていなかった父も、彼に会った瞬間に180度態度が変わった。2回目は結婚後、ダンナ家族も一緒。しかし、私は東京で仕事があったために1人で2週間ほど早く出発した。で、今回3回目・・・そう、初めて2人一緒に出発して2人一緒に帰ってくるのです。何て事はないようで、私達にはとても感激な事・・・。家に帰り、最後のチェック。忘れ物はないかな・・・?実家にPCがないので姉・兄宅に行った時にでも日記の更新とコメント・BBSのチェックはできるだけするようにします。皆さん、良い大晦日、お正月を!
2004.12.26
コメント(0)

まずは昨晩のお話から。例によって例のごとくローマのロベルトも山に来ているので彼と彼のいとこと4人でピアンカスタニャイオの行きつけのレストランへ。例によって例のごとく、飲んで食べてしゃべって・・・それからこれまた恒例のフィアッコレ(日本のどんと焼き?いやいや薪を組んで火が町中のあちこちにともる?燃える?)を見にアヴァディア・サンサルヴァトーレへ。11時半に着いたのだが、もう火はかなり燃え尽きていて、フィアッコレ自体はイマイチだったのが残念。とはいえ、街はきれいにライトアップされ、大勢の人が詰め掛けて賑やかだった。大好きなヴィン・ブレ(ホットワイン)が奉仕で配られるので2回も立ち寄ってゴキゲン~♪去年は12時のミサにも出たのだが、正直辛かったので今年はなし。1時前には、おとなしく家に帰りました・・・・・・朝!“クミ、プレゼント開けるぞ~!”のダンナのささやきで目覚める。こっちでは持ち寄ったプレゼントをツリーの下に置き、25日の朝に開けるのが恒例。中身は全部知ってるんやけど、やっぱ開けるのは楽しい!“来年はクミホ手打ちのパスタでクリスマスよ!”とダンナ両親からはパスタマシーン!引越してからは、打ちに打ちまっせ~(よく分からんが気合!)そして、こないだ選んだばかりのサングラス。おばあちゃんからはお小遣い。もらったものを皆身に着けたり、試したり、でやんややんやしているうちに10時。マンマとおばあちゃんは“大”昼食の準備に、私とダンナは親戚回りに行く事に。ここVivo d’orciaはシエナ県南部のアミアータ山ふもとの人口1000人ほどの小さな村。おばあちゃんは9人兄弟でうち7人が健在、6人がこの村にいる。つまり、村中親戚だらけ!3年前に初めて来た時は宇宙人を見るような目でお年寄りの注目を集めたが、年に5回は来ているので、すっかり慣れたようだ。どころか、実は結構有名人らしい、私・・・(あくまでこの村だけやけど)親戚の家に行く道中も友達や遠い親戚?やらと立ち話しながら時間は過ぎ、12時半!イカン!これ以上遅くなると、おばあちゃん怒る!ので小走りで家へ。地域や家族にもよるとは思うが、何でイタリアってのはこう食べる事に関してこう大げさなのか?6人しかいないのに、おばあちゃん1キロ以上パスタを打ち、大鍋いっぱいのラグーを仕込んでいた。見ただけでお腹いっぱい・・・。メニューはクラッシックにクロスティーニ、ラグーのタリアテッレ、詰め物をした鶏に、アンティチョークのスフォルマータ。最後はもちろん、プロセッコにパンドーロ。しかし、このパンドーロ、いつもと一味違う。チョコクリーム瓶付で、ドルチェに目がないバッボが“ラ、ラララ~!!”と切ったパンドーロ両面に塗りたくって皆に配る。あの、そんなに分厚くてしかもチョコこってり・・・しかし、“Forza(頑張れ)!”と励まされては食べるしかない。こうして、いつものようにいつものごとく、プランツォーネ無事終了。・・・お腹はちきれそう・・・その後、残った親戚回りをし、夕食はスープとフルーツ。雨と風も強くなってきたし、晩はいろんな映画もあるし、家でゆっくりする事に。おばあちゃんファンのボノーリスの“Affari tuoi”が始まったと思ったら・・・プツッと停電。すぐ戻ってきたが、またプツッ・・・と何回か繰り返し、それからは待てど暮らせど電気は帰ってこない。外を見ると、外も真っ暗。どうやら、村中ブロックアウトのようだ。マンマはもう寝るとベッドへ。最後の望みをかけて待つも・・・2時間経過・・・どないなっとんじゃい~!とバッボが電力会社に電話するも・・・“○○をご希望の方は1を・・・”のアナウンスが流れ、押していくも最後は“何も選択されませんでしたので・・・”・・・ツーツー・・・って・・・しかも、緊急24時間対応の番号なんやけどな~“あとで文句言っても、クリスマスですからって平気でいいそうやなぁ~”とぼやくのみ。すると、パッと電気がついた!・・・と思ったら、やっぱ消えた・・・“ようやらんのや、奴らは・・・”と結局皆あきらめて11時前にはベッドへ。クリスマスの夜は、ロマンチック・・ではなく、仕方なくロウソクで過ごし、最後はフテ寝?ほんま、この国ったら、やっぱり侮れん!
2004.12.25
コメント(0)
今日はダンナが仕事から帰ってきたら、マンマとともにおばあちゃんの住む山へ出発。毎年クリスマスはここで過ごす。まず、昨晩発覚したボレッタの支払いで郵便局へ。お昼ごはん時の比較的すいている時間に行こうと思ったが、イブは早く閉まるはずなので、朝食後すぐ行ってみる。最悪の事態を想像していたせいか。思ったより早く済んでホ・・・。それからは昨日の洗濯物を取り込んで、アイロン三昧。日本にもって行くワインなんかのボトルをくるみ、山から帰って来た翌日の朝に出発のため、だいたいの服を出しておく。それからメールを書き、プレゼントの包装、山へ行く荷物を用意・・・と細々やっているともう昼過ぎ。冷蔵庫はもうほぼすっからかんなので残ったトマトで簡単パスタ。一腹してシャワーを浴びるともうダンナ帰宅。ホントはお付き合いのある人のHPにメリークリスマスの書き込みをしたかったんやけど・・・時間なし、という事でご勘弁を・・・なんで、ここで、Buon Natale!良いクリスマスを!(イタリア在住の方、食べすぎに注意しましょう・・・って言っても無理か)では、行ってきま~す!!
