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2020年10月25日
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テーマ: 中国&台湾(3303)
カテゴリ: 中国、台湾
 中国・習近平主席は一体何を焦っているのか?
 2020年5月22日に公表された中国の2020年の国防費予算は1兆2680億元(約19兆1000億円)で
前年実績比6.6%増加した。
        ​
緊迫の台湾海峡、習主席
「全身全霊で戦争に備えよ」軍に指示
大統領選直前、米日豪印で牽制
2020年10月16日 zakzak
  …(略)…
 「『自由で開かれたインド太平洋』への米国の関与を示す」「米海軍は国際法で許されたあらゆる場所で飛行し、航行し、作戦行動を実施する」
 米太平洋艦隊報道官は14日、駆逐艦「バリー」が台湾海峡を同日通過したことを発表したうえで、その意義を語った。同艦は、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦で、イージスシステムを搭載し、対艦、対空、対潜などさまざまな任務を遂行可能だ。
        ​
 台湾海峡では9月以降、中国の軍事的挑発行為が続いている。
 台湾国防部は16日、中国のY8対潜哨戒機1機が15日夜に台湾の防空識別圏に入ったと発表した。
 中国軍機の侵入は6日連続で、中国軍が台湾周辺で活動を活発化させた9月16日以降では、18回目となる。
        ​
 習主席は今月13日、広東省の海軍陸戦隊(海兵隊)の部隊を視察し、「全身全霊で戦争に備え、高いレベルの警戒態勢を維持しなければならない」と指示した。
 中国は新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)を引き起こしながら、軍事的覇権拡大を着々と進めている。
 これに対し、米国中心の自由主義陣営は引かない構えだ。
  ― 引用終り ―
        ​
 ストックホルム国際平和研究所が発表した世界の軍事費動向を集約したレポートによると、2019年の世界全体における軍事費総額は1兆9072億米ドル。
 そのうち1位の米国は38.4%、2位の中国は13.7%。
 両国合計で52.1%と世界の過半を占める。
 賢明な中国政府が過去の轍を踏むことはないと信じたいが、米国との軍事競争を続けて経済的に立ち行かなくなったソ連を想起させる、軍事行動だ。
 ソ連に止めを刺したのはアフガン紛争への介入だとされる。
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【軍国化】
 国家財政的に重荷となっている「一帯一路」の失敗を、
政治的な巻き返し策として対外軍事行動、中国統一政策としての台湾侵略に出る可能性が考えられる。
 また国内でチベット、ウイグルの弾圧、思想改造を進める姿は、大日本帝国の皇民化政策を想起させる。
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 2020年10月13日、中国・王毅外相は、マレーシアでの共同記者会見で
「インド太平洋版の新たなNATO(北大西洋条約機構)の構築を企てている」 と語り、 日本、米国、オーストラリア、インドが進める「自由で開かれたインド太平洋」構想に猛反発した。
 中国が対外軍事行動(台湾侵略を含む)に出た場合、米国・トランプ大統領は政治的にも、経済的にも大歓迎する。
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最終更新日  2020年10月25日 16時00分06秒
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