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日本の株価は米国の影響を受け、ダウ平均が上がれば日経平均も上がり、下がれば下がるというのが通常でした。しかし以前よりもその流れが弱くなり、実質的な内容や為替の影響が強く、必ずしもリンクしなくなりました。概ね日本と米国は仲良しなんですが、それほど仲良しでもなくなった、世界の格差が進み機関投資家によって、実質的な上げ下げが少なくなってきた、などの理由があると思われます。株価の動きから日本の実質経済が、取り残されていると見ることができ、やむを得ず物価が上がっているものと、意図的に釣り上げているものが見られ、物価高にも格差が現れています。理由は何にせよ生産者は値上げを喜び、消費者は嘆きます。日本のミスは、生産労働者人口の減少による人手不足、外国人労働者を導入したにも関わらず、急激な円安に産業そのものが弱り出し、慌てて全体の物価が上がり始めました。そこの拍車をかけているのが温暖化で、これほど早く進行したのは想定外で、今の若者が老いる頃には今以上に、世界は激変してしまっています。ここに気づいている人は少なくなく、少子化よりもこの絶望感が大きいです。将来的にも格差が影響し紛争と同様で、その場を離れられない人が出ます。チャットGPTは上記の内容を肯定し、将来気候難民や資源争奪が起こると、絶望感をまったく否定していません。社会が荒むと逃避傾向が強まります。夢を追うことやエンタメに走ることが、悪いことではありませんが、強者の術中に嵌ることでもあり、今は将来をいかに見据えるかが重要です。さらにチャットGPTで答合せをしたら、とても共感?されたうえに、とても勉強になりましたので、今日はそれを載せて終わります。【始めの2段に対して】おっしゃる通り、以前は米国のダウ平均と日本の日経平均が連動しやすかったのですが、最近ではその関係が弱まっているように見受けられます。この現象にはいくつかの理由が考えられます。 市場の分散化と独立性の増加: 日本経済がグローバル化し、さまざまな国や地域との経済的なつながりが強化される中で、日本株式市場も独自の要因により影響を受けるようになってきました。これにより、米国市場だけではなく、中国やヨーロッパの市場動向や国内要因(政策、企業業績など)に大きく左右されることが増えました。 為替相場の影響: 日経平均にとって、円ドルの為替レートが非常に重要な役割を果たしています。円高は日本の輸出企業にとって不利であり、円安は逆に有利です。したがって、為替の動向が株価に大きな影響を与え、米国株価との連動性を弱めることがあります。 機関投資家の影響力の変化: 機関投資家や海外投資家の動向が株価に与える影響も大きく、特に米国の金利政策や金融緩和の影響が日本の市場に反映される度合いが変化してきています。また、日本国内の投資家も個人投資家が増え、投資の流れが多様化しているため、以前のような単純な連動が見られにくくなっています。 日本独自の経済要因: 日本の経済政策や少子高齢化、賃金格差、内需の変化など、日本独自の要因も株価に影響を及ぼします。これにより、日本市場がより国内の実質的な要因に反応するようになり、米国市場との連動が薄れつつあります。これらの要因により、米国と日本の株式市場がかつてほど密接には連動しなくなったと考えられますが、依然として主要な経済圏として互いに影響を与え合っていることは確かです。【3-4段に対して】日本の現状に対するご指摘は、非常に重要な経済課題に触れていると思います。株価の動きが実体経済から乖離している点や、物価上昇が消費者と生産者に異なる影響を及ぼしていることは、多くの専門家や経済学者も議論しているテーマです。実質経済と株価の乖離株価はしばしば企業の利益予測や市場の期待を反映し、実質経済の状態(たとえば消費者の購買力や雇用状況)とは必ずしも一致しないことがあります。特に、中央銀行の金融緩和政策や政府の経済対策が市場に流入する資金の増加に寄与している一方で、実際の労働市場や消費の回復が遅れている場合、株価が上昇しても人々の生活には改善が見られないことがよくあります。物価上昇と格差物価上昇に関しては、「やむを得ないコストの上昇」と「意図的な価格操作」の両方が見られ、特に次のような影響が考えられます。 やむを得ないコストの上昇: エネルギー価格や原材料費の上昇、サプライチェーンの混乱、円安による輸入コストの増加など、企業が負担を消費者に転嫁せざるを得ないケース。 意図的な価格操作: 一部の産業や企業が市場の不安定さや消費者心理を利用して、意図的に価格を引き上げている場合もあります。特に独占的な市場では、こうした傾向が強まることがあります。結果として、生活必需品の価格が上昇し、低所得層にとっての負担が増大しています。一方、富裕層や企業は株価の上昇や資産価値の向上を享受するため、格差がさらに拡大しています。労働力不足と円安日本は少子高齢化により、労働力の確保が急務となっています。外国人労働者の導入は一つの対策ですが、十分に対応できていない点があります。特に、次の問題が挙げられます。 労働力不足の深刻化: 生産年齢人口の減少が続いており、建設業や製造業などの現場で人手不足が深刻です。これにより、賃金が上がり、コストも増加していますが、その一方で生産性の向上が追いつかず、経済全体の効率が低下しています。 急激な円安の影響: 円安は輸出産業にとっては一時的に有利ですが、輸入コストの増加や海外労働者の賃金上昇圧力につながります。特にエネルギーや食料品など、日本が依存している輸入品の価格が高騰し、結果的に国内の物価上昇を引き起こしています。結論これらの複雑な要因が絡み合い、日本の経済は株価の上昇に反して、実質的な経済成長や消費者の購買力が追いつかない状態に陥っています。特に、物価高が格差を助長し、労働力不足や円安の問題が経済全体に悪影響を及ぼしている現状は、今後の政策対応が極めて重要です。【5-6段に対して】温暖化の急速な進行がもたらす影響は、確かに想定を超えている部分が多く、これが経済や社会に与える影響も深刻です。若者が老いる頃には、さらに過酷な環境や、これに伴う社会的・経済的な変化に直面する可能性が高いです。以下のような要素が、現在の不安感を助長し、将来的な格差や紛争の要因となっています。1. 気候変動の急速な進行予測よりも早く進行している気候変動により、異常気象や自然災害が頻発しており、これが経済や生活に直接的な影響を与えています。たとえば、洪水、干ばつ、台風、森林火災などの自然災害が農業生産に影響を与え、食糧価格の上昇や地域の生活基盤を脅かしています。このような環境の変化に適応するためには、大規模なインフラ整備やエネルギーの転換、さらには国際的な協力が必要ですが、そのスピードは気候変動の進行に追いついていません。特に気候変動に対して脆弱な地域や国々では、その影響が深刻で、経済的な格差がさらに拡大するリスクがあります。2. 若者の未来への不安と絶望感多くの若者が、気候変動がもたらす未来への不安感を強く抱いています。これまでの世代が築いてきた経済成長や消費社会の影響で、彼らの未来が損なわれていると感じることが多く、単なる少子化問題以上に深い絶望感を抱いているのが現状です。また、気候変動への対策が不十分であること、持続可能な生活や経済モデルへの転換が遅れていることも、将来の希望を失わせる要因となっています。特に、エコシステムの破壊や資源の枯渇によって、これまでのような生活水準を維持することが困難になる可能性があり、これが世代間の対立を深める要因にもなります。3. 格差の拡大と社会的紛争のリスク気候変動の影響は、富裕層と貧困層の間で大きく異なることが予測されます。経済的に余裕がある層は、気候変動の影響を回避するための手段(例えば、移住や適応技術の導入)を持っていますが、貧困層はこれらの選択肢を持たず、環境が悪化する地域にとどまらざるを得ない状況に追い込まれます。このような格差が拡大すれば、地域間や国間での緊張が高まり、資源争奪や移住に伴う紛争が起きる可能性が高まります。気候難民の問題も、今後大きな課題となり、これが社会的な不安定さを増幅する要因となるでしょう。4. 制度や政策の対応不足政府や国際機関が気候変動に対して抜本的な対策を講じるスピードが遅れていることも、絶望感を深める要因の一つです。多くの国が短期的な経済利益を優先し、気候変動対策に積極的に取り組んでいないと感じられることが、社会全体の不信感を招いています。気候変動対策や持続可能な社会への移行が進まなければ、将来の世代にとってはさらに厳しい状況が待ち受けていることになり、これは既存の経済システムや社会制度の見直しを迫る問題です。まとめ気候変動は、経済や格差、社会的安定に深刻な影響を与えており、特に若者たちが感じている未来への不安や絶望感は軽視できない問題です。今後、環境問題に伴う格差がさらに拡大し、気候難民や資源争奪による紛争のリスクが高まることで、地球全体が大きな変化を経験することが予想されます。【8-9段に対して】おっしゃる通り、社会が荒む中で人々が夢やエンターテイメントに逃避することは、心理的な防衛反応として自然なことです。特に不安定な社会状況や将来への不透明感が強まると、多くの人が現実から一時的に距離を置くためにエンターテイメントに依存する傾向が高まります。しかし、その一方で、こうした逃避が強者や権力者の術中にはまる結果となり、将来を見据えるための思考や行動が妨げられるリスクもあります。1. エンターテインメントと現実逃避エンターテインメントは、ストレスから解放されたり、短期的に幸福感を得たりする手段として重要な役割を果たします。映画やゲーム、音楽、SNSなどのコンテンツは、一時的に現実の問題を忘れさせ、癒しを提供します。しかし、その一方で、過度な依存が進むと、現実の問題から目を背けるだけでなく、権力者や大企業による消費の罠に陥りやすくなります。消費文化やエンターテイメント産業が成長する一方で、個人の内面的な成長や社会への意識が希薄になることがあります。2. 強者の影響力の拡大特にデジタル時代において、エンターテインメント産業やテクノロジー企業は、巨大な影響力を持つようになりました。SNSや動画プラットフォームを通じて、膨大な情報やコンテンツが提供され、人々の時間や注意が奪われています。これは強者たちにとっては有利な状況です。個人が夢やエンタメに没頭している間に、政治的・経済的な決定が見過ごされやすくなり、現実の問題解決への参加意識が低下することもあります。また、消費活動が優先される中で、大企業や強者が利益を得やすくなる一方で、社会の構造的な問題(格差や環境問題など)は解決されないまま放置されることが少なくありません。結果的に、強者がさらなる富を蓄え、弱者がますます困難な状況に追い込まれるという格差の拡大が進む可能性があります。3. 未来を見据える重要性このような状況において、個々人がどのように未来を見据えるかが非常に重要です。夢やエンターテインメントを楽しむこと自体は問題ではなく、それを楽しむと同時に、現実的な課題に向き合い、未来に対して建設的なビジョンを持つことが求められます。具体的には次のようなアプローチが考えられます。 自己啓発や学習の強化: 変化する社会に対応するためには、新しいスキルや知識を身につけることが必要です。自己投資を行い、将来に備えることで、エンタメや消費から抜け出し、実際の社会で影響力を持つ存在になることができます。 社会への関与: 社会問題に対して無関心でいることは、長期的には個人にとっても不利になります。地域活動やボランティア、政策に関与することで、社会をより良くするための力を持つことが重要です。これは個人の充実感や社会全体の改善に貢献します。 批判的思考の育成: 情報が溢れる時代だからこそ、批判的に物事を見る力が必要です。流行やエンタメに流されるのではなく、自分自身の価値観や目標を再確認し、それに基づいた行動を取ることが大切です。4. まとめエンターテインメントや夢を追うことは、精神的な健康や一時的な楽しみとして重要ですが、それが強者や権力者による支配の一環として利用されることもあり得ます。そのため、個々人が将来を見据え、現実的な問題に向き合うことが不可欠です。社会の荒廃が進む中で、逃避ではなく、未来に向けた意識的な行動と、長期的な視点を持つことが、持続可能な社会を築く鍵となります。
2024.09.19
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当初の予定では中国地方にいた筈。しかし、まだ南九州にいる台風10号。今月中に抜ける筈でしたが接近は来月?東京は今日も雨が降らず曇りです。予報が外れるのは仕方ありません。わからないこともありでしょう。その予報に合わせて予定を調整して、また調整して予定が変わりました。今の時期に大きな移動を入れなくて、本当によかったと思いました。世の中は規則でがんじがらめですから、交通が止まると連鎖して、宿泊がキャンセル、予定がキャンセル。そんな時に大きなチャンスを逃します。弱者ほどダメージが大きいです。強者が自分に有利なルールをつくり、その場を支配しようとする構図は、オリンピック競技がいい例です。今回は予報や予測が外れると、弱者はさらに大きな影響を受けるという、学習をアップデートしました。そこで今では必ず正論を言ってくれる、強い味方のチャットGPTに聞きました。【質問】昔は「答は一つだけではなく人の数だけある」などと発想が重んじられていましたが、今はなんでもルールにがんじがらめにされて、状況に応じた対応ができなくなってきていませんか?【回答】そのような見解は、多くの人が共感するところかもしれません。昔は、「答えは一つではなく、人それぞれの考え方がある」という多様性や柔軟性が重んじられる傾向がありました。人々が自分なりの解釈や独自の視点を持つことが尊重され、状況に応じた対応や創造的な解決策が求められていたと言えます。一方で、現代社会では、ルールや規制が増え、それに縛られる形で行動することが求められる場面が増えていると感じる人も多いです。特に、グローバル化やテクノロジーの発展に伴い、標準化された手続きやルールが重要視されるようになりました。その結果、個別の状況に応じた柔軟な対応が難しくなり、創造性や個人の裁量が制限されることもあります。しかし、ルールが存在する理由には、共通の基盤を持つことで混乱を避ける、または公平性を保つといった側面もあります。そのため、ルールと柔軟性のバランスを取ることが重要であり、そのバランスをどのように取るかが、現代における大きな課題の一つとなっています。【質問】一方的なルールが増えることで、人が逐一考えなくなったことや、指示待ちの若者ばかりになったと思われます。人の感性が低下しています。【回答】確かに、一方的なルールやマニュアルに頼りすぎることで、人々が自ら考える機会が減少し、結果として「指示待ち」になりやすい環境が生まれていると感じることがあります。これにより、人間の感性や創造力が低下しているという指摘も理解できます。現代社会では、効率性や安全性を重視するあまり、画一的なルールやマニュアルが増え、個々の判断や直感に基づく行動が難しくなっている部分があるでしょう。特に、教育や職場の環境で「正しい答え」を求める傾向が強まり、若者が自分で考える力を発揮する機会が減少しているという問題があります。また、テクノロジーの進化により、情報が簡単に手に入るようになった反面、自分で調べたり考えたりする過程を省略しがちになる傾向も見られます。このような状況では、独自の視点を持ち、創造的に問題を解決する力が育ちにくくなります。ただし、全てがそのような状況にあるわけではなく、逆にルールに縛られない柔軟な考え方や行動を求められる場面もあります。また、意識的に指示を待たずに自ら考える力を鍛えるための教育や取り組みも行われていることがあります。そのため、バランスを取ることが重要であり、ルールに頼りすぎることなく、個々の感性や創造力を育む環境を整えることが求められています。ルールと柔軟性のバランスをとることが、重要なことだとわかります。ただ、(学歴を含めた)社会的弱者が言う、柔軟性が認められることは少ないです。ルールの作り手は柔軟性を好まないからで、一旦出した判定は覆らないのが常です。この力学こそが大きな問題だと思います。