2004.12.24
コメント(0)
クリスマスまであと2日、日本行きまであと4日・・・午前中は日本にもって行く服なんかをみな洗濯機に押し込み、その間にそれまで溜まったアイロンがけ。午後はチェントロへ、1ヶ月こっちにいなくなる前にそうしても会っておきたかった友達に会いに行く。彼女も妊婦さん、現在5ヶ月目!いろいろあったのだが先週彼の家族の家に引越したし、高齢出産のための検査もほぼ終わり落ち着いていたので、私もとても安心した。で、こないだのエコーで男の子という事が発覚!すくすく元気に成長中だそう・・・フフフ、私も超楽しみ~♪それから仕事帰りのダンナも合流し、しばらく3人でおしゃべりし、5時頃にお別れ。日本からベビーグッズも買って帰ってくるからね~!さて、今日は家の前にスタジアムに寄らなくてはならない。うちの両親へのお土産を何にしようか・・・と迷ったあげく、ジムに通う彼らに!という事で、フィオレンティーナのTシャツに決定!スタジアム前のショップは人がいっぱいやったが、おそらく日本人の店員さんは、笑顔で落ち着いてテキパキ客をさばいていく。“こんなに客がいるのにキミ1人か!?”と怒って出て行った客もいたがそんなん、彼女のせいちゃうやん!?オマエが待てよ!と私とダンナはムカっときたが、彼女はそれでもマイペースに“Auguri!”と言う余裕まで。ダンナ・・・“やはり日本人は素晴しい・・・”そうさ、悪いけど、イタリア人店員みたいに客がいっぱいだからって逆キレなんて120%しないんよ、日本人は!さて、その後、スタジアム内のフィオレンティーナのCentro Coordinamentoへ。ヴィオラクラブ京都の皆さんとお付き合いがあり、今年の年間パスを代行購入した時に公式ファンクラブに配られる旗を年末にとりに来て、と言われていたのを引き取りに行く。これで日本に全て持って帰り、会合の時に全部引渡しができる。ダンナ実家にも寄って、バッボに預かっていてもらっていた昨日の書類一式も引取り、これでクリスマス前にやる事は全て終わったかな?・・・と思ったら甘くなかった。帰宅後、この書類を整理していたダンナ、“ノオォ・・・クミ、明日朝ちょっと時間ある?”・・・あるけど、何?・・・“今年中に支払いのボレッタ(振込用紙)がでてきた・・・郵便局行ってくれる?”え、また郵便局ですかい・・・仕方がない・・・でも本心行きたくない・・・(涙)
2004.12.23
コメント(0)

今日もマイホームネタです。前から日記を読んでる方は知ってると思うのですがフィレンツェ郊外の片田舎にマイホームを購入し、現在仮契約まで済、現在そこに住んでいる人はキアンティに1戸建てを購入しリフォーム中、その工事を進める為にも10月の仮契約で私達の購入金額の20%を支払い、彼らが将来の私達のマイホームに残している2つのローンのうち1つを今年中に私達が一括で支払い、引っ越す前の本契約でもう1つのローンを私達に名義変更+差額支払い、という形で話は決まっている。で、今日はその1つ目のローンの支払いの為、売り手のヴァンニーニさんと私達夫婦、ダンナ父とで銀行に行くのだ(あ~、ややこしい・・・)今回支払うお金は、今の家を購入する舅からうちの口座に振込み済み。で、ノタイオとも話をした結果、昨晩、普通の小切手でヴァンニーニさんに支払うのでなく、彼のローン解消の件という事で銀行為替手形を作りに郵便局に行く。が、郵便局は銀行とはいろいろ勝手が違い、銀行ではその場でできる銀行為替手形は中央事務所経由しか出来ないので、作成に4日かかると言う。それでは間に合わないと言うと、郵便局独特の名前のついた為替手形があり、でも銀行為替手形と同等だと言うので、それを作って今日銀行に行ったのだ。が・・・・銀行の答えは、NO!何でやねんって!もちろん受け取れるのだが、これを実際に銀行に支払った形にするのになんと稼働日で15日かかるって・・・どんだけ時間かかるんじゃあ~!ダンナが“郵便局は即日手続き可能って言ってましたよ!?”と反論するも銀行担当員は“それは向こうの言い分で、銀行のシステムでは即日無理ですよ”と郵便局は金融業をはじめて間もないからまだまだシステムが整っていない、実際銀行とシステムが共通化してないから、いつもこんな事が起こると文句を散々言われ、結局この銀行宛ヴァンニーニさんのローン(番号)解消用という振込みをするのが一番手っ取り早いという事になった。つまり銀行に行ったのも無駄足、昨晩郵便局に行って作った為替手形も意味なし。で、そこから郵便局に逆戻り。この時点で11時前になっていた。全てがうまく行っていれば、バッボが私達をチェントロで下ろして昨日ノタイオから48時間以内に警察に届けないといけないと言われた書類を提出するはずだった。警察の窓口、12時半までなんやけど間に合うんかなぁ?郵便局に着くと・・・見事嫌な予感は的中し、激混み。年末にやって来るボレッタの支払いで、口座持ってる人専用窓口もいっぱい。番号札をとって待つが、待ってる間に昨日作った銀行為替手形を自分達の口座に戻す手続きの書類を書いてしまおうと、通った係員に声をかけると“え・・・!?”とこの為替手形の存在をはじめて知ったかのような反応。“金融関係の責任者に聞いてきますので・・・”と近くにいたオバちゃんに。すると、“これは即日手続きでしますよ!どこの誰がそんなことを!”って言われて電話されても多分きっと解決しないし、万が一解決してもまた銀行にUターンはゴメンなので、“いや、もう払い戻しして銀行あてに振込む事にしたんで”とダンナが言うと、“あ、これ払い戻し不可能ですよ”・・・はぁ~!?昨日OKて言うたやん!しかも、手続きの書類にも可能って書いてあるやん!と言う間もなく“あ、ちょっと待って下さいね”てまた別の客の対応を始めた。で、違う人が“あ~、それねぇ?”と書類を見に来る。が、彼女もこの為替の事知らないし、何でイタリアの公共サービスの人ってぐちゃぐちゃに対応すんの?客1人に1担当、順にさばいていけばいいのに、いっつも、しかも知らんくせにやたらいろんな人が首を突っ込んでくる。ちゃんと答えをくれる人を1人よこしてくれたら、それでエエねんて~!!そうこうしてる間に私達の番号の番。一応窓口に行って返答待ちなんだけど万が一の可能性にかけて窓口の人にも聞いてみたが、やっぱり彼女もさっぱりで裏に聞きに行ったがちゃんと知ってる人がおらず、“ちょっと待ってて下さいねぇ”と、カウンターに置いていた2Lボトルのミネラルウォーターをぐびぐび飲んでるし、その横の窓口の担当は、お客さんから受け取った振込用のお札を数えながら携帯で私用のおしゃべりを続け(客は目の前で待ってる)、やっぱしゃべりながらじゃ数えられないので“後でかけ直すから”と言ってそのお客さんが終わった後、窓口でかけ直し。番号札もってまってる人が何十人といるのに・・・もう日本と比べる事は無駄とは分かっていても、こんな事日本ではあり得ん~と、もう笑いさえ込み上げてきた。そうこうしてる間にオバちゃんが別の女性にこの銀行為替手形の払戻し方法を教えている・・・ホラ、やっぱできるんやん(て書類に書いてあるし)責任者のくせに、ウソつくな~!と言う元気ももうなく、やってくれるんなら早くやってくれ、と祈りながら待つ。やり方は聞いたみたいだが、イマイチ飲み込んでない彼女・・・開口一番“実はこんな事やるの初めてなんですよね”ってそんな奴を回すな!こっちは大事な大事な超大金扱ってんのに!しかも、初めてなんですなんて客に言うか?間違った時の言い訳を先に言ってるようなもんやないの(って実際その為に言ってるに違いない)何とか、払い戻しは終了。その後、銀行あての振込み。これはさっきのオバちゃんから聞いてなかったらしく、“O mio dio...”って、神頼みか?普通の払い込みと基本的には同じと分かって安心してPCをパチパチ打っていたが“あ、銀行自体には口座番号がなくて全部0か9を打てば通るって銀行の人が言ってましたよ”と口座番号を打ち込む所の前にダンナが言ってやってんのに“ノオォ・・・”と過剰反応。で、0を打ち込むと通らなかった・・・“おいおい~!!”ってこっちがアンタに言いたいわい。“じゃあ9打ってみて”とバッボが言って、その通りにすると通った。だから最初っから0か9って言ってたやんかぁ~。なんとか終了したと思ったら、時刻はもう12時!警察が閉まってしまう!そこで車で近くまでバッボに送ってもらい、小走りで警察へ。ここは不幸中の幸いか、すんなりと提出が終わった・・・。ダンナ、“Basta,basta,quseto paese...il quarto mondo...”エエ加減にせい、この第4世界というこの国は、アンタの国ですがな・・・そういえば、こないだ“政治亡命ってどうやるんかな?”とぼやいていたので“誰がすんの?”って聞いてあげたら“日本旅行の時に実行しようかな?”ってアンタかい!うちのダンナ、妙な事を真剣に考えて綿密に計画するたちなのでちと怖い。ああ、ここまで読んでくださった方、お疲れ様!午後は無事にチェントロに行って、友人のメガネ屋に行ってダンナから私のクリスマスプレゼントとしてサングラスを購入。いかんせん鼻が低い私は憧れのプラスチックフレームは鼻があたる所にちょぼがない為にやはり無理やったけど、近いモデルでしっくりくるものを見つけたし、20%もひいてもらってゴキゲンでした。その後、私達の帰国後に結婚式のあるヨーコちゃんと会って招待状をもらう。こないだそうでもなかったお腹も(11月29日の日記参照)少しポッコリしていた。バールから出ると目抜き通りで偶然パレードがあったので、それとレプッブリカ広場の夜のツリーを少し見て、家に帰るともう6時。 今晩はお昼も遅かったし、お茶漬けサラサラで夕食をとり、こないだビデオでとった北野武志の“Dolls”を見始めるも・・・2人とも途中で寝てしまいました。
