型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2023.07.23
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カテゴリ: 強かに生きる
久々に知らない若者から誹謗中傷を浴びました。
大したことではありません。
車に道を譲ったのに運転手から暴言を吐かれる、
よくあるような些細な出来事です。

SNSの中ではよくある誹謗中傷ですが、
公衆の場で面と向かって言う人がいるのです。
助手席、車の前にも女性が歩いていました。
女性の前では体裁を保ちたいのだと思いました。


「誹謗中傷大国ニッポン」ゆがんだ正義を
振りかざす日本人がいなくならない理由

という記事を見つけました。
”ゆがんだ正義”という表現は共感できます。

なぜこういう「ゆがんだ正義心」が生まれるのか、
それは「教育」の弊害で、物心ついた時から、
「ルールやマナーを守れ」「みんなに迷惑をかけるな」
ということを骨の髄まで叩き込まれる。
日本の学校教育は世界的にみるとかなり特殊だ。

異常に厳しいブラック校則、同じ制服、同じカバン、
軍隊的な部活動、クラス内での「班」行動などなど。
「規範意識=絶対正義」という極端な教育方針…


と、理由が述べられていますが、これには反対です。
道徳教育は30年前に比べれば今はゆるゆるで、
学校の体質が古いままで自らで変えないだけです。
それが誹謗中傷をする理由とは思えません。

そもそも物事の道理をわかっていない人が多いです。
組織に入ればそこ独自のルールがあるのは当然です。
学校であれ会社であれルールは皆同じではありません。
校則、制服、鞄、部活動の好きな学校を選ぶべきです。

中には地域や事情によって学校を選べない人もいますが、

学校に入ったら校則やルールに従うのが当たり前で、
それでも不服ならば外部ではなく学校に交渉すべきです。

大手企業では制服があるところも多いですし、
スポーツでは必ずユニフォームや専用の鞄があります。
そのような組織に入る場合に規則、制服、鞄で、



記事によれば日本人は匿名性が大好きで、
Twitterの利用率は世界一だということです。
そこで誹謗中傷も世界一ということのようです。
SNS上では利害関係がない人への優しさがありません。

例えば明らかに誰もが憐れむような出来事に同情はしても、
問題を解決するための行動に起こすことは少なく、
言葉による共感「いいね」を受けるためだと言えます。
一方で匿名の誹謗中傷は手軽な不満の吐口になります。

誹謗中傷は他者の弱い部分を突くことによって、
自己肯定感を保つためで共感を煽っています。
”攻撃は最大の防御”と考える傾向を感じます。
誰も反応しないことで気付きを与えるべきです。


記事は、日本人が戦争に協力的だったことを伝え、
反戦を訴える人が少なかったのは「教育」の成果だと。
これが「規範意識=絶対主義」だということはわかります。
ただ反戦者を「非国民」として制裁するのは正義の洗脳で、
現代の誹謗中傷における正義は道理の欠如だと思います。

むしろ物事の道理をみっちり教育すべきだったのに、
真理までもが”人によっていろいろな考え方があっていい”
というような曖昧な教育によって歪められました。
幾多の状況における正しい判断と行動力がたりないのです。

記事の最後では旧統一協会の解散請求こそ誹謗中傷で、
客観的に組織や宗教団体を見ることを説いています。
どこの組織にもいろいろな人がいるが殆どは普通の人で、
一部の人が不祥事を起こしたからと言っても解散にあたらず、
「正義の暴走」があるということには共感できます。

この最後のページの意見 ​は秀逸だと思いました。
ただ今の日本に「過剰な規範意識教育」などなく、
これまで培われた真理が歪められて何十年も経っています。
今となっては教える側も現代化してしまっています。


言われのない誹謗中傷をされたり、自慢を吹聴されるのは、
放っておくしか手がないのですが、その人を知るうえで、
とてもがっかりすると同時にストレスになります。
そう考えると今の時代はとても生きにくいと感じます。





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最終更新日  2023.07.24 10:11:57
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