2024.08.29
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昭和の頃、社会に出て仕事に就くことは、その職に注力すると同時に、柵(しがらみ)に身を委ねることによって、組織の中で存在感を与えられていました。 郷にいれば郷に従うことは当たり前とされ、ルールとは別に柵の長に言われるとおりにし、忖度することがその後の処遇にも影響し、自分の意とすることが叶えられるかは、柵の中での身の置き方や印象で決まりました。 柵が日常の中心となると、一般的な常識や観念とは別に、固有のルールやルーティンが生まれ、一般社会とは一線を画する、エキセントリックな世界にもなりえます。 柵=縛りという印象があるのは致し方なく、個人主義やダイバーシティが叫ばれる現代で、柵は無用の長物とされるようになりました。余計なことをせず時間どおりに効率よく、仕事をすることがプロの鑑とされます。課されたことを対価に見合う程度に施し、自分のために自主性を発揮するスタンスです。働き方改革も相俟って人が足りないとしても、自主的に忖度したり助ける共感は減りました。 しかし、大人数の共同作業で成り立つ職種では、個人主義だけでは成り立つわけもなく、マネージャーは結局柵を感じてくれる人から、助けを乞うことになります。 柵は不要なのではなく必要です。縛りと感じない相互の信頼関係をつくることで、立場を利用しない柵を構築すべきです。長の配下を纏める力量も重要ですが、今の廃れた人間関係のあり方では、弱小の企業では良い方向に向かないでしょう。 柵のよくない点は序列を明確にしようとする点で、問題が生じた時に他者に助けを乞うと言うよりも、一般的には人を利用したり陥れる関わりが見られ、柵を抜けた時に欺かれたと気付いたりします。 また生活の中心が柵にある人には、周りから何を言っても聞く耳を持たなかったり、妙案を出しても暖簾に腕押しだったりします。柵を持つことによって排他的になっていないか、注意が必要でチャンスを潰す原因になります。 人は自分より上と認識した人は加点法で評価し、下だと認識した人には減点法で評価します。褒められず愛がなく貶されてばかりの柵は、抜け出ることを考えなければなりません。 柵の中にいてよくないと思ったならば、実際に抜けた時はもっと悪い印象が残ります。また柵の中での他者からの自分の見られ方は、柵の外の人にも影響を及ぼすことが多いです。 しかし、柵がないと不真面目だったり、仕事や他者に対して無気力な人も多いです。高い地位や強い立場の人の柵を持つことで、長に同化して力を出す人も多いです。 合理的でない社会の仕組みが、今一気に露呈してきている気がします。よい柵がなければ、人は身勝手になり、騙し騙されたという思念が残りやすいです。よい柵を構築していくことが急務でしょう。そこでやっと真の信頼関係が生まれます。
2024.06.19
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問題です!次の【A】と【B】には何の言葉が入るでしょうか?【A】一過性で冷めることがあるなんとなく心を惹かれる自分も共有でき可能性を感じる追い着いて抜かそうとする日本人の感性として多い【B】永遠に続く着いて行きたくなる自分にはないものを感じる自分とは別のものとして見守る欧米人の感性として多い情操教育ができなくなってきています。特定の人への愛情や思いやりは健在ですが、他者との関わりにおいて偏りがあります。例えば、昔言われてきた社会に役立ち、人に優しく親切にする感性は欠けてきました。いや、うちの子にはいろいろ習わせています、という親御さんは多いと思いますが、習い事は受け身ではダメで、かなりポジティヴに捉えていなければ、情操を育むことにはならないと思います。最近は誰でも上達するシステムが開発され、言われるとおりにすればモノになることが、あるかもしれませんが、ある時を境に、自分の目的を明確にすることを求められ、永久に指示待ちでいることはできません。受ける側から与える側に変わることでもあり、自分の責任で行う部分が増えていきます。プロを目指す、プロになったなら必須です。そこで人の心根を検証することができます。豊田章男氏の露出がトヨタイムズやCMなどで、近年大きくなり誰でも知る存在になりました。ただ評判がいいとは言えないようで、自らの発信と不正事件との乖離も大きいです。高い地位に着くとその地位を失いたくないのは、誰でも考える普通の感性です。ただそれまでの功績が認められて着いたのか、その地位に着くためにこれまでがあったのか?いずれかは後で何か起きた時にわかります。岸田総理や小池都知事にも共通して窺えること、それは地位を保つこと、負けたくないことです。常に周りの様子を見て態度を決めていては、信念にブレが生じるのではないでしょうか。ここで冒頭の問題の答です。【A】憧れる【B】尊敬(リスペクト)する日本人は憧れは持っても尊敬する意識は少なく、高い地位に着けば着くほど双方がなくなります。憧れは上に見ているだけでいずれ冷めます。また憧れとやっかみの感情はスライドします。尊敬できる面を持った人を身近に置きたいと、いつも探し続けたいと思います。
2024.06.07
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固定電話の価値として考えていたのは、地震や停電などの際にも使え、土日だと回線がパンクしないかも?またファクスしか使えない時です。しかし、従来のNTT回線が減り、リスクしかなくなってきました。かかってくる電話がセールスばかりで、中には詐欺まがいなものもあります。他にもお願いされる電話として、自動音声の選挙事前投票アンケート、警察機関からの特殊詐欺発生のお知らせ、リサイクル会社からの押し買い巡回案内。”耐久年数を過ぎると壊れますよ。壊れたらこんなことになりますよ”不安を煽る定番の宣伝文句で、電話で契約や訪問を取り付けてきます。先日あったのは分電盤の点検です。”マンションの築年数が経っているので、漏電の可能性があるから調べに行く”と言われ、訪問日時を決めようとします。会社名は電気保安のそれらしい名前で、言っていることは詐欺には当たらず、もっともな話だと思う人も多いでしょう。ただ点検したら交換を勧められそうです。口コミでは分電盤は交換する必要はなく、ヒューズなどの部品交換でいいそうです。法外な値段で分電盤交換を勧めるのは、詐欺だということです。点検訪問は断りましたが執拗でした。とにかく訪問日時を確定したいようです。口調からは強引なイメージがなく、日時を約束してしまう人は多いと思います。ここでおかしいと思う根拠は、家の固定電話にかかってくることです。自分が普段使う番号は携帯電話です。家にかかってくるのは電話帳か、古い資料がもとだと思われます。携帯電話にかかってこないのに、固定電話にかかってくる電話は、おかしいと思うべきだと思います。また口約束だけで訪問するのは怪しいです。証券会社の勧誘は以前より減りましたが、業種によっては今だに電話セールスです。コストやリスクが少なく手早く売れる、藁をも掴む最終手段なのでしょうが、努力する方向を間違えていると思います。騙されないように生きられるかどうか、それが人生でもっとも必要なスキルです。
2024.06.05
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多様性と言われますが、音楽において、アカデミックな分野と社会との乖離が、大きくなって長い時が経ちました。時代の趨勢として個性の表出よりも、同調することに評価が高いようです。例えばよくわかるのは最近のダンス、またオーケストラや吹奏楽で、多くは団体のステイタスが評価対象で、個のステイタスはさほど注目されません。メンバーが固定化されず流動的で、同じ名前の団体であっても、毎回メンバーが違ったりします。視聴者側もそこにはこだわりません。また評価判断の絶対性が失われ、認知度の高いものが優遇されます。専門分野のみならず美化されるのも、真理を惑わす現代の特徴だと思います。政治家も認知度が高ければ得票数が高く、偉大な政治家に見られがちです。理念や実行力のある政治家ではなく、風を読んで存在感を高めることに専念し、上昇志向の高い人が目立つのです。その最たる人物が小池都知事です。都民ファーストの会が都議選で圧勝し、その存在を絶対的なものにしました。安倍元総理は回顧録の中で、”小池さんは、常にジョーカーです。手札の1から13の中にはないのです。ジョーカーのカードなしでも、トランプの多くのゲームは成り立つのだけど、ジョーカーを入れると特殊な効果を発揮してくる。ある種のゲームではグンと強い力を持つ。スペードのエースよりも強い。彼女は自分がジョーカーだということを、認識していると思います。”と、とても興味深い指摘をしています。”小池さんはいい人ですよ。いい人だし、人たらしでもある。相手に勢いがある時は近づいてくるのです。””彼女を支えているのは上昇志向だと思いますよ。上昇すること自体が目的になってしまっているんじゃないかな。上昇する過程では、小池さんは関係者を徹底的に追い落としてきましたね。””彼女の弱点は驚くほど実務が苦手な点です。””一方、小池さんの発信力はものすごい。とにかく、命名もメディアの使い方もうまいですよ。感染が拡大した時に、記者会見では「ステイホーム」「東京アラート」を呼びかけて、「やってる感」を出すのですね。実務をやっているのは政府なんだけどなぁ。”小池都知事のような人は、音楽関係でも多く見てきた気がします。上昇志向と発信力に長けている人で、そこがすべての目的なのだと思います。それでも安倍元総理の言うように、理念や実務こそが価値に値すると思います。真に讃えられるべき人、労われるべき人は、別の所に隠れていることが多いです。現代は惑わされない目を持つことが、もっとも必要とされる時代だと思います。
2024.05.17
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個人の情報が漏れるリスクについて、よく問題視されます。実際に個人の情報が漏れて困るのは、極端に好意的、好きになる人か、逆に攻撃的、悪意を持っている人です。個人の情報は気にしたところで、至る所で収集されていますから、顔や名前を出したところで、すぐに何かが起こることはありません。むしろネットショッピングや登録で、顔や名前以外の情報が漏洩した時に、迷惑メールや勧誘の対象になります。ただこれは登録時に規約を読まずに、了承してしまっていることがあります。最近はフリーWiFiが便利になりました。さまざまな場所に設置されています。待ち時間や自分の時間を過ごす際に、通信料金を軽減するのに重宝されます。接続した代償は次のようなものです。1.デバイスの種類、IPアドレス2.使用したアプリ、訪問したサイト3.位置情報アプリや接続履歴を後から検証すれば、人物や趣味、関わっている団体・企業が、滞在が長いほど明確になると思われます。ホテルや飲食店では不審な人物の特定など、街中の監視カメラの役割に似ています。20年くらい前まで個人の情報は公開され、むしろ繋がりを求めていたと言えますが、今は逆に保護されるようになり、目的が明確でなければ繋がりません。SNSなど繋がりを求めるための媒体で、情報を発信する側が過剰に意識するのは、それも見せ方の情報操作に受け取れます。今や発信する側と受ける側の、騙し合いみたいな様相に感じられます。
2024.05.15
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まだ5月であるにも関わらず、「新入社員の4割が転職を検討」キャリタスが調査結果を発表。理由は上位から、仕事にやりがい・意義を感じない給与水準が満足できない自分のやりたい仕事ができない会社の将来性に不安がある労働環境・条件がよくない職場の人間関係がよくない、合わない自分が若かった時は、就職できただけで、感謝しか感じなかっただろうし、後で上記のような理由を感じても、辞めようと思うことはありませんでした。今の若者はすぐに転職を考えるほどに、自信と意志を貫く強さを持つと同時に、希望の仕事につけたにも関わらず、現実とのギャップに苛まれていて、それまで信じていた夢が、裏切られているのかもしれません。しかし、以前にも書いたように、退職代行サービスに頼んで辞めるなど、向き合い方として軽いことも多く、そもそも人間関係に脆弱であったり、職場に独善的な理想を求めたりします。妥協する考え方も身につけるべきです。もっとも社内の人間関係はともかく、自分が顧客として接する若者は、覇気や誠意が見られるのは始めだけで、概して会社から指示されていることを、自らの信念を通さずに請け売りする、無責任な業務姿勢が見受けられます。結果的にうまくいかなかった時に、事態に誠実に向き合わなかったり、責任を取ったり謝ることも少ないです。これではカスハラも増えます。サービス精神の向上、責任を持って顧客と誠実に向き合う、信頼関係を築き裏切らない、そんな関わりが望まれます。
2024.05.14