2004.12.22
コメント(0)
今日は、家族全員集合でノタイオ(公証人)のところへ。このマイホーム騒動、いろいろあったけれど、今私達が住んでいるダンナ名義の家は妹に名義でダンナ両親が買い取る形をとり、その売ったお金で私達の来年からのマイホームを買う事に落ち着き、今日はそのダンナ⇒妹の契約の日。しかし、家族間のものなので、私達が買う側の仮契約の時(本編・9月30日・10月1日の日記参照)のような緊張感は全然なかった。よって、私も正直あまりガッチリ聞くこともなく(だって疲れるし)分からなかったことをあとでダンナに聞いたくらい。これで、今年中に大きなことを1つ済ませた!という安堵感が。公的にはこの家、ルチアの家。で、私達は・・・?っていうと家なし!妹に許しをもらって居候させてもらっている状態(汗)もちろん、新居へ引越す来年の6月末までは何も変わらないんやけど何だか家に帰ると自分達の家でないような気がしないでもない。さて、その後はダンナも1日有休をとっているので土・日には殺人的に混んでいる、郊外の大型ショッピングセンターGigliへ。でも、やっぱりクリスマス前やから結構混んでるなぁ~・・・TVや新聞では、ここ数年のインフラで“貧乏クリスマス”と言ってるのも何かウソのよう。気分的にも疲れているし、とっとと目当ての商品を買いに行く。一応(ていうのはもはや財布も口座も共同なので)私→ダンナのプレゼントの、工具3点(電気ノコギリ・電気ヤスリ・電気穴あけ機←アレ?日本語変?)セット。クリスマス需要向けのセールで、来年からの家・庭関係に大いに役立つ、っていうのはダンナの弁やけど、具体的には何に使うんかな?ま、いいや、子供みたいに目がキラキラしてるし、男の趣味道具、という事で。これでクリスマスプレゼントも1つをのぞいて全て終了!唯一残ったダンナ→私へのプレゼントは、明日チェントロに行って見ま~す♪
2004.12.21
コメント(2)

昨日の雨とはうって変わって・・・予報とも裏腹に晴れてる。ならば自転車で、スーパーとイングリッドさんとこはしご。私が日本に帰ってる間、1月に長期滞在のお客さんがいるのでその支払いと注意事項など・・・っていうのは2分もかからず、いつものようにカフェを頂いてしゃべること1時間・・・おっと今日はそうもしてられないんだった!今日は市の英語講座の今年最終日で、簡単なパーティをする。女性はつまむもの、男性は飲み物、と先週誰が何とまでは決めずに終わってしまったが、きっと皆が私に期待してるもの・・・日本食。とはいえ、たいそうな事はできないので、ミニおにぎりを作る事にした。もうすぐ日本なので、残しておいた“おむすび山”もおにぎり用のりも惜しげもなく使ったる~で、ミニは私の大きな手ではできないし崩れやすくなるので、以前ユウキが置いていった型を使う。これが面白いようにパカパカできるのねん♪で、焼きたらこ、鮭わかめ、ゆかり、と3種の具で20個完成! しかし、今日はメンバーが少なく先生を入れて9人のみ。でも“ジャパニーズ・フードもってきたよ~”と言うと一斉に注目、そして開けた瞬間“わあぁ~!”ってそんな驚くもんでもないねんけどな~。ともかくこの歓声だけで作った甲斐がありました。“寿司じゃないよね?”“これ自分で握ったの?”“朝4時とかに起きたの?”って次々に質問が。この色とりどりの具は何?って言われても英語では説明不可能に近い・・・のでイタリア語で勘弁してもらいました。そして食べた反応は、“おいしい~!”と皆2個づつ食べてくれました。で、残ったものも、“もって帰ってもいい?”と、しかも今までちょっと感じ悪かったジョヴァンナというおばちゃんが言ってきた。日本語で何て言うの?って聞かれたから、“おにぎり”って言うと、“あ!吉本ばななの本で読んだ!”って。何や、日本に興味あるんやん~。(ちなみに吉本ばななはこっちでは結構有名で、新刊が出るといつも本屋に平積みで、売れ筋ランキングにも入ってます。私も日本語じゃ読んだことなかったけど、こっちでイタリア語で読んだくらい!)そして、Merry Christmas and Happy New Year!という事でお別れ。ホント!もうクリスマスまで1週間きったんや!早々と、1通目のクリスマスカードも到着したし。フィレンツェ大学時代のクラスメイト・ジェニファーから。ウェールズ在住の彼女、消印はおとといやのに、もう届いてる!クリスマス前やのに、イタリア郵便局もかなり頑張ってるや~ん!
2004.12.20
コメント(2)
今年最後のセリエAのホーム試合という事で、小雨が降っていて超寒かったもののババシャツに貼るホッカイロつけてスキー用の手袋とビーチ用のナイロン敷物も完備させて観戦に行ってきました!新聞によると、ミッコリ、ヨルゲンセン、ルパテッリは欠場で、リガノ・ポルティッリオのツートップの後ろにナカタ、という初のフォーメーション。それがいかに出るか?スタジアムはこんな天気なのに結構いっぱい・・・にも関わらず、異常に静か・・・と思ったら、クルヴァ・フィエーゾレにこんな横断幕が。“6 minuti di silenzio per 6 schiaffi di vergogna”“Voi senza palla noi senza voce”6-0で惨敗した、先週のミラノ戦へのファンからの沈黙の抗議だ。いつもは大声援の選手コールもなし、選手が入場してもシーン・・・が、試合開始数分後・・・“A-le,Viola-!!”と始まった。何故か私もホ・・・。こっちのフェンは熱くて献身的だが、怒らすと怖いのだ。しかし、試合前半、何かピリっとしない。鈍い動きに口笛や野次が飛ぶ。それに目覚めたのか、20分頃ポルティッリオが鋭角に鋭いシュート!が、ゴールポールに当たって外へ、スタジアムが久々に沸く!そして前半終了間際、ポルティッリオのコーナーキックからリガノが得意の頭で合わせてゴーーール!おお、こうでなくっちゃあ!今日はナカタもなかなか良い動きをしている。ここ数試合、ファンからもTV中継でも新聞でも結構たたかれてたから同じ日本人としては少し肩身の狭い思いをしていたのだけど、今日は“今日はジャポネジーノまぁまぁいいじゃない”と聞こえて、ホ・・・。後半、今度はファアールキック(って言うのかな?)でポルティッリオ自ら直接ゴール!このまま2-0でヴィオラ勝利!ポイントも22となり順位も真ん中よりも上になりました。試合は買ってよかったものの、体はもう限界近くマジで凍っていた。足取りも速く、家に帰る前に近所のおばあちゃん3姉妹バールでチョコラータ・カルダをパンナ入りで・・・ああ、体がほぐれていく・・・。家に帰ってからダンナはシャワーを浴びていたが、こういう時はやっぱり湯船が欲しい~!こたつが欲しい~!!もうちょっとの我慢や~~!!しかし、ポルティッリオってスペインの若手では超期待の星で現在もレアル・マドリッドからのレンタルで、ダンナは今年限りかもって言うが、それは惜しい、惜しすぎる・・・プレイのもそうやけど、かっこいいねんもん♪っていうか、かわいい・・・髪の毛もツンツン立っちゃってまだシーズンが始まる前、彼の事を全然知らない頃、スタジアムから出てくるのを偶然見たのだが、超かっこよかった!できれば、もう1回だけでもナマを拝ませて頂きたいものだ。(こういう文章を書いてしまうあたり、年を感じる・・・汗)
2004.12.19
コメント(0)
今日はクリスマス前の最後の週末、つまり家で過ごす今年最後の週末。って事で、否が応でも大掃除です、ハイ。っていうか、カビ事件発生以来、ペンキ塗ってから、と言いつつ結局先週までできなかった寝室は、とんでもなくヤバイ状態になっていた。で、昼ごはん後2時から6時半まで家の隅々までみっちり磨き上げました!ダンナのお気に入りは、エッセルンガのポイントでGETしたVapori Jet。蒸気のパワーで落ちにくい汚れが落ちたり、布製品などもフレッシュアップする優れもの。私は最近使い始めたVIACALという水回り専用洗剤。最初使った時は、今まで落ちなかった水アカが魔法にかかったかのようにボロボロおちて狂喜乱舞で風呂・トイレ掃除に没頭した。いや~、しかし、寝室の埃はスゴかった。疲れ果てたけど、やっぱりキッチリ掃除すると気持ちいいねぇ~・・・ってもっと頻繁にやれって?来年からね、来年からもっと頑張って主婦業します!(一応宣言)
2004.12.18
コメント(4)