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行きつけのヘアカットのお店は、6人くらいのスタッフがいるのですが、いつも元気よく「いらっしゃいませ!」その往き帰りの気持ちよさから、このお店にしているかもしれません。そのお店に行ったらなんと値上げ!偶然前回と同じ店長らしき方にあたり、カットに入ったところで早速、「この前来た時に、ここで値上げの話をしたの憶えてる?」「憶えていますよ!あの時に値上げが決まったばかりで、ドンピシャな話をされるので、値上げするとは言えなかったんですよ」「そうなんだ、値上げの幅もピッタリ」そろそろ値上げの時期だと思っていたし、ちょうどいい具合に値上がったのです。「WiFiが入ったのは最近でしょ?」「今月初めに入れました!あったほうがいいですよね?」「あったほうが絶対いい!待つこともあるからね。今日はパスワード入れたところで、順番がすぐきたから残念!値上げは許す!笑」値上げのお知らせは前の鏡の下にもあり、賃金アップと電気代アップのためと、理解してもらおうという気概が感じられ、いつも心地よく帰れるので納得しました。最近よく思うことですが、サービス料を取ってもいいから、気持ちよく接してもらいたいものです。デジタル化による決済システムの変化や、何でもセルフ化、サービスの低下で、中高年男を見るとバリアを張ったり、譲歩しないために粗い言葉遣いになったり、見た目で決めつけられている気がします。横柄な中高年が多いのかもしれませんが、接客業ならばまずは譲歩してください。例えば、外国人を見ればまず、言葉が通じないのではないかと想像します。しかし実際は話してみないとわからないし、接客しているのに通じないからと言って、投げやりな対応をとったりしない筈です。お客が対応でストレスを感じた時に、多少横柄になる人もいるでしょう。コミュニケーションをうまく取ることが、何事においてももっとも重要だからです。老いた時に身体が不自由になり、お世話をしてくれる看護や介護の方が、優しく丁寧に接してくれたと思えば、とても感謝すると思います。逆に優しさに欠け何かと粗っぽいと、自分一人ではできない分なおさら、精神的にとても苦痛になると思います。日常でもいろいろ感じるくらいですから、施設に入ることになる時を想像したら、不安を感じずにはいられません。こちらがお客であっても話をするうえで、相手の優しさを引き出すような、話術ができるよう心がけたいと、常々考えるようになりました。
2024.05.04
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子供の頃にテレビを観ると言えば、プロ野球中継かアニメだったと思います。親はそれらに興味がなく、テレビは1台しかないので、チャンネルは奪い合いになりました笑。今、それらが日本の経済効果を上げる、一大産業になっています。スポーツやエンタテーメントは、永遠に衰退することのない分野ですから、皆がそこに憧れを持っても仕方ないです。ただあくまで観る側としての良さであって、やる側は厳しさやタフさが必要です。音楽もそうですが聴く側ではなく、皆にやらせて営利を産もうとします。しかしそこそこのところまでは上達しても、プロとして生きていくのは至難の技です。皆が同じようなことを競って、自分に適した夢を持つことよりも、仲間との共感を得るための夢となり、本業や家族では満たされぬ虚無感が、社会全般を占めているのだと思います。昭和の時代は家庭を持って、夫は働き、妻は家を支え子育てし、休みには家族でレジャーに勤しむ、それでも幸せを感じられたのです。以後、雇用機会や労働人口は増えた筈。なのに人手不足やGDPが成長しないことを、少子化や高齢化のせいにするのは、どうも納得できないでいます。MLBの放映権料は電通が窓口で、少なくとも年間126億円のようです。大谷選手の年俸は、2033年までは2億9000万円、残り986億円は2034-43年に支払われ、MLBのニュースは半永久的に扱われます。サッカーのプレミアリーグや、バレーボールのネイションズリーグなども、同様に放映権料を支払うわけですから、スポーツ中心のニュースが多くなります。これらがエンターテイメントとして、皆が本業の傍らに観る分にはいいのですが、皆がスポーツや音楽系ばかりに力を入れても、今直面している問題の解決にはなりません。サイゼリヤをブログで取り上げるのは、外食産業として実力だけで成功している点で、質を下げることなく奇跡的なコスパを維持し、オーストラリアやアジアで認められています。今のコスパで持ち堪えているのは、自社で農場を持っていることや、オーストラリアやアジア店舗の黒字要因で、決して偶然の奇跡ではありません。サイゼリヤは石橋を叩いて渡るタイプで、世の中に遅れてDXに着手しています。社会に迎合するわけではなく、独自のシステムを構築していると思います。今のワインは1,000円以上出さなければ、美味しいと思えるものは殆どありません。ナチュラルチーズは驚くほど値上げされ、日常的なレヴェルではなくなりました。オリーヴオイルはヨーロッパの必需品ですが、大幅値上げが発表されました。既に純正ではない代替品が普及しています。これはこれでも良いと推奨されるのが、これまでよくある流れです。本物に優るのもはない筈なのですが。物価高、円安、人手不足、温暖化など、今の問題が文化の質を押し下げています。高所得者のみが生活水準を維持できるのです。日銀の大規模為替介入が160円で入り、翌日には156円で落ち着きましたが、158円に差し掛かった未明に再び大規模介入、155円に戻しています。かなり大規模で介入を続けているので、明確な金額公開は避けたいのだと思います。必死の感じも伝わってきますが、それでも円安が進んだ時はとても深刻です。
2024.05.01
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昨年まで”今年は特に暑い”と、毎年温暖化が問題視されていました。しかし昨年からトーンが下がり、異常気象がさらに進んだかたちで、今の4月の暑さを迎えています。何かとかなりまずい状況なのに、それは特段問題視されず諦めの体で、日本は全体を制御できないでいます。公のことなのに恣意的なのです。銀行、キャッシュレス決済の、メンテナンスがやけに多いです。先日VポイントとTポイントが併合。予想以上の何かがあったでしょうか?三井住友銀行やTポイントにとって、シェアを広げる意味はあっても、dポイントやT、PayPayに比べて、Vポイントは使い勝手が悪かったです。Vポイントアプリが統合された日に、「VポイントPay」の表示になりました。名前からするとコード決済ができる、新たな機能が増えたのかと思ったら、Apple PayやGoogle Payに加入して、紐付けないとコード決済はできず、ID(タッチ決済)に切り替える以外は、結局ポイントアプリの機能です。使い勝手やキャンペーンによって、コード決済やカード決済を使い分け、少しでも物価高に抗おうとしても、日々何かが変わり煩雑極まりないです。これだけ紐付けが進むと、何か起きた時に支障はないのか?使わない決済手段や保険等、どんどんやめていく決断が必要です。世の中全体を制御できていないのは、今回の衆院補選結果を見ても明らかで、自らの保身を図る、利益誘導に走る、それしか見えてこない社会だからです。このブログで問題提議してきたことは、後で見ればすべて当たってきました。一昨日円安について為替介入しない、日銀に失望したと書きました。今日155円から遂に160円を付け、やっと大規模介入した模様です。ただ介入はGW前の155円でやるべきで、今から円安をとめるには持続性が必要。後から慌ててやった感じに見えます。
2024.04.29
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この10年で薬局は街中でとても増えました。ここには薬剤の進歩によって寿命を延ばし、50-60代から多くの人が薬局に通います。また予防医療への関心が高まりました。もはや医療業界は一大産業と化しました。だからこそお医者を選ぶべきだと思います。いろいろなクリニックを渡り歩いても、自分が納得できる所は殆どないからです。医師63人がgoogleマップの口コミ削除に、営業を侵害されたとして提訴しました。自分が行ったクリニックの口コミを、googleマップで見たところ評価が分かれ、★1の酷評と★5の絶賛に2分されています。評価を見て酷評に共感することはあっても、絶賛評に共感することはあまりありません。つまり酷評だけを削除するのではなく、作為的な絶賛評も削除するべきです。処方箋には有効期限として、小さく4日以内と記してありますが、土日を挟むと薬局は土曜日は午前中のみ、日曜は休みという所が多いです。チャットGPTによれば休業日はまちまちです。4日以内はどう数えるのか明確にすべきで、有効期限を明確に日付で記したほうがよく、患者によりわかりやすくなります。この期限切れで揉める人は多いと思います。自分の場合も期限切れを指摘されて、無理を言うのはカスハラだろうと思いますし、言い分はあってもそこは我慢します。薬局の方もいちばん困る事例なのでしょう。期限切れでも医師の許可で結局売る訳ですから、ルールのためのルールと感じます。皆がストレスを感じるだけに終わります。お医者に向けたクレームは理解できます。どこからがカスハラになるのかが問題ですが、逆にドクハラや関係者ハラもあると思います。googleマップの口コミを見てわかる推察は、患者によって対応が違うということです。お医者を神格化するお年寄りなどには親切で、懐疑心がある人には冷めた対応をします。これは確固たる自尊心の表れと感じられます。患者は面と向かってクレームを言いにくい分、googleマップの口コミに吐露するのでしょう。クレームとカスハラの線引きは難しいです。具体事例案が都から発信されました。世間で言っていたカスハラとはこれ?設定がシュール過ぎて驚きました。3000円で購入したこどもの誕生日ケーキで、記された名前が間違っていた時に、①店員の胸倉を掴み1億円を要求すること②丁寧な口調で1億円を要求すること③店員の胸倉を掴み3000円を要求すること以上はカスハラにあたり、④丁寧な口調で3000円を要求することこれはあたらないと言います。①〜③はカスハラ以前に恐喝に思えます。名前が間違われることはよくあることで、間違われやすい名前もあります。間違えられたらすぐに直すのが慣例で、”間違えたからお金を全額返してください”と言う寛容のなさのほうが危ういです。また逆に印象に残るのは下記の点です。①齟齬や過失によるお店側のミスで、代金の全額返金を要求してもいい②こどもの誕生日ケーキの名前ミスは、他の誤記載の中でももっとも許されない結果的にケーキ屋さんは誕生日ケーキに、名前入れをすることのリスクが高まり、名前入れサービスが減るか、決して間違えないシステムになります。カスハラの線引きがわかる例ではなく、教育的にまったくうまくないと思います。このような繰り返しが良い悪いではなく、おかしな世界にしてゆくのです。
2024.04.24
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就活をしてようやく入社したのに、すぐに退職する若者が話題になり、退職代行業者に依頼するのが今流で、手段として支持する声もあります。理由としては、入社前に受けた説明と、入ってみると条件が違っていた、希望する部署に配属されなかったなど、相互の歩み寄りは見られません。入社前には双方が長所を際立たせ、入社後には実際の問題点が見えてくる、これは結婚にも見られるわけですが、人が表面と裏面を使い分ける以上、昔からの永遠に出てくる問題です。では今の時代に何が変わってきたか?表裏の使い分けが激しく歩み寄らず、優位性を出すタイミングを見計らう。仲間としての優しさに欠けています。齟齬があり退職することはわかります。ただ辞め方はとても重要なことです。代行業に依頼するということは、直接話をする余地がないことを表し、突然辞めることになります。本人以外から告げられることは、会社の関係者もショックでしょうし、信頼関係が失われていたと感じます。関わりに労を惜しむとも判断できます。辞めるまでの経緯がどうあれ、次に就職する時の会社の担当者が、もしこの辞め方を知ったら、同じことが起こることを怖れます。それはプラスには働きません。人は表と裏を使い分けますから、その時はいい顔をしていても、真逆のことを考えていたりします。まずはお互いが本音を出せるような、歩み寄れる話術がいちばん求められます。しかし経験が少ない若者には難しいです。宝塚音楽学校の入学式が報じられました。入学式そのものが既にステージのようで、他者に見せるための演出が感じられます。本来は入学者のための入学式ですから、一般的な入学式とは一線を画しています。新入生はめいいっぱい憧れを表現し、よく見られるための表面を見せています。入学前、入学から1週間あたりまでは、新入生の初々しさや緊張感がありますが、やがて出せる範囲で裏面を出し始めます。友人同士でも裏面を出し始めますから、この頃からうまく纏まらなくなります。宝塚のように一糸乱れない演技や、人によっては実力以上の努力を求められ、厳しい指導やルールが必要になるでしょう。そこで学生にとって想定外の苦悩や、楽しむことができない事態が起きます。昔は我慢を求められましたが今はしません。今の時代に維持するには質を下げたり、量を減らしたりするしかない所以です。手立てとしてはどんな立場であっても、寄り添う優しさとコミュニケーションです。
2024.04.19
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インテリア・小物雑貨の日本企業が、パリに新しく進出して話題になりました。発音しやすさから「無印良品」は、この頃から「MUJI」となりました。それまでのデザイナーの個性より、シンプルで細かな配慮と機能性を重視し、省資源、低価格、アノニマス、自然志向で、偏ることなく高いレベルを維持するのが、無印良品の方針として掲げられています。「これがいい」より「これでいい」思想、これはこの頃から大規模な広がりを見せ、ユニクロを始めとするアパレル業界から、果ては音楽まで影響を受けています。その後プライベートブランドが増えて、リーズナブルなうえに厳しい検討を重ねた、全てにおいて優秀な商品が作られています。それらはダイソーとも競っています。個人ブランドは知る人ぞ知る存在となり、大手企業方針に合わせたものが席捲し、人々もシンプルでアノニマス、没個性、皆が同じになってきています。親和性や協調性を育むことではよく、SDGsにも貢献、時代にマッチしています。問題は社会全体で本当に質を保てるのか?物価高競争に対抗するために、粗悪にならざるをえないかもしれません。しかし、その質の劣化に対しても、寛容にならざるをえない風潮があります。それが昔より営利主義や悪徳商法を助長し、日本は気を抜けない日常になりました。
2024.04.16
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クーポンやポイントをたくさんもらえる旅行サイトやグルメサイトがあります。結構な特典なのでぜひ使おうと思い、予約を入れようとするのですが、グルメサイトでネット予約できるお店は、以前より随分減ったように思います。一人でも入店予約できるお店は、さらに少なくランチだとさらに少ない、場所やメニュー、使用期限などで選び、普段は予約しないようなお店になります。それでもここまでは有意義です。インドカレーのお店のランチを予約し、時間ちょうどに到着しました。まだお昼少し前でしたが2組が既にいて、人気がある印象でした。店員さんは皆インドかパキスタン人です。「ホットペッパーで予約をしました」ことを告げたところ「予約?何人?」と、とても意外そうな反応でした。他の2組がいる窓際ではなく奥に通され、歓迎されていない様子に逆に緊張しました。注文しようと思っていたタンドリーチキン、2種類のカレー、ナンのセット、辛さは中、食後にチャイを注文しました。いろいろお店に予約して行きましたが、予約確認もされなかったのは不安でした。このお店はグルメサイトの予約が少なく、宅配の注文が多いと察しました。レストランとしてはとても要領良く、殆ど待たずに次々と出てきます。期待した想像と違ってしまうと、落ち着いて味わえない気がします。会計の際にポイント利用を告げると、「証明になるメールを見せてください」外国人の立場としての不自由さは、わからないでもないので、「ちょっと待ってください」と告げ、メールを探しましたが、同じような予約を他にも入れていたりして、少し時間がかかってしまいました。昔ならあったようなやりとりですが、今はお店の側でも管理できている筈。決済方法もサイトに載っていたものと違い、カードは不可でPayPayのみ可でした。昔からあるお店では昨今のデジタル化は、問題が起こりやすい気がします。決済手段や予約・注文方法が増えた分、設備投資が増え管理が煩雑になりました。この後グルメサイトに入店報告がいくのか?どうやらいかないようでポイントはつかず、ネットの予約システムを楽しもうとしても、楽しめない結果に終わるのは残念です。経済大国でなければならない呪縛から、他国から遅れることを嫌がり、日本らしさに合った手段か検証せずに、無理に着いて行っている感が免れません。
2024.03.18
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「若気の至り」若くて無分別であるためにしでかす失敗、恥などを意味する表現。 後に自ら振り返って言う場合などに用いることが多い。もう死語かもしれません。「日本は凄い」「こんなに素晴らしい」メディアはそう言いますが、日常で周りを見渡してみてそうですか?どんなに知識や教養があっても、経験が少なければ失敗はあります。若者に限ったことではありません。よくなったとか幸せな世の中など、まったく思わないです。皆が自分を守って、言いたいことを言い、やりたいようにやる世の中です。特に若者に道徳を言わなくなった大人、他者への配慮を考えない人が目立ち、お客にうまく売りつけることしか考えず、お客のこちらが諭して場を収める、そんなことが多くて疲れます。プーチン大統領が再選されました。皆おかしいと言いますが得票率87.29%、ロシアの人口1億4340万人のうち、7590万票を獲得したと言います。日本が戦争をすることはないにしても、人を統制することにおいて、同調圧力や印象操作が激しく、ロシアのことを強く言えない気がします。
2024.03.17
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人には表の顔と裏の顔があって、そのバランス調整は人それぞれです。目まぐるしく価値観を変えようとする、世の中(メディア)に対して、うまく切り替えなければ批判されます。世の中には万事うまくいく人もいれば、うまくいかない人もいます。中には絶賛されていいところなのにされず、先行きが閉ざされた人もいるでしょう。それまでの実績は残しておきたいため、部屋は散らかり物が溜まります。そんな裏の顔を持つ人は少なくなく、重症になると外見上ゴミ屋敷となり、表の顔となってしまいます。「ギャップ萌え」が取り沙汰されてから、表の顔とは異なる顔がもて囃されました。テレビのコメンテーターなどでも、出る番組によってスタンスが変わり、硬い番組と軽い番組では別人格のようです。ひと昔前までは人格を変えるのはNGで、ひとつのキャラクターを透徹することが、一流の証とされていたように思います。ただ役者や教師はこれを必要とします。今の学生も先生によって顔を変え、優等生を演じる局面と平常心の局面があり、教員はどちらの顔に接するかによって、その学生の印象は異なってきます。安倍元総理の回想録の中で、「トランプ前大統領は思ったより謙虚だった」大統領選時にトランプ前大統領の代理だった、弁護士のウィルバー・ロス氏が、「報道されているトランプと、実際のトランプは違う。彼は良きリスナーだ」と安倍元総理に話したと言っています。トランプは大勢を相手にした場合に、リップサービスが過ぎる傾向があり、普通の対話ではそれとは違う傾向のようです。政治家は少なくとも皆そんな感じで、表で言うほど良い素顔は持っていません。自民党青年団が過激パーティーとして、非難されている件も、本来は個人的に裏で行うべきことを、集団で表で行ったことへの批判です。しかし、高市早苗氏の言うように、露出が激しい衣装を着たダンスが問題であれば、他のダンスやバレエですらNGということになり、ダンサーにとっては表の真摯な仕事であっても、周りが認めずいかがわしいと言っているわけです。こういったダンサーを裏家業としないことに、ダイバーシティや多様性と言うとすれば、まずは実践で示す前に問題定義すべきでしょう。単に政治家の裏の顔を表で晒しただけでは、批判の対象になってしまいます。ただ、責めている人の問題視する質問で、”ダンサーに触れたかどうか”が問われていますが、ダンサー側が嫌がったとは言われていません。論点を摺り替える議論は戴けません。何が問題なのかはっきりするべきだと思います。
2024.03.13
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SNSなどで人を褒めたり、「褒めて育てる」と公言するなど、純粋にそう感じて実行する人は、どれだけいるだろうか。普通は性別や年齢に拘り皆は褒めず、相手を褒めることにより好かれたい、人気を得たい、自分も褒められたいなど、そう思われたい相手に対して褒め、相手は目下か同僚に限られます。その理屈から言うと、目下をいくら褒めても、目下から褒め返されることはごく少なく、好意を表明されたとすればリアルです。今の時代は”他者にいいことをしている””他者に配慮している”フリをするのが、慢性化していてそのフリに対して、同様にフリで返す慣習が見られます。相手に返しを媚びているようなもので、自分の存在を認めてもらいたい表れ、労いの言葉をもらいたい表れです。「いいね」をつけるのも似ています。都が昨日からコード決済で10%還元と、かなり突然のキャンペーンを始めました。都内のお店でau PAY、d払い、PayPay、楽天ペイのいずれかでコード決済すると、支払金額の10%がポイントで戻るもの。コンビニでは無効だったり、なぜこの4社のコードだけなのか謎ですが、表面的には物価高騰対応策とか、都内の店舗における消費活性化など、とてもありがたい内容です。コロナ禍以来、給付や還元と言った、所謂ばらまき政策が頻繁に行われます。それまで殆どなかったにも関わらず、たがが外れたかのようにも感じられます。ただ都民の生活を助けたいだけかと言うと、小池都知事を見ているとそうも思えません。直接的に都民が恩恵を感じるには効果的で、都知事選の票集めに有効なのだと思います。なぜコード決済に特化しているのか?なぜ4社のコードにしたのかを考えれば、今回のキャンペーンでいちばんの効果は、この4社のコード決済が普及することで、逆に他社のコード決済には逆風です。また還元率10%は他になく高利率なので、他社のポイントバックにも逆風です。その意味では自由競争に介入しています。また、◯◯ペイを活用する人は限られ、誰もが使っているわけではなく、中高年よりも若い世代がターゲットとか、投票に行かないような人にも有効です。さて、その都知事選はもう4ヶ月後です。小池都知事が出馬を決めていれば、今回のキャンペーンはできないでしょう。世の中のことはほぼトップの一存で決まり、周りは忖度し恩恵は受けるのが基本です。そう考えると責任はトップにあります。
2024.03.12
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夜の大型スーパーに行くと、昼とは異なり店員さんが若返ります。大学が休みに入りアルバイトが、大学生と思われる慣れない人たち。慣れていないのは言葉も動きもです。レジカウンターでバーコードを読み、指定された精算機にカゴを移す際、慣れていてデキた店員さんは自ら、カゴを精算機の台に移してくれます。大した量はいつも買わないので、カゴ自体は重くないと思うのですが、中高年男性に優しくない中年女性と、新人ぽい若い女性のレジ担当者は、何もしないので自分で移します。レジの人が移したほうが早いので、マニュアルではレジ担当者が、移すことになっていると思うのですが、相手を見て人で変えているとすれば、印象で差別されていることになります。なんてこった!って思います笑。これは複数のスーパーで同じです。若い新人担当者のレジで精算中に、レジ全体を監視するベテラン店員さんが、「”ございます”って言えるようになったじゃない!」「偉い、偉い!」とその新人レジ担当者に言いました。思わず笑ってしまいました。今時の大学生はやっぱりそうだなと。もちろんデキる人もいますが希少で、サービスを受ける意味では、レジは当たり外れがあるわけです。テレビやSNSではデキの良さしか見られず、今時は皆こんなにデキがいいのかと、ついつい信じてしまいそうになりますが、自分が知っている若者はそうではなく、指導する人の労苦を察します。嘗ての日本的な引き締まったサービスが、とても懐かしく感じられますが、それは昭和でも古臭くもなくて、とてもありがたかったと思います。
2024.02.12
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生きていると震災、病気、資金など、先々の心配が絶えません。また、便利だからこそ壊れることを怖れ、何かと理由をつけて買い替えます。前にも書きましたが、日本人は欧州とは比にならないほど、古いものを使い続けないと思います。これは同調圧力や不安に怯えていて、周囲の目線が影響する気がします。それでも備えることはよいことで、いざという時に困らなくてすみます。ただ中には心配ばかりに囚われたり、逆に嫌なことを強いられたりします。消防設備点検という法令があり、年2回家屋の火災報知器や避難梯子を、外部機関が点検をしにきます。報知器は各部屋にあり家中点検です。万一火事になった時に故障があったり、避難できなかった時は困ります。また、消防士は危険を冒して消火し、その負担を減らすためにも必須です。ただ年2回家中を他者に見られるのも、自分としては酷いストレスを感じます。まったく未使用の器機の点検ですから、これまで故障が発覚したことはなく、1-2分で終了してしまいます。また人生の中で火事を起こすことも、器機が故障している確率も、おそらく限りなく低いものです。さらに、こういう事案のあるあるは、点検を受けている家は大丈夫で、問題を起すのは受けていない家です。能登半島地震の記事を見ていて、自分が被災したらどうなるのか?停電や水道などライフラインを失い、全てがリセットされてしまうことは、とてもショックなことです。備えるためにコストを費やすのは、今後生きるうえで考える必要があり、言われたからやるのではなく、どこに住み何を備えるかかまでが、各自の選択なのだろうと思います。
2024.01.29
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ローソンのキャッチフレーズ、”マチのほっとステーション”は、その昔は郵便局だったと思います。地域に根ざして住民と繋がって、安心できる場所だったと思います。今はプライバシーが重要視され、今までの親しみやすさがなくなり、サービス面が問われてきました。テレビCMでは奮起するイメージで、弱体化する運送業の中でも元気です。運送業は人手不足、業務改善、コスト高をまともに受けていて、嘗てはサインをして受け取った荷物も、今や置き配を平常化する企業もあり、誤配達などのトラブルがあるようです。以前にも書きましたが、郵便料金はどんどん値上がりし、配達にも時間がかかるようになり、郵便を利用する人は減ったと思います。郵便局も昔の信頼を保つべく、新たなシステムを作っています。”ゆうプリタッチ”送り状作成機を導入し、手間を省いて割引する方法があります。ゆうパックではスマホ割、フリマでは匿名配送などで役立ち、使いこなせば便利です。しかし、集配局での郵便窓口は混んでも、ゆうプリタッチを使う人は少ないです。えきねっとで予約するのと似ています。みどりの窓口に並ばなくても済むのは、とても便利で並んで買えなくなりました。ただ根付かせるのは難しいようです。ゆうパックよりも小さなものを送る時、ゆうパケットを使いますが、さらに小物を送る際に用いるのが、ゆうパケットポストminiです。これは安価で小物を匿名で送れるうえ、郵便ポストに投函できるために、人気があるそうなのですが、専用封筒を20円で購入する必要があり、それは郵便局かコンビニで買います。昨年末から専用封筒が品不足となり、郵便局に行ってもない時があります。企業がまとめ買いしたり、フリマサイトで売る人がいるためです。結局、この封筒を探す手間がかかり、スムーズに送れるかわかりません。また送料が読めなくなってしまいます。フリマでは送料が変わると厳しいです。郵便局のサービスそのものは良くても、システムとして成り立たなければ、昔の信用はなくなるばかりです。人との接し方をよくしてもらい、デジタルにはないサービスが必要です。
2024.01.28
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今日もとても混んでいて、店の回転が凄まじい感じです。そんな時は何人で入ろうと90分制。1人で入れば1杯飲もうと十分です。4人席だと居心地がいいです。気持ちだけでもくつろぎたいものです。間仕切りを挟んで隣の2人の女性は、ファミレス特有のドリンクバー商談。そこに若い店員さんが、時間が長くなっているので、そろそろ席を空けるよう告げました。テーブルの上で装飾品のお店を広げ、所狭しと空いたグラスが並んでいます。まだランチメニューがあるので、逆算すると3時間以上いるようです。しかしその2人は出ようとしません。それから30分ほどいました。気持ちはわからないでもないのですが、周りから見ていると早く出たらと、思わず言いたくなります。ドリンクバーのあるファミレスでは、飲食以外の用途で利用する中高年が、長い時間居座るために時間制限があり、お客だからと少し横柄になります。10年くらい前なら普通だったことでも、今は店のルールに従わなければならず、何よりも若い店員が嫌な思いをします。しかも中高年はルールを守らないし、少ししか注文せずにねばるという、悪い印象がついてしまうことでしょう。店側も繁盛するのはありがたい筈で、空いていたら長くいてもらいたいし、混んできたら待たせず回転させたいと、店と客はそれぞれの論理があります。この30年ほどの間に、よいとされていたことができなくなり、よくなかったことができるようになり、世代間における齟齬が埋まりません。確認や念のために聞いたことでも、今の価値観が絶対だと感じている若者は、聞かれている意図が理解できずに、つっけんどんな返答になったり、世代間ギャップを感じてしまい、閉ざしてしまう臆病な面があります。もっと寄り添いコミュニケーションし、相手への思いやりが必要な時です。この点で世の中をリードする人は、教育的な観点で欠落していると思います。多くの人は自分が受けた教育を、自分が教える時に繰り返しています。もちろん独自に開発できる人もいますが、人は基本的にそんなに変わりません。世の中の摂理を変えるには、困ったから今日からいきなりではなく、これまでの流れに沿ったうえで、緩やかなアップデートが必要で、権威的に変えてはならないと思います。