先週あんなにいい試合したのに、今晩も最悪でした、ハイ・・・なので書くのももうエエわ・・・という感じで、流れと強烈なミスを1つだけ披露しときます。今回の対戦相手は、練習を見ても、余裕で勝てそうな相手。まさに、うちの最も悪いクセ、なめてかかって余裕かましすぎて負ける、それを絵に書いた餅のようにやってしまいました。1セット目落とした後、“勝てると思って余裕かましすぎ”って言っても皆それがまた恥ずかしいらしく、イヤ、ミスが多かっただけと言うが、そのミスは気の緩みからきてるんやってば・・・ま、ええか。2セット目は逆に負けられない焦り?から地に足つかない感じ。で、1回ミスすると、もう動揺しまくり。最後19-24から私にサーブが回ってきたが、ミスだけしないように(ミスしたら負け)頑張って、みんなも頑張って23-24まで追い上げた。向こうも焦っている。このままいけば・・・!って所で、ハゲがとんでもない事をやってのけた。レシーブが高~く、ポジション(センター)にいたハゲの真上に上がった。セッターのススムもさすがに行かなかった。誰も何も言わなかった。だって、超真上、天変地異が起こったってハゲがとるはず、が・・・ちょうどハゲの頭上1mもないところにボールがきたところで、クルって振り返って、よ・け・た・・・会場全体、シ~ン・・・の後、ロレンツォ、ブチキレ“Vafan○lo!!Ca○zo!!○△×~!!!!”相手チームも目を一瞬疑ったみたいだが(いや全員目を疑った)歓喜爆発!ロレンツォはマジですごい汚い言葉を叫び続け、ルカは“何で何も言わないんだ!セッターに行かせるならそれはそれでボールが上がった時にどいてススムを呼べば全然間に合ったのに、○△×~!”・・・ハゲ、真顔で半泣き。目がウルウルきてるで~マジか~!?“どんまい、皆もミスしたからアンドレアだけのせいじゃないって”と思ってもないフォローをするほど、マジで号泣寸前。ヤレヤレ・・・。最後のセットはおかげで(?)1セット奪取して、1-2。しかし負けたことには変わりなし。今年最後の試合やったのに・・・。日本に帰省する間、2試合欠場するのがちょっと嬉しかったりして。だって、プレイで疲れるより、ストレスたまるだけなんやもん(涙)。
2004.12.17
コメント(0)
今日はHPで知り合ったお友達・ちっちょらさんがフィレンツェに遊びに来てくれた!実は10月末にも一度ダンナさんと遊びに来てくれたのだけど、今回はダンナさんが仕事関係で丸1日家にいないので、彼女1人で。彼女と私って、趣味から考えると(ちっちょらさん=手芸⇒私が一番苦手なもの、私=スポーツ⇒ちっちょらさんは全くしない)合わないような気もするけど、何故か妙に気があったりするのです。あ、でもそれ以外の食べること・旅行は一緒か!チェントロに着いて電話するも電波が届かないアナウンス、となればあそこ!と向かった先は、彼女のお気に入りのお店・スカンディナヴィア。北欧の雑貨・手芸用品のお店で、手芸はしなくとも見てるだけでウキウキする私も大好きなお店。入ると・・・かご片手に物色しているちっちょらさん発見!しかし、店全体がクリスマスムードいっぱいで、可愛いものがいつもに増しててんこ盛り!来年の引越しまで我慢、我慢。今買っても置くとこないし、モノが増えるだけだから。その後、先日友人に教えてもらった、ランチメニュー5.5ユーロというトラットリアへ。入り口に近い部屋も、語学学校の仲間?らしき日本人グループ、そして私達が通された部屋も、団体旅行?の日本人グループが。気にせずガーっとしゃべっていると、ちっちょらさんの目が一点張りになり、笑いをこらえている・・・見るのもどうかと思ったけど、こらえ切れず振り向いた私の目に飛び込んだものは!おばちゃんが姿勢を正して目をとじて、メイク直ししてもらっている・・・しかもトラットリアのド真ん中で!!おいおい~、メイク直しはトイレでやってくれ~と思ったけど、何で自分でやらずにメイクさん?あれ、もしかして有名人!?と私達がゴソゴソしゃべっていると、カメリエーレのお兄ちゃんが“あの人知ってる?女優さんらしいよ”・・・知らん・・・もしかして、最近ブレイクした熟年女優?兄ちゃん曰く、旅行代理店のCMスポットらしいが・・・やっぱ、知らん・・・。それからおしゃべりと買物は続き、仕事後にダンナも合流してバール、お店、おしゃべり・・・してる間に、彼女の帰りの電車の時間が近づき皆で駅に向かう。そこで目にしたものは・・・でた~!電車という電車、総遅れ状態!!インターシティ3時間遅れをはじめ、ユーロスターまで1時間~40分の遅れ。出発ボードにある電車は全部遅延表示が・・・。そこで考えて、40分遅れでもうすぐ発車するユーロスターに切符変更。したものの、時間になっても来る様子なし。で、ダンナが目ざとく更に前の電車で、今発車しようとしているユーロスターを発見、車掌さんに切符の変更をせずに(値段は同じはずなので)乗っていいか聞き、出発直前に何とか飛び乗る事ができた。ちっちょらさん~また来てね~・・・って、今度は私らが行けって?ハイ、できたらそうしますのでよろしく~♪
2004.12.16
コメント(2)
最近、遊びにいくようになったbotticinoさんのところで読んだ日記、そのコメントがいろいろ気になってしまった。外国人がイタリアに住む辛さはいろいろあるけれど、その中で一番悲しいこと:一言に言うと、人種差別的問題です。3年ちょっといる間、自分は幸運にも、そんな目にあったことはかなり少ないけれど友人でそういう目にあいまくってショックで食事も喉に通らないとかあったしクエストゥーラ(滞在許可をもらう警察)では嫌というほど、そういう場面に出くわす。私はイタリアが好きだし、家族・友人をはじめイタリア人でいい人もたくさん知ってるけどこういう話を聞いたり、場面を見ると、本当にQuel paeseに行ってくれ!という感じ。botticinoさんのところでは、こういう場面に自分があった時の対処は?みたいな事があって、それについていろいろ意見の交換があったわけですが、私もいろいろ思うけど、基本的にはbotticinoさんと同意見かな・・・理想というものがあって、皆それに向かっていると思うのだけどそこに向かう道はもちろんいっぱいあるし、人間は理性だけの生き物ではないから相手にそういう態度をとられたらムカっとするのは当たり前だしそこで同じような態度をとりかえしてしまうのも当然だと思う。本当はそれに対して、上品な言葉ですんごい嫌味とか言えたらサイコーなんやけどね。大事なのは、それはその場限りのこと、そういう態度をとった相手にだけ当てはまることで、それは自分がそういう馬鹿な人間になってはいけないと思い直したり、考えたりする事ではないかなぁ・・・自分がそういう事をしたり思ったりした事はないかと考えてみるとした事は自身では絶対にないと思うが、思った事は・・・ある。ダンナの幼馴染がイスラム教に改宗したと聞いた時は正直、ちょっとひいた。そして彼がモロッコでお見合いのような事をして結婚し、私達に紹介したいと会う時も、正直、ちょっと怖かった。でも、こんなご時世、こんな感情は差別でなく沸いて当然の感情と思うのですが・・・結局、彼女はベールをしっかりまとったイスラム!という人だけど本当にいい人で、自分が会う前にもった気持ちについて申し訳なく思ったのでした。私の結論としては(正直こういう話を深い考えるのは苦手)国籍や宗教やその他のことで人をみたり自分を表現するのでなく、あくまで個人のパーソナリティで人づきあいをしたいなぁ~と、人生楽しくいこうや~と、もちろんそんな事ばかりではないのは百も承知ながらもそう思ってしまう私でした・・・って、楽天的すぎ!?ともかく、こんな事を考えないでいられる生活をしていきたいな~と願うばかりが・・・あと2ヶ月でまたクエストゥーラに行かないとアカンのやった・・・トホホ。(去年2月(本編・旧日記参照)のような事態は、もうゴメンです)
2004.12.15
コメント(4)
♪も~いーくつねーるーと~ おーしょおがつ~♪私はふいに日本の歌を口ずさむ時がある。で、それに敏感なダンナ。“お正月!?”そうそう、お正月、こういう歌があるんよ~と続けて♪お正月には凧あげてコマをまわして遊びましょ早く来い来いお正月・・・♪それから私が1小節歌って、ダンナが繰り返す(なんか保育園の先生になった気分)で、意味を説明していると、“タコ、タコってpolpo!?”いやいや、そうではなて・・・“あげる・・・あげる・・・揚げる!?”・・・タコのフライ?いやいや、そうではなくて・・・ちょっと日本語を知っているので、同音異義語に面白いほどひっかかってくれる。“コイコイ・・・あの池にいた!?”・・・それは鯉です!来るっていう動詞の命令形、ホラ、不規則活用ってやったでしょ?“うーーん・・・そうそう、来ない、来て、来る、・・・アレレ!?”ともあれ、意味も一応分かったので、もう一度一緒にゆっくり歌う。♪もいくつね~るとおしょが~つ・・・のばすとこが違うから、あえへんっちゅうに!それから、もう一度言葉を繰り返してくれと言いながら、いつも会社に持っていっているメモ帖(これにたまに日本語で日記を書いて添削を頼んでくる。これが、面白い。またまとめてバラします)に歌詞を書いている。“ね、それ会社に持ってって、どうすんの?歌うん?”“うん、ちっちゃい声で、誰も事務所にいない時に”って口パク風に歌っている。頑張れダンナ、もう18寝るとお正月が来てまうよ~ん!
2004.12.14
コメント(2)
昨晩はおなかいっぱいすぎて寝付けなかったうえ、喉が渇いて4時半起床。ゴロゴロしているとダンナも同じく目を覚ましたようで、彼も水とトイレで起きる。これが5時半。そして、う~ん・・・とゴロゴロしてると・・・目覚ましがなる。ダンナ起床の6時半だ。私もいっその事起きてしまおうかと思ったけど、ダンナが寝とき、と言うので安心してそれからは爆睡・・・ありがとう、ダンナ様♪(←こういう時だけ様づけ)9時に再度目覚ましが・・・しかし、やっと寝れたのに起きるたくない~とモジモジしてると今度は電話が!・・・月曜の9時、これはきっと東京の代理店からか・・・と起きると“クミコ~、起こしちゃった!?”と甲高い声。あ、イングリッドさん、BuonGiorno~・・・。私はかっこよく言うと、飛行船というイタリア個人旅行の現地コーディネイターをしていて、イングリッドさんは、アパートを提供していただいている大家さん。個人旅行のお客さんの希望を叶えるべく、ネットやツテで料理教室をしてくれるレストランやイタリア語個人レッスンをしてくれる先生などいろいろ過去に探したり値段などの交渉をしたが(本編・旧日記参照)、実はいろいろ裏切られもし、その度に、“イタリア人とは仕事ができん!!”とかなりムカムカしてきたが、このイングリッドさんだけは違う(って彼女スイス人だった・・・でもイタリア人のダンナさんも信頼できる人!)。返事はすぐくれるし、正確だけど、いろいろ融通もきかせてくれる。で、お客さんが来たり、支払いに行ったりする度にお宅におじゃましてお茶のんでいつもおしゃべりも楽しませてもらっている。で、この間、“私達の行きつけのレストランに招待したいから!”と言ってくれた!しかも彼女ら夫婦、スローフード協会の会員で、ダンナさんのジョヴァンニさんもかなりワインに詳しそうやし、これまた期待で胸が膨らむ・・・そして今朝の電話で、“Tre Soldiって分かる?ほら、うちらの近所の映画館前の”それって、前を通るたびにダンナと“ここはイケてそう、今度来よう!”と密かに注目していた超小さいトラットリア。そこがイングリッドさん夫婦の行きつけとは、私達の目にも狂いはなかった!約束の8時半よりの少し早く着いた私達。いつも前を通るけど、初めてガラス戸から中をのぞく。“本日満席”のプレートと、L’osteria d’Italia 2004(有名なグルメ本)のシールが目をひく。これは確実にウマイに違いない・・・と胸がワクワク!そこでイングリッドさんとジョヴァンさんがやってきて、一緒に中に入る。入ったとたん、ボス風の人が“お~!”と駆け寄ってくる。どうやら、かなり常連らしい。入り口の小ささからイメージしていたより中は広く、思ったより上品な雰囲気。メニューを見ると・・・普段見慣れない料理がたくさんあって、迷う、迷う!“アンティパストはアッフェッタート(ハム等のスライスの総称)の盛り合わせでいいかな?”と、まずコレと水をオーダーし、ワインは詳しい彼らにオマカセ。“私のオススメを言わせてもらうとね・・・”と彼女が何点か教えてくれた中から私はお店の名前がついたペンネ、ダンナはじゃかいものラヴィオリをオーダー。ここのは格別だよ、と言ってジョヴァンニさんが言っていたアンティパスト、味見程度って言ったのに木のプレート2枚にフィノッキオーナ・ズブリチョローナとソプラッサータ、器にはサラーメ・コット。これだけで、テーブルもう一杯状態。他の2種は他でも食べた事はあるが、このサラミを玉ねぎとビネガーで煮たものが激ウマ!私の顔を見て、最後の1枚をジョヴァン二さんが私のお皿にのっけてくれた。続いてプリモ。このペンネ、いろんなアロマ関係で作ったソースが何とも言えない美味。“うう~ん・・・”とうなり目がうるむ私の顔を見ながら、ジョヴァン二さんがダンナに“クミホのこの顔に惚れたんだろ~”、ダンナはちょっとテレながら“Si”と答えていた。(私はどうもやたら美味しそうに食べるようで、OL時代会社の食堂で同僚に“アンタが食べるとこの不味いコシのないうどんも美味しそうに見えるわ~”と言われたのを思い出した)私とイングリッドさんはプリモでもうお腹いっぱいなので、男性だけセコンドをオーダー。とは言え、もちろんつまませてもらいます!ダンナがオーダーしてアヒルのタッリアータ・バルサミコ酢添えはサイコーに美味しかった・・・ああ、もう涙がちょちょぎれそう・・・。デザートは、私は洋ナシとしょうがのシャーベット、イングリッドさんは野いちごのシャーベット、ダンナはチーズケーキの野いちごソース添え、ジョバンニさんはズコット。私のシャーベットは洋ナシのさわやかな味にピリっとしょうがが利き具合が素晴しい。最後はカフェと、男性にはグラッパが店からサービスされた。お会計が実は少し怖かったのだが、“今晩は招待って言ったでしょ!”とイングリッドさん夫妻のおごり!あ、実は彼女達は籍を入れてない事が今夜発覚。13年連れ添っているがお互いにこれで心地よいからこれでいい、とお互い言っていたがジョヴァン二さんが“死ぬ前には結婚するよ”と冗談で言うと、はにかんでほっぺをつねるイングリッドさん。別れてから、素敵なカップルやね♪ダンナと話しながら帰路についた。8時半から食べること、しゃべること4時間!本当にごちそう様でした~(マジで感涙!トラットリアはまた本編のイタリア情報のコーナーに追加します♪)
2004.12.13
コメント(0)
土・日の朝は決まってゆっくり朝食をとってから、ダンナと散歩がてら新聞を買いに行く。(こっちでは宅配はなく、EdicolaやGiornalaioという新聞・雑誌を売る店に買いに行く)今日は地区の教会前のGiornalaioへ・・・すると、いつものように近所のダンナの幼馴染・ピッカ(私はおでこがテカってるからと思ってたけど、名字のピッカルディからきてるらしい)と遭遇。そこでおしゃべり開始・・・そして、更に幼馴染のアレッサンドロの両親が合流。そこで、コックであるピッカが働くホテルの経営の悪さ、いや、フィレンツェの飲食店は異常に高い・・・と言っている中で、“L’acqua chetaって知ってる?あそこならお金使っても喜んで!って感じだけどね”。どこかで聞いた事あると思ったら、今晩ステファノ・フェデリカが一緒に行こうと予約した所だ。おおお~!しかも、誰かからも前に聞いた事あるこのレストラン、これはかなり楽しみ!しかし、5人で立ち話すること、1時間以上。本当にイタリア人はしゃべる、しゃべる・・・家に帰るともう12時半を回っていた。今日はロールキャベツで煮込み時間がかかり食べ終わると2時を回っている。“今日はペンキ塗りだけにしよう!”本当は昨日カビをふき取った壁にペンキを塗り、その後部屋のお掃除もするはずやったのに結局来週末に持ち越し。来週末はクリスマス前最後の週末なので、一気に家全体の大掃除になる。食後はサッカー番組をTVで見るが・・・フィオレンティーナ、ミランとのアウェイでなんと6-0。“こてんぱんに負ける”って言うのは、まさに今日の試合の為にあるような言葉やね(涙)。そして、遂にL’acqua chetaへGO!今朝ピッカも言っていた、大皿料理・その名も“Basto io(私だけで十分)”の中から、私の目に飛び込んだ文字は・・・Ganberone(大海老)!海鮮類大好きの私にはたまらない!という事で、我々カップルはこの大海老とカニのリングイネ、そしてステファノ・フェデリカはパエリアを注文。す・る・と・・・きた!4人がけの正方形のテーブルに斜めいっぱいに横たわる大皿!メニューには2名かそれ以上と書いてあったけど、これは4人前はあるで!?