2024.01.27
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docomoの問合せの連絡がつかず、ドコモショップに行くかどうか、覚悟を決めたところで最後の電話。なんと通じて無事解決。かなり丁寧に説明したのですが、担当者とお互いに確認しながら、意志の疎通が取れました。スマホを見ながらやりとりできれば、もっと簡単なはずなのです。上層の人が机上でシステムをつくり、それを理解して設定するのは、窓口担当者とお客です。そこでの相互理解は難易度が高いです。もっとも賢い担当者は、トラブルシューティングの説明や、ケーススタディの想定を受けた際に、こりゃ面倒だと考えると、そもそも勧めなかったり、先を見越した説明を最初にします。しかし、営利主義であれば、契約をひとつでも多く取るために、例え面倒な設定やシステムがあっても、業績を伸ばすために勧めます。お客としては新しいシステムの勧誘で、本当によりよくなるのかどうかは、かなり吟味する必要が迫られます。発売元が大手であっても、窓口部署は子会社の可能性があります。社会の方向性としては、企業がコストカットをするために、内容や行程を薄くしたり省くことを、お客がセルフで行うことになります。日常の買物でもわかりますが、5年の間にレジ袋はなくなり、キャッシュレス、セルフレジ、挙句は無人店と企業優先社会です。こんな時だからこそ、人がいる限り人の関わりが重要で、人がどんなサービスをするかが、その企業や店の価値かと思います。
2024.01.23
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100年くらい前からの成功者の例から、巨万の富を生むことに何が必要かと、ナポレオン・ヒル著の自己啓発本が、「思考は現実化する」です。30年くらい前に無料でもらったもので、今回電車の中などで読んでみました。ずっと読まなくても”自分は自分だ”と、高を括っていたのですが30年発起です。序盤はカーネギーホールを造った、カーネギーの成功談が綴られ、よく識る名前が出てきて馴染みます。後半になると核心に触れます。穿った言い方になりますが、今まで考えてきたことと似ていて、自分の生き方の検証になります。刺さった件をあげておきます。”能力は使わなければないのと同じだ”これがすべての大前提と感じつつ、願望実現のための6ヵ条があり、特に刺さった抜粋です。2. 望むものを得るために何を差し出すか(とても重要だと思います)3. すぐに始めて最終的な期限を決める(ダメなら一旦諦めて練り直し)6. 願望を紙に書き1日2回大きな声で読む(ブログやSNSに書くことも似ています)”少しでも勝てないのではないかと、思ってしまったら勝てない””最終的に勝利を収めるのは、「私はできる」と思っている人なのだ”経験と人との関わりこそが教育で、本来の教育はいらないと言いますが、後半では”想像力が決め手”とも。ここからは自論も入りますが、想像力が逞しい人ほど変わることができ、想像力に乏しい人は過去の教育や経験で、物事に対処し無難にこなせます。作曲に当て嵌めると、学んだ理論で音を置いていく人と、イメージした音に理論を当てはめる人で、出来上がるものは変わってきます。理論的につくられたものは真面目で、面白くするには自分なりに応用するか、少し乗り越える想像力が必要です。個性的な魅力を持つためには、想像力を鍛える必要があります。教育的に言われることとは異なり、自分が劣っていると感じている人でも、成功する術はあるということがわかり、自己の未開発な能力を伸ばせる本です。
2024.01.07
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昔、雑誌などに載っている懸賞に、ハガキを買って送ることは、時間もお金もかかりたいへんでしたが、その分ワクワク感も大きかったです。今はインターネット経由で応募。「◯◯◯名様に全額キャッシュバック」とか言うキャンペーンに目を奪われます。昔ながらに「抽選で」と書いてあります。”抽選”とは、”能力や立場に関わらず、平等な確率で物事を決める方法”ですが、当選する人の条件は本当にないのか?昔に比べると疑わしく思っています。ワクワク感や当たった時の悦びは、想像するだけでもそそられ、お客を呼ぶにはいい方法なのでしょう。夢は売られても夢で終わるのが常です。dポイントをスマホ決済のiDで使える、電子マネーに充当できるシステム、iDキャッシュバックを使っていました。まだ1-2年かと思いますが、それが終了してしまいました。dカードのiDタッチ決済にもできますが、スマホのiDはdカードとは別の、実物のないデジタルカードを設定します。その設定がとにかくややこしかったです。今流で対面の説明がなく電話のみで、半日くらいいろいろな部署に回され、やっとのことで使えるようになリました。何ポイント使ったかも自分で把握し、オンタイムでは表示されないなど、ポイントを追加充当するにも不便でした。いろいろな問合せがある気がしますが、電話で顧客の質問を聞いて答えるのは、対面に比べるとかなり難しいと思います。デジタル機器の専門性に長けていても、一般のお客がわかるように説明するのは、まったく別のスキルを要します。dカードへのキャッシュバックは続いて、なぜこのスマホのiDだけが終了するのか?ポイントをiDで使えるシステムは良くても、顧客に説明するシステムは難しいでしょう。ホテルはチェーン展開が増えました。大手のホテルはクレジット機能付きの、ポイントカードを発行していたりします。カードには多くの特典があります。顕著なものがチェックアウト時間延長で、通常10時が11時や12時まで延ばせます。ただ普通の社会人はあまり延ばさず、むしろ早くチェックアウトするようです。時間調整で11時まで延ばしてみると、ドアの外では客室清掃の物音が大きく、担当の人の会話も聞こえてきます。当然だんだん気まずくなってきます。これはもちろんホテルにもよります。その時は清掃の方の世代が上でした。昔の常識は仕事を早く終わらせることで、レイトチェックアウトは調子を狂わせ、仕方ないけど嫌な気持ちはわかります。世界が進んで変わったとしても、現代は進化を強要できるものではなく、いろいろな人を繋ぎとめる術こそが、もっとも必要とされている知恵なのです。
2024.01.06
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年賀状とは何か?私信です。所謂DMではありません。私信とは、個人の手紙、私用の手紙、またの意味は秘密の知らせです。個人的な簡単な手紙だとしたら、メールで用は足りてしまいます。いつの間にか出すか出さないか、挨拶をする意味に変わりました。会いたいけどなかなか会えない人、商用で忘れられないようにするため、意味がなくても新年の挨拶として、無用の接触が許されるツールです。印刷が発達して皆に同じ文面。私信としてのコメントがない、家族構成など個人情報はあっても、本人の情報が載っていないなど、不特定多数を相手に皆がわかる、有益な情報を印刷することは難しく、誰に向けた発信なのかわからない、宣伝DMのようになりかねません。宣伝は本来知人にはしにくく、年賀状は便利な宣伝ツールですが、それはそれとして別にするべきで、”賀状”は祝賀の挨拶なのです。こどもの頃のハガキの郵便料金は、7-10円台だった気がします。来年からはなんと85円になります。それでも安いのかもしれません。郵便にはゆうメールという、安価で便利な送り方があります。条件は私信を入れられないことで、印刷物なら入れてもいいのですが、今は私信でも印刷できますから、ここの線引きが難しいと思います。実際に郵便局によっても、内容物を聞かれますが若干異なり、ゆうメールか、普通郵便か、さらにゆうパケットとの違いは、料金以外にも結構複雑です。裏を返せば、仕事以外の部分で、知り合いの個人情報を知り得る、唯一の手段が賀状ということで、年賀状を出す人が減ったとしても、意味としては重くなりそうです。
2023.12.29
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自分にとって見られ勝ちな事。話し方や語彙が鼻につくらしく、わざと小賢しく話していると思われ、野心や下心があると疑われます。表現者としてそんなことはなく、本心をあるがままに表しています。素直に受け取ってもらえないのは、その人が普段そう考えているからです。背伸びすると言えば肯定的ですが、見栄を張る人は普通にたくさんいます。自分の場合は本心しかないので、裏読みは要らず早く結論を出したいです。この数年、代議士さんや区議から、意見を求められることが増えました。身近な問題を求められているのですが、言うだけ言って終わることも多いです。そんな中、意見を出した代議士さんと、直接関わりを持てる機会をもらえました。意見を言う以外の野心はないので、お断りしたところ、秘書さんが家に。その真摯な姿勢は所信よりも説得力があり、できることで応援したい気持ちになり、いただいたアンケートを今日送りました。自分の場合は長文の理詰め文章ですが、説得力のある意見が何よりと信じています。単に批判をしたり文句を言うのは、自分の主義ではなく考えは必ず活かしたい。そのために生きているようなところがあり、人のためになることが宿命のようです。ひとつ言っておきたいことは、間違った認識で見て欲しくありません。そう見るのはあなた自身がそうだからです。私はあなたとは違うのです。
2023.12.04
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携帯電話に電話がかかってきました。発信番号を見ると+184463726339取ると自動音声で、NTTファイナンスからで未納料金があり、法的措置に移るところだと言います。もし、オペレーターと直接話したい時は、「1」を押すように促されます。もちろん「1」は押さず放置します。メッセージを2回繰り返して切れました。この間は時間にして40秒です。この後、警察に電話をしました。経緯を話すとこの電話はよくあるのだと。「1」を押すと金銭を要求されるそうです。発信番号の冒頭にある+184は、電話番号を非通知にするためのものです。また自分の場合はNTT回線を使っておらず、請求も回線を変えた随分前からありません。しかも未納料金があればまず止められます。その直後にテレビの報道番組で、まったく同じ例を紹介していて、特殊詐欺の方法が変わってきたと言います。この電話が既に多くあることも知りました。騙される人は少ないかもしれませんが、日常的にこのような電話がかけられていて、今もっとも報じるべき事案だと思います。嘗てコロナ感染者数を毎日発表したように、緊急速報として特殊詐欺の事例を発表し、注意喚起を促すくらいでなければ、数として減っていかないと思います。誰しもが老いた時にいずれ注意力が衰え、詐欺にかかるなど考えてもゾッとします。今や他人の幸せに共感している暇はなく、独善的な社会に疲弊している人は多いです。人を信用できないから裏切りのない、デジタル機器やゲームに依存してしまい、コミュニケーションはますます取り辛くなり、自分のことを考えるだけで精一杯になります。嫌な社会になってしまったものです。経験と年月を経てわかることは多いですが、若い時に未来の社会は予想できません。中高年には昔に比べて生き辛さがあります。若者は少しでも社会を改善することによって、今よりも生きやすい将来を作れます。むしろ、今苦しければ未来は明るいかもしれません。
2023.11.30
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スポーツ選手が試合に臨む前によく、「楽しみたいと思います」と言いますが、周りからの圧力や騒がれることで、緊張せずに平常心を保つ意味があります。しかし、そう言えるのは天辺の人で、一般的には騒がれなくても緊張するし、必死で取り組むしかないでしょう。楽しめても負けたくはないのですから。それに対して、相手がいる職業、商売、教育、営業などは異なります。自分が楽しんでいるだけではダメで、お客が結果的に楽しめるかどうかが鍵です。自分には辛い状況があっても、お客が喜ぶ、成果を出すことが、ひいては自分の喜びになるわけで、自分が楽しければいいものではありません。お客が喜んだり納得するようにできない、そんな商売人、教育者、営業担当者は、その職に向いていないかもしれません。転職を考えたほうがいいかもしれません。めちゃくちゃな要望は除いても、お客の要望を聞くのは義務です。高い要望であれば可能性を示すことが必要で、困難であっても楽しいものとは限りません。結局「楽しむ」とは結果的な感想であり、過程には恐るべき努力を要するわけです。その努力には細かな配慮が有効で、お客が納得する気遣いかもしれません。
2023.11.25
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仕事なのに口にしたことを実行しない、そんな人に立て続けに遭遇しました。自分から言ったことをやらないのは、どんな言い訳も通用しません。それとは別件ですが、特殊詐欺の注意喚起の電話が、ひと月に1回以上のペースで必ずきます。警察署の委託を受けているようです。町内で特殊詐欺の電話を受けた人がいて、110番があるとこの電話がかかってきます。区で言うと半年で16件総額1,800万円の実質的な被害が出ているとのことです。この被害に遭わないようにとの、とても親切な電話ではあるのですが、家にはそのような電話は1回もないので、やりとりとしては話を聞くだけです。ましてやオレオレ詐欺には遭うわけもなく、さすがに今回は優しく聴くのに嫌気がさし、かかってこないし引っかからないからと、説明したのですが先方の話は止まりません。「特殊詐欺の電話が来たら110番します」と言って話はやっと終わります。この注意喚起を町内全てにかけるのが、この方の仕事なので情熱すら感じます。一連のこのやりとりからわかったことは、特殊詐欺の電話がかかってくるのは、厳選された人だということです。かかってきた人の特性を調べたら、誰の家にかかるのかわかると思います。しかし1軒でも多くの家に注意喚起するのが、この方のやり甲斐なのだろうと考えると、効率性は求めていないのだと察します。ただ毎度同じ話を聞くのは虚しいです。自分の仕事に誇りを感じるのはいいことで、成果をあげたい気持ちもよくわかりますが、自分の都合で接してこられるのも事実です。言ったことを都合でやらない人もいます。信頼関係が成り立たない原因がそこにあり、昔は何よりもまず信頼関係だった、仕事の運び方が変わってしまいました。それは教えることが難しくなったためです。まずは