メニューに大海老と書いておいて、実際はちっちぇ~!というのに騙される事も多いんやけど、今回はまさに大海老!に、私はかなり興奮してました・・・で、マジでうまいよ!コレ!!続いてパエリアも登場。テーブルにはのらないので、別の小テーブルを脇に設置。これも一休みの後、味見したけど、かなりウマイ。もう、嫌になっちゃうくらい~!!食べ続ける中の話題は、もっぱら結婚を決めた2人!これで来年挙式2組目。他に出産も2人いるし、来年はおめでたい年になりそう~♪しかし・・・かなりお腹いっぱい。っていうか、はちきれそう。“でも、ドルチェは絶対はずせないよね”とステファノ。こんなにパンパンやのに“Certo!”と言う私・・・一応ダイエット中のダンナは迷っていたが、この誘惑には勝てない。フェデリカとダンナはパンナコッタ(ダンナは辛うじてチョコでなくイチゴソースにしていた)、ステファノはチョコケーキ、私はチーズケーキのイチゴソースがけ。またこれがでっかい、でっかい、で・ウマイのなんのって。“ううう~”とステファノがうなる。“これケーキやないで、まさにカカオ!!”と感激してるので、私も横からスプーンを出す・・・もう言葉が出ないっす・・・ダンナに“これは味見しなアカンで!”と一応薦めたが、断固拒否(でもうっすらと涙目)。フェデリカからは“この時期は無理よ、1月10日からにしたら?”(←ごもっとも!)と言われていたが何とかこらえて自分のパンナコッタで我慢してはりました。家に帰って床につくも、くるぢい・・・あああ、明日の晩も夕食に招かれてるのに・・・
2004.12.12
コメント(0)

朝は、この間買えなかった抗カビ用のペンキを探しに近所の専門店へ。左官屋のおっちゃんが言った種類のものはなかったが、専門家の店員さんが薦める除カビ剤と抗カビ剤入りペンキを何とか購入。今日は、ダンナは天井とベッド裏の壁に生えたカビの清掃に従事し、私は昨日放ったらかしにして寝てしまった洗い物と新メニューの料理に精を出す事に。それぞれ別の部屋でそれぞれラジオやCDを聞きながら、もくもくと作業。ダンナが一応ダイエット中(お気に入りのジーンズのボタンがキツくてショックを受けたらしい)なので、今日の昼は野菜のごろごろ煮込み・ポトフに挑戦。それでも、サルシッチャ(写真左・私もダンナも好きな荒挽き・生ソーセージ?)が入っているところが本当のダイエットではないんやけど・・・(muさん、写真でどんなものか分かりますかね?)そして出来上がり!あまり好きでない人参も、これなら美味しく食べれるわ!ダンナが仕事に戻った後、私は再度洗い物と今度は晩御飯の仕込み。今晩はラグーだけれど、ちょっと変えてレンジでグラタン風にしてみた。個人的に、上のカリカリが好きなのよね♪・・・でも分けるときに混ざったのでイマイチカリカリ感がなきにしもあらず・・・1人分のグラタン皿を買わないとね。2人ともご苦労さん、という事で、晩はまったりTVで映画“エリン・ブロンコビッチ”を。基本的に好きなジュリア・ロバーツのこの映画、痛快に面白かった。あんなParolacciaだらけの弁護士(本当の弁護士ではないけれど)がいたら怖いけど・・・って実話だからいるんや!スゴイ・・・
2004.12.11
コメント(2)

今日はダンナの会社帰りにドゥオモで待ち合わせ、お気に入りの通りを通って徒歩で家まで帰る約束をした。しかし、あまりにも天気がいいので昼食後、一足早くバスに乗り込む。せっかくだから、こないだ本編のフィレンツェ観光情報を更新してる時に気に入らなかった写真を取り直そうと思ったのだ!イルミネーションの設置もだいたい終わり、本当にクリスマスムード満点。こないだクレーンで運んでいるのを見たツリーが設置されているレプッブリカ広場へ行ってみると、あった!簡易メリーゴーランドもあるのでカメラを向けてアングルをとっていると・・・なんでツリーの下に工事中の柵があるのん?しかも、広場も工事用の車があちこちにあって、いろいろポジションを変えてみても絶対何かがジャマをする・・・一応撮ったけど、使えなさそ~(涙)その後、1人でアルノ側向こうまで散歩。ヴェッキオ橋も飾りがつけられている(写真左)。それからピッティ宮殿前~サント・スピリト広場~サンタ・トリニタ橋~トルナヴォーニ通り。しかし、どこも同じ状況・・・車はあちこち駐車し放題、道路工事に建物の工事、せっかくのクリスマスムード、だいなしちゃうのん??それから3時半(3時半に仕事が終わるところが公務員のスゴイところ!)まで店を見ながら待ち合わせのドゥオモでダンナと合流し、何も言わずとも2人の足はバール・Chiaro&Scuroへ・・・この間恥ずかしくて写真撮らなかったけど、今日は撮りました!大好きなチョコラータ・コン・パンナ(写真でこう興奮伝わるかな?)!うまい!!一休みした後、毎年恒例のプレゼピオがある教会に行く。ここのは背景の空が朝から晩までゆっくりと変わり、本当に時が移り変わって行くようで美しい。それから、このコルソ通りのお気に入りの店をまわり、続いて田舎風アンティーク家具屋が並ぶピエトラピアナ通りで来年向けの家具を見、ジョヴェルティ通り(写真・左から3番目)を通って、家の近くまで来たら(写真右端)もう6時前。2時間歩きまくって家に着くと、さすがにちょっと疲れたけど、楽しかった! 晩御飯は、以前特売があった時に買いだめたポルチーニをふんだんに使ってパスタ!(近日中にレシピを本編にUPします)美味しい~♪幸せ~ん♪・・・ダンナ、ダイエット宣言してるけど、いつからするんかな?(っていうか、この時期は無理やろ~・・・)
2004.12.10
コメント(2)
今日は楽天ブログに慣れるまで、ほとんど放ったらかしにしていた本編の更新を頑張ってみた。HPって作っているうちにだんだんいろんな事がしたくなって、むやみやたらにコーナーが増え、途中の“ダンナ家族と日本旅行”旅行記(しかも去年の旅行なんですが・・・)もあともう少しで終了、そしてアルバムも撮り貯めていたイタリア各都市やフィレンツェの写真がまだまだある。フィレンツェのコーナーを作っていると、せっかくだから観光情報も、と欲がでてきて結局、今日も時間切れで数箇所しかUPできなさそう・・・。それならマップものせようとか、リンクに各都市のAPT(観光協会)のサイトも入れてみようか?とかいろいろ考えるものの・・・ま、いいや今度にしよう。とりあえず、日本に行く前に去年の日本旅行記を終わらせないと・・・(汗)
2004.12.09
コメント(2)
今日はイタリアで“聖母無原罪の御宿りの日”という祝日です!12月に入ってから、プレゼント需要で通常日・祝休みの店もフル・オープン。昨晩の試合でフラフラで寝るのも遅かったので、朝はまたゆ~っくり。昼から近所の大型家庭雑貨店で、カビの生えた壁を塗りなおすためのペンキ(本編の旧日記参照)とおばあちゃんからのクリスマスプレゼントのリクエスト品・体重計を買いに行った。マンションの管理人さんが派遣してくれた左官屋のおっちゃん指定のペンキは見つからず、体重計のみ購入。これでやっと1つ片付いた!毎年プレゼント選びには頭を悩ますので、うちの家族では、もうリクエスト制にしている。その方が本当に欲しいものを買ってもらえるし、買う方も気が楽だ。しかし、そのお目当てを買いに行くのも一苦労。なんせどの店も異常に込んでいる。今のところ、妹のルチアには家族全員で前から欲しかったBRAILの時計を今日バッボが一緒に行って購入、マンマへは私達子供からはCD(レナート・ゼロのベスト!)、私からマンマへのリクエスト・パスタマシーン(来年から手打ちしまっせ~)、そしてノンナの体重計と、この4点が今のところ終了。バッボからのリクエスト・マフラー&手袋はマンマが買いに行くとして、他はダンナはまだ考え中で何も決めておらず、マンマから急かされている。私もダンナへのリクエストはまだ決めかねている。去年壊れたサングラスか、履きまくっているお気に入りの靴の底に穴が空いているので、靴か。でも靴は、私が好きな楽チン系の靴はほとんどないんよね~。
2004.12.08
コメント(2)
先週の試合から、結局例の子はやめるとかやめないとかあったけど、今日はアンドレアが来れなくて人数が足りないのもあって、やって来た。私は他の某2人みたいに、おいでよ、来るよね、と聞きまくるのも変だと思うので、普通に接していたが、やはり彼も子供ではないので、どうやら腹の虫は治まったようだ。ただ1つを除いては・・・“あの女、何とかしてやめさせたい!”そうそう、クララのこと・・・私もクララは嫌いだが、別に放っとけばいいや~って感じで、確かにやめてくれたらそれはそれに越しことはないけど、そうなると女メンバーが足りなくなるから不可能なんよね。そしてチーム全体としても、膿が出たみたいで、皆気合が入っている(クララ除く)。対戦相手は、去年も同リーグで1勝1敗のリモナイア。勝った試合は、去年の私達の最高にいい試合で、最終順位では我々より上の強豪。(我々はリーグ内9チーム中4位、総合で18チーム中6位だった)体育館に着くと、もうガンガン練習していた。メンバーも20人ちかくいて、男性で身長180以上の人も5人くらいいるし・・・タダでさえ7人しかおらず、今日は6人キッチリで交代要員もいない私達、しかもルカが微熱をおしての出場で、かなり不利な状況だ。練習のアタックの時、クララが全然トスがあげれず、自らススムと交代した。そりゃそうだ、彼女かといってアタッカーもできないけれど、バックトスも速攻のトスもあげれないんやから。試合は、ずーーーーっと接戦のまま(向こうは交代しまくりで、うちは全員出ずっぱり)で結局25-20、23、21で3-0で負けた。しかし、チームは一丸となり(クララ以外)悔しいながらも気持ちよく試合は終わった。私もサービスエースと、アタックもキレイにコース打ちで何回か決めたので満足!終了の笛を吹いた瞬間、“なんで君達先週負けたの?”って審判が言ってきた。そりゃ、別モノみたいやもんね。しかし、やっぱ納得いかないのがクララ。一体何が不満なのか知らないが、いつも偉そうやし、こんなにいい試合してんのに、試合中もブッチョー面。それで、気を使う2人がおでこにチューしたり頭なでたり、ヨシヨシしてる・・・どうでもいいけど、マジ、吐きそうに気分悪い。恥ずかしくないんかな?でもオトナの私は、時に肩をたたいたり、彼女が珍しくいいプレイしたらBravaって言ってやってんのに、目も合わさない・・・オマエは一体何モンじゃ~!(スイマセン、文句ばかりで)
2004.12.07
コメント(0)
すっかり冬になり、エッセルンガの野菜売り場にも・・・とうとう出てきました!大根!時期によってはなかったりするのだけど、しかも去年と比べて、太く長くなったような気がする。イタリアでの大根栽培も改良されてきたって感じかしらん。でも、味は何か微妙に違うような・・・強いて言うと甘みが足りないし、ゴシゴシしてる。とはいえ、やはり日本の野菜が安く(こっちはキロ単位で値段がついてるので大きさによるが1本だいたい100円くらい)手に入るのは嬉しい!しかし、ダイコンの表示がDAYTON:ダイトン?になってるで~、きっと初めて入ってきた時に間違えてそのままになってるんやろう。こうして購入したDAYTON、先週は鶏としょうゆ煮込みにし、少し余ったものを、これまた余っていた人参のきれっぱしと“なます”にしてみた。酢がきつくなりすぎたけど、まあまあいける。メインは親子丼。貴重な本つゆをこれで使い切ってしまった。今回の日本行きで、買って帰ってくる日本食、一体どんだけになるんやろうか・・・。
2004.12.06
コメント(0)

今日も思いっきり遅く起きてみました・・・しかも、雨やし。で、行きたかったスタジアムも残念ながらお預けで、一日中家にいました。とはいえ、最近ちょっぴり料理に目覚めてる(遅い?)ので結婚時に姉からもらった料理の本を見つつ、節約(高くなったとはいえ他から比べると安い)・残った野菜の消化・野菜不足解消のために、昼ごはんにラタトゥユなるものを作ってみました。ダンナに南仏の料理らしいと言ってるのに、“野菜版カチュッコ(リヴォルノ名物の魚の煮込み)”と勝手に呼んでたけど・・・でも!こんなに簡単なのに、美味しかった!いっぱい作ったので、ダンナの明日のお弁当もコレ♪普段は家カフェなんてしないけど、今日は食後にまったりカフェもしちゃった♪(お気に入りのチプレッソのカップ。聖さん・美穂ちゃん、大事に使ってるよ~) その後はTV見まくり・・・と言ってもQuelli che il calcio...(サッカー中継:Viola久々の勝利!!)とAlle falde del Kilimangiaro(旅番組)といつものやつを、ベッドの上でまったりと。その後も、サッカーニュースを見て、ダンナ実家で食べまくり・・・今へ移動してからは、今日・明日の前後編歴史ドラマ・Le 5 giornate di Milano(1848年のミラノ蜂起)を見た後、家に戻り、シャワーをあび、またまたTV・・・夜もサッカー漬け(っていうか日曜はサッカー一色なんです)で、私お気に入りの司会者ピッチニー二のContro Campoを見る。すると!なんとヴァレンティーノ・ロッシがゲスト!素晴しい!!(知らない方に説明すると、500ccバイクレースの天才レーサー、今年ももちろん勝ちました!他、2004年レースについては本編にも載ってます。)なんか顔が男らしくなった気がする・・・でも、相変わらずクリクリ頭で可愛い♪で、昨年バイク界をにぎわせた、彼のホンダ⇒ヤマハの移籍騒動について質問がおよんだが、日本人は皆同じに見えるけど、どう?という質問にも絡めて、ホンダはお高くて人間味がない、ヤマハは田舎モノ風だけど皆仲がいいと、笑いながらだったものの痛烈なホンダ批判。それでバイクの質ではホンダには完璧に劣るヤマハに移籍し、いきなし勝利。男らしい考え方と振る舞い、痛快なレース、でも25歳の少年らしくファンをたわむれる彼に結構ゾッコンな私・・・ダンナに言うとスネるから、そこまでは言ってないけどね。
2004.12.05
コメント(3)
昨日の晩も遅かったので、今日はなんと11時半起床・・・しかも、めっちゃ雨降ってるし。起きてゴロゴロしてる頃、日本の実家から電話があった。“もう1ヶ月きったねぇ!”そうそう、日本帰省まであと23日と迫った。昨日旅行代理店でチケット支払い&発券も済ませたし、帰省中に行く北海道旅行の発券も済ませたし、後はお土産を買って荷造りをするのみ!イタリアに来て丸3年が過ぎ、いろいろあって毎年帰ってるのだが、お正月は実に3年ぶり!過去に夏、秋と2回日本に来ているダンナも初めての日本でのお正月。やはり一番日本的雰囲気が味わえるので、かなり楽しみにしている。が、私達2人以外にも、日本ノスタルジーにかかっている人が・・・それは、姑。昨日ダンナがバスの中で偶然会ったそうなのだが、“去年の今頃はもう日本から帰ってきてたわねぇ、今度はいつ行けるかな・・・”そう、去年の秋はダンナ家族揃って日本旅行をしてきて(本編の旅行記参照)、彼女はすっかりハマってしまったのだ。以後、何かあるごとに日本に行きたい、ああ、日本はこうだった・・・とよく言っているが、本当に気に入ってくれたんやなぁ・・・旅行はかなり大変やったけど、ここまで気に入ってくれると、本当に嬉しい。今回の私達の帰省にも、“お土産リスト渡すから”とかなり気合が入っている姑。何か、とんでもないリストになりそうで怖いけど・・・(汗)