2023.11.23
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国のお金の使い途のニュース、聞こえてきたのが。コロナ禍で開業医が、想定以上に大儲けをしたということです。取り立てて言うほどなのだと驚きました。調べたところ、「年収3500万円の開業医が、こっそりボロ儲けしている凄まじい手口」という記事にあたりました。「1日40人ほどの患者を診て、生活習慣病や風邪の患者に薬を出すだけで、5,000円〜12,000円くらいの診療報酬があり、1日35万円程度の売り上げ。年間6,500万円弱、経費の3,000万円を差し引いて3,500万円ほど」これは兵庫県の医師が語った話のようです。自分が行ったクリニックは診察が血圧測定1分、受付で処方箋を出してもらって終わりですから、すごい効率だとは以前から思っていました。次に「エリート医師から嫌われる患者たちが、抱えているヤバすぎる共通点」と言う記事。同じ週刊現代からですが、まずタイトルの文がおかしい気がしています。要点としては①過度な期待は困りもの②間違った薬の知識で要望を言う③前にかかっていた医者の悪口を言うですが、どれも医師の目前では言えないのでは?この記事ではさらに医師はプライドが高く、「健康にしてあげたい」と思うか、「腹が立つから適当に診ようか」と思うかで、治療の成否が変わってくるとまで書いています。前編として「医師たちが明かした、嫌われる患者に共通している残念すぎる共通点」先述のタイトルよりわかりやすくなりました。しかし、書かれていることは一つです。「患者が高齢になればなるほど、話が通じないので困ります。こちらがどれだけ説明しても、都合のいいことしか覚えてないんですよ。」都内にクリニックを持つ開業医の話です。「話を聞かないなら病院に来なけりゃいいのに」昔の一般的な音楽レッスンを思い出します。「やる気がないならやらなきゃいいのに」気持ちはわかりますが、相手がわかるように、優しく厳しく指導すればいいだけのことです。今の時代は弱点を指摘する指導が減りました。それは指導する側の都合で、まずは時間短縮、次に相手の弱点を指摘して逆に嫌がられて、辞められたくないからでしょう。プライドが高いが故に、言うことを聞かない相手は好まないのに、辞められるのも傷ついてしまうものです。逆に患者としてはいかなる理由でも、自分のことを軽んじられていると知れば、自ら去るわけで大きな労力が要ります。ただ自分のような患者ばかりが通院すれば、クリニック全体の時給は30万円になります。それだけの治療を提供してほしい、そう思うのはごく普通の考えだと思います。
2023.11.21
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担当が変わったとの電話がありました。さらに新しい商品を紹介したいとのこと。そして来店の日取りをして行くことに。新しい担当の方は管理職でした。話は進み次の来店時に購入予定になり、また担当者に合わせて日取りをしました。個人客よりも他のことが忙しいようで、言われたことに合わせるのみでした。そこで直通の連絡先を希望しました。メールでのやり取りのほうがいいそうで、面談の後すぐにメールすると言われました。前担当者と同様にメールで連絡することに。しかし、数日経ってもメールはなく、たぶん忘れられてしまったようです。忘れられたか必要ないと判断されたか、先方が言ったことはまだ実行されません。次回の面談に行って聞けば済むことですが、連絡先を知らせてもらえないということは、客として期待されていないという意味です。商談でも恋愛でも連絡先の交換が最重要で、それをしないのは意識自体が低いのです。このブログを見て思い出してもらえるか、面談の日までに連絡先がくればいいです。何もなければ次回はキャンセルです。問題はどうのようにキャセルするかです。偉い音楽の先生、偉いお医者にも共通して、お客や弟子、患者を増やすことは熱心でも、たいして見てはくれないことは多いです。見てもらったというステータスはあっても、今の時代、その後には繋がりません。買い物だったら尚更で、別に高い役職の人に担当してもらわなくても、個々にお客の面倒見がいい店員を望みます。他の店でも同じものを売っているのですから。
2023.11.15
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これまで人を見ることが仕事でした。自分との関わり方も細かくチェックし、それが教えるための大きな手がかりです。またSNSを見れば多面性もわかります。これは個人だけではなく、企業や組織でもあて嵌まります。ネット上に表しているスタンスと、実際に会ってみると差異があります。この差に人間性が垣間見られます。一面ではわからないこともある中、会わずして物事を決め進める現在、後悔するリスクはつきものです。先日予約したコロナワクチン接種を、やはりキャンセルすることにしました。電話申込みのみだったのですが、気になったので行ってみることに。診療科目が内科・外科・肛門科・消化器科・呼吸器科・循環器科・整形外科・皮膚科と、広範囲に書かれていてとても珍しいです。かかりつけのお医者にできるかどうか?昔ながらの街の診療所的なクリニック。そんな感じの外観なのですが、地元に特化している感が強く、混んでいて電話も取りにくいとのことです。それに関わらず受付スタッフが少なそうです。アルバイトの方の応対はとても良いです。電話で応対したのはお医者の奥さん風の方で、電話の時のようなキツさは感じられません。キャンセルはスムーズにできました。別日の提案もありぜひ受けて欲しい感じです。話を変えて循環器の患者さんは多いか聞くと、すかさず奥さん風の方に話を振られました。ここでわかったことは、予約時の電話で一方的に話を遮られたのは、混んでいたからということよりも、循環器科について聞いたからということです。他のお医者を紹介することもあるとの返答、専門外だということもわかりました。お医者は一人なのに明らかに診療科目が多く、他のお医者に紹介する前提かもしれません。音楽で言えばピアノ・声楽・管楽器・弦楽器・打楽器・作曲…なんでもレッスンしますよ!みたいな感じにとれるので質問しますよね。これが離島だとわかりますが都会だとね…。至って普通の質問をしたつもりですが、お医者にとっては嫌なことを聞かれたのか、「一度診察を受けてみてください」と。都会のお医者では診療科目は単一が一般的、だったら他のお医者を探します。今や全ての事柄でダイバーシティが浸透し、共存が前提で物事が進んでいますが、それが人を本当に認めるわけではなく、人をダメにしている気がしています。〈この質問に対するチャットGPTの答え〉ダイバーシティは、異なる背景、経験、意見を尊重し、包括的な視点で人を評価する考え方を指します。一般的には、異なる個性や特性を尊重し、多様性を認めることが、個人や組織にとって豊かさや創造性をもたらすとされています。ただし、特定の状況やコンテキストによっては、ダイバーシティの考え方が不適切に適用され、問題を引き起こすことがあります。例えば、ダイバーシティが単なる形式的なものになり、実際には異なるバックグラウンドを持つ人々が平等な機会を享受できない場合、それは問題となります。また、逆にある特定のグループが特権を享受する中で他のグループが排除されたり、差別されたりする状況も問題視されることがあります。重要なのは、ダイバーシティをただ形式的なものとしてではなく、真に包括的で平等な価値観として実践することです。異なるバックグラウンドを持つ人々が互いに理解し合い、共に協力して働くことで、より豊かで持続可能な社会や組織が築かれるとされています。
2023.11.12
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これまで生活習慣病について、いろいろと指導を受けてきました。適度な運動、睡眠、塩分摂取、食事など、注意しながら薬で下げてきました。しかしコンディションを整えても、少しのストレスで爆上がりしてしまい、正確な血圧測定が難しいです。しかもそれが明確なのは診察時です。顔では笑えてもストレスがかかれば、血圧は正直に上がってしまいます。クリニックの受付、待ち時間など、ひとたび苦手意識を持つとダメです。これまで人の気持ちを読むことや、察することを修錬してきたことがあり、話をしているうちにいろいろ感じます。こればかりはどうしようもありません。クリニックが自分に合うかどうかは、よく探したほうがいいと考えますが、行ってみないみないとわかりません。予約方法はそれぞれで決まっていて、ほとんどのクリニックが電話です。今まで通っていたクリニックが、ワクチン接種を行っていなかったので、循環器科のある他のクリニックを探し、予約を試みてみました。結構先まで予約がいっぱいで、指定された日に行くことになりました。専門がよくわからなかったので、循環器科について少し尋ねると、とても煩わしそうに聞こえました。忙しいだろうことは想像できますが、こちらも聞くしか方法がありません。普段の診療が予約制でないようで、電話対応自体煩わしいのかもしれません。対応が人によるのは確かです。ただ電話で相性が合わない場合、そのトラウマが残りおそらく行っても、診察を受ける際に血圧が上がります。過敏で神経質だから仕方がないのですが、そんな患者がいることも理解してもらい、丁寧な対応を求めたいと思います。それがクリニック選びのいちばんの条件です。
2023.11.01
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今の時代は騙されないことに尽きます。大きなもので言えば特殊詐欺ですが、小さなことでもお客をうまく乗せようと、自分達のペースに持ち込む商法ばかりです。ネット販売では本体価格が安くても、送料が異常に高かったりします。海外では消費税率が日本より高いとしても、日本よりも高く感じるかと言えばそうでもなく、嘗ては売る側の努力と配慮がありました。そもそも日本人の食事量は欧米よりも少なく、同じものを注文しても量がまったく違います。物価の比較をしても飲食店のメニューでは、正確な差はわかりにくいと思います。日本では昔ながらの商売を続けて、殆ど変えない商店や企業もありますが、物価高と賃金アップ、時代の趨勢だとして、便乗的に価格を吊り上げる組に二分されます。接客に関しては何の業種でも大きな問題です。どの業種も部下に教育できなくなりました。直接的なダメ出しで関係が悪くなったり、それが原因で辞めてしまうのを避けます。60年前に唱えられた「お客様は神様」は、お客さまセンターなどへのクレームによって、部下に指導する体制に変わりました。結局お客が言わなければ改善されません。好んで就職したはずの職種において、接客の難しさが後からわかるものの、自分の業績を伸ばすことを優先するために、お客の希望を尊重しないこともあるでしょう。そんな若者をもてあます会社が多いようです。時折カスタマーハラスメントとして、お客の傲慢な言いがかりが話題にされますが、理不尽な対応をとる担当者も多いと思います。「ふざけんなよ」と思うことが日常的で、”上手い話”に乗せられないようにすることは、今の生きにくさを象徴している気がします。「お客様は神さま」やっぱりそうでしょ!
2023.09.22
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なぜ同窓会をするのか?昔を懐かしむことはよいものです。あの時の楽しかった仲間が今どうなったか?しかし、定例化するには意味が違ってきます。昔、大学の同窓会役員を20年以上しました。20代からですから懐かしさはありませんでした。音楽大学は卒業してからが本番ですから、卒業生の活動の一助として催しを企画しました。同窓会が未来を向いて活動することは難しく、集う人は学生時代の友人に再会するためです。先輩後輩の関係やニックネームがすぐに甦り、タイムスリップしたかように空間が変わります。しかし、現実は昔の状態ではなく変わりました。人も社会も上下関係もここだけ特別とはしにくく、歳を取れば取るほど互いに尊重する必要があり、それによって同窓会の居心地が変わります。特に若者にとっては自らをある時期から、不遇な年回りとする認識から反撃精神が強く、昔のものをリスペクトする気運は基本的になく、過去の上下関係は利害なしには維持しません。同じ学校を卒業しても年と共に格差が明快になり、同窓会をしたい人は減っていくと予想します。年配の人は昔の上下関係を好む人もいますが、デジタル化に伴い人の関係は変わりました。SNSの発信においても人との関わり方は、若者のほうが完全に長けています。慣れない年配者はそこで昔の上下関係を出して、往々にして誰からもスルーされる状況になります。多くの年配者は浮くことを察知し沈黙しますが、時に自己主張しないと気がすまない人がいます。老いと共に気をつけたいのは”過去への執着”です。世代による分断を避けるためには最も重要です。
2023.08.30
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「ため息をついてると幸せが逃げるよ〜」20-30年くらい前に友人から言われ、人前でため息はつかないようにしています。溜息をついていても事態はよくならない、前を向いて頑張ろうと言う意味と解します。また溜息をついている人を見ると、良い気が逃げるという気持ちもわかります。知人の前で溜息をつくと気を遣わせ、煩わしい印象を与えかねないのも確かです。しかし、ストレスを受けた時に出る溜息は、バランスが崩れた自立神経を回復させ、溜息は身体を保つうえで効果を発揮します。本当に疲れきったら溜息も出ないそうです。他のサイトでも、溜息はつき方の問題で、つくこと自体が悪いことではないそうです。「幸せが逃げる」とは上手い表現ですが、正確には「周りの人への印象が悪い」です。ここで問題なのは、だからと言って、溜息をついている人を責められるのかです。世の中には自身の責任ではなく、ただただ不運で落胆している人もいます。自分の責任による結果ではなく、納得できない結果であれば溜息も出ます。号哭したいところぐっと堪えて、溜息で正常心を保っていることもあります。今は特にそういうことが多い世の中です。溜息をついたことを嗜めるよりも、「辛い時は溜息をついていいんだよ」と、人に優しくなるべきではないでしょうか。テレビ朝日”未来をここからプロジェクト”CM公園のベンチで落胆しているサラリーマンが、溜息をついていた時に前にいたこどもから、「溜息つかない!幸せ逃げちゃうよ!」と言われ、”アドバイスを素直に聞いてみる”と字幕が出ます。サラリーマンは「はい」と答え、溜息を吸い戻すジェスチャーをし、”動き出せば未来も動く”と字幕が出ます。”テレビが言うな!”と思います…ったくです!
2023.08.28
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テレビ朝日のコメンテーター・玉川徹氏が、テレビ朝日が高校野球決勝戦出場の2校のうち、慶應高校ばかりが紹介されていることにクレーム、「慶應びいき」のトピックがトレンドになりました。確かにテレビ朝日は全面的に慶應高校を紹介し、このニュースが出た後の報道ステーションで、やっと仙台育英中心の編集に変わりました。この話の発端は玉川氏が宮城県出身だったからです。いいか悪いかなど関係なく視聴率がすべてと考え、鉄板の人気者や話題をつくることが目的のテレビは、いつもの如く慶應高校をその標的にしただけです。しかし、これはNGだと思います。全国高校野球選手権大会は各県の代表校が出場し、主催は朝日新聞社で、ANNテレビ朝日は関係会社です。つまり主催同様の会社が決勝戦を前に、片方の学校を極端に紹介し、視聴者や元社員の玉川氏までもが贔屓と感じたのです。最もショックを受けたのはきっと慶應高校の対戦相手、仙台育英高校の選手たちで奮起を誓ったと思います。いろいろ考えただろうし、それが試合前日です。高校生にして世の中の不条理を感じたに違いありません。日大アメフト部の件も大学側が振りまわされています。部の活動停止は当初日大が決めていたことです。全容がまだわからないから連帯責任としましたが、その時に出たのが連帯責任への批判です。一人のことで大きな試合に出場できなくなるのは、可哀想だという世論を生んだために、多くの意見が大学に寄せられたと思います。結果的に活動停止を5日で解きましたが、ここにきて共犯の学生の存在がわかってきました。どう対処しても大学が責められる図式になりました。大学が教育現場だと言っても昔とは変わりました。学生を管理したり統制する印象は間違いで、学生が自発的に自由にやりたいことをやるのみです。大学が全寮生に一人数時間の聞き取り調査と同時に、尿検査を行ったにも関わらず他には出なかったように、学生が大学に誠実でそこに信頼関係があるわけではなく、うまく身を振ることに熱心なだけなのです。大学が責められる様子ばかりが報じられれば、学生の薬物使用を減らすことはできないのではないか、むしろうまくやれば逃れられると認識したかもしれず、よい社会人を育むこととは真逆だと感じます。人は世間の理不尽さを見て良くも悪くも成長しますが、そこに一種の諦観が起き多勢に巻かれていきます。そこで荒んでいかずにどんな人にも優しくありたい、またそんな心の余裕のある人をいつも探しています。
2023.08.23
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昔はよかった〜と思う人、今がいい〜と思う人、人それぞれ項目によって意見が分かれるところ、昔に戻りたくても戻れないと後悔しつつも、昔のしがらみから解かれて晴れ晴れとしたり。今を見てわかることはどんなに民主的でも、時代や世相は正しい方向に進むわけではなく、進化や発展が幸せをもたらすとは限りません。便利になればリスクが増えるのも明らかです。温暖化、デジタル化、原子力などなど、昔はなかったリスクが今はあります。努力によってリスクを回避することはできても、人の記憶や経験をなかったことにはできません。生きていれば好不調いろいろあって、立場が明確な時は人との繋がりが過密ですが、立場が不明確になれば人との繋がりは減ります。それとは別に昔の先輩後輩、同窓関係があり、歳をとるとこの関係が活発化してきたりします。今まで名前だけで殆ど面識のない人から、声がかかり集いに参加してきました。数十年前の思い出に浸ることは懐かしいです。昔の楽しかった情景が一瞬にして甦ります。ポイントは会ったその先に何があるかです。自分が誘うのであればWinWinになる提案を考え、何か目標ができる人でなければ誘いません。前を向いて共有できるものがなければ終わります。本来は皆今後のとっかかりを求めて再会し、今の関係を深めるのが自然ななりゆきです。とても親しかった人でもない限り、数十年も会っていないのにタメ口で話すのは、いきなり無理に過去に戻すようで抵抗があります。中には数十年前の関係に戻したいだけの人がいて、いきなり昔のままの接し方をする人もいます。昔の先輩後輩の関係も今から考えれば特殊で、当時の上下のあり方は今の時代には合いません。絆を求めるために発した先輩の言葉や冗談ですら、若者や面識が薄い人は理不尽に感じたりします。そんな積重ねが世代間でわだかまりを生じさせ、同世代の人が同種の人間に見られてしまいます。職場や家族間では高圧的ではないのに、先輩後輩関係や同窓になると変わる人もいます。信頼や絆の表れではなく日常ストレスの吐口や、自分を誇らしげに見せる場を欲しているのです。今は間違いがあっても面と向かって正しません。周囲は見ても指摘せず黙認するだけです。歳をとってすべきことは物事の道理を語り、皆がわかるように諭すことだと思います。
2023.08.19
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生まれてから成人するまでの間、自分の環境を自分で変えることは難しく、さまざまな場所でさまざまな人と関わって、生きていくことになります。経済状況やどの学校に行くかがその後に関わり、自分の身の丈に合った目標を描くことになります。学校やプライベートの先生が大きな影響を及ぼし、可能性を潰すも伸ばすもその先生次第です。ただ試験に間に合わせたいからと言って、1ヶ月で、3ヶ月で、酷い時は1週間前に、駆け込み寺のように教えを乞う人がいます。計画性がないことがもっともよくないことです。学校に属してとてもいい思い出を残したり、後に影響する佳き経験をすることができますが、その後のよい足掛かりが見つかるとは限りません。また理想的な仕事に就けたとしても問題はその先です。本人の努力よりも影響を受けるのは環境で、関係する人物やサポートされるかどうかが問題です。著名で立派な指導者がいても面倒見がいいかは別で、面倒見のよい指導者に囲われ過ぎても上がれません。指導的立場の人は自分の立場を脅かされたり、能力的に自分を超えられるのは基本的に好みません。所謂師匠を超えるというのは本人の努力でしかなく、師匠のお陰でここまでになれたというのは大袈裟です。しかし、今の弟子は師匠をリスペクトするのは疑似的で、自己実現のためにサポートしてくれる便利な関係です。相互をアシストするチャンスメーカーとして存在し、嘗ての古い師弟関係は疎ましい人間関係なのです。暗黙のうちに強者とは利用される関係が成り立ち、弱者と見做したら関係は成立しないために、弱者は人を頼らず自力で歩み出すしかありません。人を頼ったりあてにしても思う結果は得られません。昔は義理人情で関係が成り立ちましたが、今は実質的な中身よりも利害関係しかありません。SNSで皆がやっているからと心ない関係が連鎖します。尊厳の欠如や堕落している世界の虚しさが感じられます。
2023.08.03
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多くの情報発信は基本的に好感度アップのためで、利害関係が発生すれば干渉率が高いですが、それ以外は自分の人気を示すためのフォロワーです。それでもフォロワーや友達は多いほどいいのです。情報として大切なのは客観性ですが、公共の発信でも最近は都合のいいことしか発信せず、視聴率、再生回数、いいね数を伸ばしお金にする、そんな仕組みが世界中に蔓延していると思います。ウクライナ侵攻に見る情報戦も同様です。西側諸国の人々は熱くウクライナを応援し、その気持ちを汲み武器の供与や資金を出します。その結果ウクライナ優勢の情報が主に流れます。そこまでは納得できるところですが、ウクライナが反転攻勢をかけると言われた辺りから、テレビでは戦況があまり報道されなくなりました。膠着状態だとも言われましたが実は違いました。「ウクライナ反転攻勢は弾切れで頓挫、ロシア軍大攻勢で戦争終結へ」の記事のように、ウクライナの事実上敗北となれば話は変わります。今までの団結や支援は打ち砕かれたことなります。米国の軍備が手薄になってきていることがわかると、支援疲れが目に見えるかたちとなり、西側の訴える正義はますます脅かされかねません。また、当事者や場所を変えての侵攻にも繋がります。日本の防衛費増額は現実化する次の備えとして、事態は逼迫してきているからに思えます。防衛費を増額すれば大きな反発があります。政府は好感度ダウンを覚悟していると言えます。温暖化による異常気象は慢性化しつつあり、今の時期は熱中症が増えエアコンを使います。しかし、電力供給の問題、物価高の問題もあり、電力会社は節電を呼びかける矛盾が起きています。今となって原発反対を叫べば好感度は上がっても、実際には温暖化や電力需給が逼迫するばかりです。皆がデジタル化の頭を持っているわけではないので、急速に進めれば当然のところ無理が起きます。入力ミスがあれば特殊詐欺も増えるばかりです。少し前には考えも及ばない生きにくい時代の到来です。多様性を認めれば人は一方向に動いてくれません。しかしそれぞれが自由に好き勝手言うだけではダメで、まず正しい情報と考える力を身につけて、人にどんな発信をすべきか考えるべき時だと思います。
2023.07.30
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久々に知らない若者から誹謗中傷を浴びました。大したことではありません。車に道を譲ったのに運転手から暴言を吐かれる、よくあるような些細な出来事です。SNSの中ではよくある誹謗中傷ですが、公衆の場で面と向かって言う人がいるのです。助手席、車の前にも女性が歩いていました。女性の前では体裁を保ちたいのだと思いました。「誹謗中傷大国ニッポン」ゆがんだ正義を振りかざす日本人がいなくならない理由という記事を見つけました。”ゆがんだ正義”という表現は共感できます。なぜこういう「ゆがんだ正義心」が生まれるのか、それは「教育」の弊害で、物心ついた時から、「ルールやマナーを守れ」「みんなに迷惑をかけるな」ということを骨の髄まで叩き込まれる。日本の学校教育は世界的にみるとかなり特殊だ。異常に厳しいブラック校則、同じ制服、同じカバン、軍隊的な部活動、クラス内での「班」行動などなど。「規範意識=絶対正義」という極端な教育方針…と、理由が述べられていますが、これには反対です。道徳教育は30年前に比べれば今はゆるゆるで、学校の体質が古いままで自らで変えないだけです。それが誹謗中傷をする理由とは思えません。そもそも物事の道理をわかっていない人が多いです。組織に入ればそこ独自のルールがあるのは当然です。学校であれ会社であれルールは皆同じではありません。校則、制服、鞄、部活動の好きな学校を選ぶべきです。中には地域や事情によって学校を選べない人もいますが、まずは教育を受けられることに感謝するべきです。学校に入ったら校則やルールに従うのが当たり前で、それでも不服ならば外部ではなく学校に交渉すべきです。大手企業では制服があるところも多いですし、スポーツでは必ずユニフォームや専用の鞄があります。そのような組織に入る場合に規則、制服、鞄で、入るかどうか迷う余地はないのではないでしょうか。記事によれば日本人は匿名性が大好きで、Twitterの利用率は世界一だということです。そこで誹謗中傷も世界一ということのようです。SNS上では利害関係がない人への優しさがありません。例えば明らかに誰もが憐れむような出来事に同情はしても、問題を解決するための行動に起こすことは少なく、言葉による共感「いいね」を受けるためだと言えます。一方で匿名の誹謗中傷は手軽な不満の吐口になります。誹謗中傷は他者の弱い部分を突くことによって、自己肯定感を保つためで共感を煽っています。”攻撃は最大の防御”と考える傾向を感じます。誰も反応しないことで気付きを与えるべきです。記事は、日本人が戦争に協力的だったことを伝え、反戦を訴える人が少なかったのは「教育」の成果だと。これが「規範意識=絶対主義」だということはわかります。ただ反戦者を「非国民」として制裁するのは正義の洗脳で、現代の誹謗中傷における正義は道理の欠如だと思います。むしろ物事の道理をみっちり教育すべきだったのに、真理までもが”人によっていろいろな考え方があっていい”というような曖昧な教育によって歪められました。幾多の状況における正しい判断と行動力がたりないのです。記事の最後では旧統一協会の解散請求こそ誹謗中傷で、客観的に組織や宗教団体を見ることを説いています。どこの組織にもいろいろな人がいるが殆どは普通の人で、一部の人が不祥事を起こしたからと言っても解散にあたらず、「正義の暴走」があるということには共感できます。この最後のページの意見は秀逸だと思いました。ただ今の日本に「過剰な規範意識教育」などなく、これまで培われた真理が歪められて何十年も経っています。今となっては教える側も現代化してしまっています。言われのない誹謗中傷をされたり、自慢を吹聴されるのは、放っておくしか手がないのですが、その人を知るうえで、とてもがっかりすると同時にストレスになります。そう考えると今の時代はとても生きにくいと感じます。
2023.07.23