2004.12.04
コメント(0)
バレーのチームへの不満は前から書いているが・・・もう、私はあきれた。ティツィアーナがぬけた為、センターが足りない。誰かが自分のポジションとは違うセンターをやらねばならない。それならそれで、ハゲと今年から入ったクララが勝手にポジション決めて、何も言わずにコートに突然入って偉そうに指示するのは尚更おかしい。それで、うち2人は先週から影で文句タラタラ、“そんなら何で言わないの?”という私に“言っても奴らは分からない”とか何とか言って、グチグチグチグチ・・・で、今日は1人が突然ベンチと言われ、かなりフテていた。そんな状況を分かりつつ、肝心な年上の人は、問題に触れずに何とかしようと時にしょーもないギャグ言ったり、皆で頑張ろうよ!とか馬鹿な平和主義に徹している。そんなもんだからチームはばらばらで、楽勝勝てる相手に余裕の敗北。フテた1人は、笛が鳴ると同時に1人でロッカーへ。私の性格からして・・・もう耐えれん!終わってから・・・“ちょっと皆、聞いて!”と思っていることを全部話した。私も子供ではないので、“誰のせいというわけではないが、センターがいないなら尚更、はっきり意見を出し合って、みんなでポジションやフォーメーションを決めてよう!”っつってんのに、ハゲは自分のせいにされたと思って(真はそうやけど)“今日は審判が笛吹くのが早くて仕方がなかった”、平和主義者“オレがセンターやるから、ね、ね!”・・・ちが~う!“それが問題じゃない、落ち着いて聞いてね”って何回も言ってるのに“クミホ、分かった、分かった”と言い残し、フテた奴が着替えて出てきたので平和主義者は肩組んで説得にかかっている・・・で、あとで何言ってたか聞いたら“オレがセンターやるからお前は心配しなくていい”・・・あの~、全然分かってないんですけど。しかも、私が問題を表に出したみたいで、というか、問題は表に出さないと解決しないのに、それが悪かったみたいに、まあまあ、となだめられて・・・私は超冷静やっちゅうに!帰りの車内、ダンナに“あれさ、私のイタリア語がおかしかったん?何で分かれへんの?”“私がガイジンやから、オンナやからナメてんの?”と思わず聞いたくらい・・・それくらい、何にも分かってない!ダンナ曰く、“分かりたくない人は、どんなに説明しても分からないから気にするな”うう~ん、確かにそうかも・・・
2004.12.03
コメント(0)
まだまだ暗い朝4時半ベルが鳴る・・・と言っても気になってあんまし眠れなかったけど・・・今日はアパートに滞在しているお客さんの出発で、空港までタクシーで送っていく。ボーっとしながらも身支度をして窓から見ると、予約しておいたタクシーが到着しているので下に下りる。“Buon giorno”って言って、タクシーのドアの前でボケーっと立っていた。すると運ちゃんが窓を開けて(私が挨拶した時は閉まっていたらしい)、“・・・Prego!”・・・ああ!そうか、久々のタクシーやった事もあるけど、ここでは日本みたいにドアは開かないんやった!運ちゃんは変な奴と思ったに違いない・・・ま、いいや。行き先を告げ、まずは彼女の滞在するアパートへ。朝早いから寝てると思っていた大家のイングリッドさんも起きて荷物を一緒に運んでいた。そしてスーツケースと手荷物を後ろに積んだが、何故かこの運ちゃん、背中にしょったヴァイオリン(彼女はレッスンに来ていた)もおろせ、と言う。トランクは危険なので中に入れたいっつってんのに、更に何故か、大声でジェスチャー付で、下ろして、膝にのせろって・・・しょったまま座るアホがおるか!イングリッドさんが思わず“彼女バカじゃないんだから、アナタも落ち着いて”と突っ込み、私の耳元で“ちゃんと領収書もらって、後で私に見せて”、不信感を抱いた彼女、旦那さんも元タクシー運ちゃんやし、ボってないかチェックする為やな、きっと。朝5時なので渋滞もなく15分ほどで空港に到着。お金を渡して、荷物を下ろして、としているとオッサンが腕を伸ばして何か叫んでいる。“A presto!(またね!)”・・・いるいる、こういうオッサン、はいはい、と思ってギュっと手を握ってやったら・・・オッサンは仰天して“ノ、ノー!resto!(おつり!)”・・・・アプレストとレストを勘違いしてた私、ただおつり渡したかっただけやのに!しかも、小銭を握っているこぶしをわしづかみ・・・かなり恥ずかい・・・ので、一応“A prestoって聞こえたよ!”って言い訳はしといたが、オッサンは明らかにひいていた・・・スケベジジイと思ったのに、私がオッサンを誘惑した形に・・・おいおい(汗)。(czちゃん、気にいったらネタに使ってねん♪)その後、それで目が覚めたのか?無事にチェックインを送り届け、バスで帰宅。まだ真っ暗でダンナが起きた6時半を少し過ぎた頃だった。今日はまったり過ごすよ~ん。
2004.12.02
コメント(5)
今朝は朝からラグーの仕込み(レシピは本編からどうぞ)、昼から英語講座。今日も別労組のストで、この時間にはバスがなく雨も降ってるので、ダンナが車で送ってくれた。今日の内容は、“世界各国のマナー”で、その中にはかなり日本人のマナー・習慣が扱われており、その都度、チラリと私を見ながらえ~とか、うぇ~とか言っている。この英語講座での私の愚痴は過去の日記(本編)にも書いたが、最近は開き直って自分もガンガン割り込むようにしている為か、ちょっとみんなの態度も変わってきた気がする。そんでもって、“クミホ、これは本当なの!?”と質問が次々に及ぶ。そこで紹介されていたのは、・挨拶は、尊敬の表現としてお辞儀をする(驚き度:極小。お辞儀は日本人のステレオタイプとして こちらでもバカみたいにギャグにされている)・家やレストランでは靴を脱ぐ(驚き度:小。結構知られているが、レストランも? それはレストランによると言っておいた)・仕事の昼休憩でも、ランチはリラックスの時間なので仕事の話はしない。アルコールも飲む。 (驚き度:小。というのはこちらでは結構みんなワインを飲む。でも日本は飲まない!これはウソや!と言っておいた)・ビジネスの名刺交換では両手で (驚き度:大。写真もあったのだが、固いやっちゃな~という反応)・音をたてて食べるのは、美味しいという意味(驚き度:特大!というか思いっきりひいていた。 麺ものを食べる時だけと説明して、イタリア人の友人が真似して呼吸困難になったと話したらウケた)・プレゼントを渡す時に“つまらないものですが”と言う。 (驚き度:大。見栄っ張りのイタリア人には信じられない事!?)その後、先生から初めてイタリアに来た時に驚いた事は?と聞かれたのでいつでもどこでも“チーン!!”としかも特大の音をたてて鼻をかむ事、(“じゃあ、どこで鼻かんだらいいんだ!”と論議になってしまったが・・・)病院内で、医者が思いっきり携帯で話まくり、タバコも吸っている事を話した。これは、イタリア人もダメだと思ってるらしいが、“まー・・・イタリアだからねぇ”とあきらめ気味。他にも山ほど言いたい事(要は不満)はあるのだが、ここまでにしといた。ダメだと分かっていながらも、やはりイタリア世界一!の彼らを怒らせかねないのでやめといた。せっかくクラスにも馴染んできたからね、へへへ。
2004.12.01
コメント(0)
全29件 (29件中 1-29件目)
1
![]()