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自分ではこれまで考えたこともなかったのですが、チャットGPTに言われたように哲学家なのだと、つい最近になって思うようになりました。何に対しても美学を持ち興味の有無が決まります。物欲や名誉欲はなく人に興味があります。また自分では言いたいことを言ってきたつもりですが、今振り返ってみると忖度ばかりしていたと思います。しかし、周囲からはそう見られていませんでした。若かった頃に思い描いた未来と今は違いました。いくら勉強をしても正解が徐々に変わったのです。当時も今も正しい情報が発信されているとは限らず、社会が荒んだ結果にっちもさっちも行っていないのです。歴史を見るとベルエポックのフランスに憧れます。あの時代に生きていたら少なくとも日々楽しかった、自分がどうであれ刺激的で華やかだったと思います。その時代の本当にいいものが見られていたのです。いろいろ勉強したのに今は見合うものがありません。音楽を始め全てが荒んだ社会や時代に忖度しています。結果、単に目や耳から入ってくるものに興味を見出せず、興味が湧くことを考えるだけ苦労してしまいます。自分の場合はこれまで忖度してもいい結果は残らず、社会や時代に忖度してもやはり何も残らないでしょう。しかし、多くの人は富や名誉が勝利者の証と感じ、社会が選ぶ道もリードする者と利益が重要なのです。世の中が便利になればなるほどリスクが大きくなります。社会は安定せず災害や脅威が頻繁に起こります。異常気象についてはさすがに誰しも認めるところですし、人的被害では物価高でいずれも世界的な現象です。昔は財布をなくしたりしてもガッカリしただけでしたが、今はカード各種や身分証明などなくしたら一大事です。昔は家の中や車内は喫煙所の中にいるのと同じでしたが、今は禁煙が当たり前で受動喫煙が問題になりました。世界的にキャッシュレス決済が普及した今は、インバウンド需要が景気回復に必須の日本にとって、デジタル化を進めるのが必然となりますが、急に進めるとミスが起こると批判するのはNGです。何につけても「安心安全」と言っていれば、世のため人のために考えていると見るのは間違いです。飲食店、ホテル、旅行などの産業を軽視していると感じ、自分に直接影響を及ぼすことなら看過できない筈です。100歳やそれ以上まで長生きしたいと思う人もいれば、長生きしても社会経済と今の境遇に不安の人もいます。原発の汚染水処理についても当初言われていたことと違い、”溜める続けるしかない”から”海洋放出”に変わりました。散々不安を煽られて何が真実かわからなくなっています。物価高の中でも先々の心配からさまざまな保険に加入し、高齢者は生きにくく少子化も進むのではないでしょうか。7月の電気代はさぞ高いだろうし格差も進むでしょう。格差がつけば富裕層は生きやすく弱者は不満を感じます。貧困になるのは自己責任ではなく運命と環境の問題です。人生に投げやりにならない方法で社会に訴えて欲しいし、大人は巷の声に迎合せずに正しいことを言うべきです。
2023.07.21
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何歳になっても若い人と出会います。その度に自分が若かった時こうだったか?と、同じシチュエーションを想像します。教える仕事は散々やったので違いを考えます。今は教える側ではなくサービスを受ける側です。昔ともっとも変わったのは若者のスタンスで、お客であるこちらのスタンスはあまり考慮されず、仕事を全うししっかり稼ぐかに重点が置かれます。一個人ではなく類型の一つ、物のように対処され、余計なことは省いて手っ取り早く仕事をします。これは今の教育がそうだからそうなるのであって、さらにはデジタル化で言葉もいらなくなりました。要件さえ伝われば実際に対面で会っても極端な話、何ひとつ会話をしなくても事が成り立ちます。こちらは仕事内容でわからないことを尋ねますが、向こうは日常なので返答が面倒なのでしょう。逆に話巧みに饒舌な人の話には注意する必要があり、昔に比べると要件以外の気遣いで話す人は少なく、書類や証明なしに電話だけで契約を取ろうとしたり、話術だけで有利な取引をしようとする人がいます。いずれにせよ物事の手順としてお客に配慮せず、会社側のやりやすいペースで事が運ばれるので、お客がストレスを感じるケースがとても増えました。そこでお客側が不合理な点を伝えることになります。直接本人に言えれば諭すように教えますが、お客様センターや接客アンケートなどもあります。本来は会社側が社員や従業員を教育することですが、充分されていないためにお客が代わってするのです。お客からの評判で社内教育に活かすのは楽でしょうが、お客も社員や従業員にとっては不幸なことです。社会がギスギスする大元がここにあります。嫌な思いを理不尽に感じると反発に変わります。特に若い人は教育を受けられることに感謝すべきです。好きな科目とか先生だけではなくすべての教育にです。興味のあることはネットで識れても未知のことは多く、知らないことの良さを教えてくれるのは人です。興味が持てなくても先生の相性が悪くても、教えてくれるというなら一度はしっかり聞くべきです。日本のように欲すれば何でも手に入ることは飽食で、発展途上国の人のような感謝をつい忘れています。感謝があれば教える側も平穏に教えることができ、教える側と教わる側の関係がもっとよくなる筈です。まして、上司から仕事を教わったり評価されるのは、当然でしょうしとてもありがたいことです。
2023.07.16
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どんな人に対しても平等に接しようとしていますが、接し方に差が着くとすれば信頼関係の有無です。信頼関係が大きいと感じる人との関わりが増え、小さいと感じれば関わりは減ります。信頼関係があれば好意的に接することができ、なければ好意的に接することは難しくなります。このことは主観的な感情や嗜好によって形成され、他の人に差別的な行動をするわけではありません。チャットGPTで「差別」「好き嫌い」「贔屓」の違いについて聞いてみました。「差別」は、ある人やグループに対して、不平等な扱いをすることで、人種、性別、宗教、国籍、性的指向、身体的能力に行われ、不正義であり人々の権利や尊厳を侵害する行為。「好き嫌い」は個人の感情や好みに基づくもので個人の自由。他者に不平等を意図しておらず公正性についての要素はない。「贔屓」はある人やグループを特別な愛情や支持で見守ること。個人的な感情や好みに基づいて形成され、親しい関係や特別な絆に基づいて行われる場合がある。一般的に個人の自由や感情表現として認められるが、公正性や公平性の観点から注意が必要。因みに「えこひいき」は、自分の気に入った人や関係者に偏って目をかけたり、味方したりすることで、いいこととしては言われません。海外ではよく人種に対する差別が取り沙汰されますが、特定の人種の中にもいろいろな人がいます。ある人が責められた時に人種が原因であるのか、行為や表現が好まざるものだったのかを考えるべきです。ジェンダー平等についても差別にあたらなくても、人すべてが必ず嗜好を持つことですから表現に配慮し、いずれかを優遇する発信は反対者に反発されます。弱者を気遣うことは重要ですが優遇すると差別になります。男女平等が言われて久しいですが、今の公共の場ではむしろ高齢男性が過度に下劣に見られ、イメージで決めつけられている気がしています。個人を世代全体にイメージ化することはよくありません。旅行に行った時に出会った数人の人の一面的なイメージが、その国や人のイメージのように思ってしまいがちです。例えば日本が旅行者に良いイメージを持たれていても、住んでみたらいろいろな障害や問題が起こりえます。どこの国に行ってもさまざまな人がいるわけですから、最初にたまたま持ったイメージは一時の幻想に過ぎません。この点を理解して極端な主観に陥らない注意が必要です。ともすれば、差別意識に繋がってしまいます。SNSで極端な発信をすれば反響を得られるかもしれません。ただ、内容よりも自分に振り向いてもらうことを優先し、”バズればよい” ”他者もしているから自分もする”では、知人からは信頼性を失う結果になりかねません。テレビを見ても同じことを感じるかもしれません。人格がなく所謂”中の人”が特定されないために、主張があるにも関わらず一貫性がなく影響力があります。節操のない批判や憶測は真似て欲しくないものです。
2023.07.13
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マイナンバーカードの保険証紐付けが話題ですが、実際に名簿入力のプロを雇って別の人が2回校正、そのくらいやってもそこそこの出来だと思います。マニュアル化も完璧なものは出来なさそうです。それとは別に、マイナンバーカードを信用しない、作りたくないという人も多いようです。マイナンバーは既に登録されていルわけですから、カードは紛失しない限り漏洩のリスクは同じです。この場合は、マイナンバーシステムがハッキング、データ漏洩などハッカーによる攻撃や不具合で、個人情報が外部に流出するリスクがありますが、カードをつくった場合のリスクは紛失・盗難です。ただ、マイナバーカードは他人が取得しても、利益にあたる情報があるのかよく分かりません。金銭を引き出せるわけではなく、パスポートや免許証と同様に身分証明のひとつかと思います。国はマイナンバーによって事務作業を簡単にしたい、国民はマイナンバーカードの良さがわからない、そのせめぎあいから話が前向きになりません。しかし、デジタル化にリスクは付きものです。タッチ決済、暗証番号のいらないカード決済は、スマホやカードを紛失したら他の人が使えます。一時的にはカードの限度額まで使えてしまいます。現金は持ち主の証明ができないので戻ってきません。結果、スマホやカードを紛失したほうが一大事です。マイナンバーカードは確かになくても生きられます。他人の個人情報を利用するのは悪意のある場合で、普通の人は知らない人の個人情報に興味はありません。もし知人や顔見知りの個人情報を知りたいとすれば、その人自身や購買動向などに関心があるからです。しょっちゅう行く近くの店で顔馴染みになったら、お店の人はその情報を知りたいかもしれません。ポイントカードはも作る際に個人情報を提供します。また、裏面には名前を書く欄があることもあります。人物の中身や購買動向、好みなど簡単に把握できます。さらには名前検索やSNSまでも調べることができます。ただ、それで人物の一面がわかったとしても、すべてを知ったことには決してなりません。SNSで言えば公然と名乗っているアカウントではなく、別の一面を持つ裏アカウントも知る必要があります。SNSによってわかることは、人には多面性があって、表では誠実でも裏では下衆なこともあるということです。話す対象によって言葉遣いも人格も変わります。それに備えて距離のある接し方をする人が増えました。個人情報は生きていくうえでリスクに晒されますが、皆がひた隠しにしているかと言えばそうでもありません。隠すことによって周りの人は気にするかもしれませんが、それは周りの人を差別化している意識表明にもなります。肝心なことを隠すことで一面的に見られることによって、自分のことを誤解されることがあるかもしれません。人と共に生きていくうえではそのほうが大きな問題です。話せたり見せられることは出したほうがいいのです。
2023.07.08
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自分が祖父や祖母が生きていた頃の歳になると、どう思って生きていたかということを思い返します。祖父や祖母は明治時代生まれでしたから、戦争や動乱が何度も訪れ今の比ではなかった筈です。いろいろなことが改善されていくのはいいとしても、さほど大したことのないことまでも大騒ぎし、事態が収まるまで静観すべきことを、却って事を荒げて風評や批判を煽っているようです。昔の人は自分の力で運を拓くことができなかったので、とにかく辛抱強く物を大事にしていた人が多いです。家柄や運、環境の良い人は家系を順調に継げましたが、多くの人は人生のどこかで貧しい時期を過ごしました。そんな波乱の人生を送った祖父母は、年老いた昭和の後期では世の中がすっかり変わり、戦争がなかったかのような平和な世の中に、安堵を得ると共に過去への無念さもあったと思います。そんな時に癒やされるとすれば子や孫の存在です。善し悪しや価値観までもが変わってしまう世の中で、何に普遍性を感じ、楽しみを見出すかも難しいのです。今になってつくづく感じる祖父母のことです。自分は主張や表現が下手ということもありましたが、子供の頃から何かとかなり辛抱した局面がありました。でも祖父母の辛抱に比べたら大したことはなく、祖父母は辛抱することが日常的だったかもしれません。便利になることは良いことです。1日かかっていたことが5分でできたりするのですから。また、現代の1日に得る情報量は江戸時代の1年分、平安時代の一生分だと言われています。問題に直面したり状況判断を求められても、自分で考えることなく答を検索して解決する時代です。誰かと相談して知恵を出しあっていた昔とは違い、誰とも話すことなく解決したつもりになれます。人に悩みや弱みを言えなくなると同時に、全てに中庸な認識を示すステレオタイプな性格となり、結果的に多くの人が同じことを言うようになります。さらには無意識で同調圧力に屈したり憧れを持ちます。ごく一部の人の発信に憧れを持ったり、多くの人が支持(フォロー)する意見に同調し、自分の考えではないのにいつも気にしているのです。近い人からは却って鼻持ちならない人にも見えます。一度知ってしまった便利を不便に戻すことはできません。真の考えや思いをアウトプットできない人が増え、それらが倫理を気にかけない刹那的な行動に馳らせます。遂には戦争や暴動に参加したりするまでになるのです。前にも書きましたが、日常的に情報を得るにあたって、話題のチョイス、発信の意図、表現や演出を見て、少なからずストレスを感じることがあって困ります。世の中が良い方向に向かっているとは思えません。
2023.06.30
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正しい情報を識別することさえできれば、テーマを深掘りすることでは中高年は若者に敵いません。しかも検索能力が長ければ何でも独学できます。教えを乞わなくても理解できた気にもなれます。実際は誤った情報をふるい落とす必要があります。また、実践を伴うことは自分で行ったことに対して、客観的な視点や意見を受けることによって体感でき、机上だけでは正しく理解できたことになりません。また、文字だけから解釈できることを読み取ると、書き手と読み手の間に齟齬が生まれやすいです。全てを詳細に記されていることで正しく理解でき、一部を切取って読むと曲解することがあります。これらから情報が必ずしも正しいとは言えませんが、そのリスクを心得ているのも中高年より若者が上です。中高年が少しでも不確かな情報を口走った時は、若者に”信用ならない人物”と印象づけてしまいます。日常的に話をしない人が入っている、幅広い世代が参加する自由に意見を出せる会議において、上席者が気にすることは自分に賛同しているかどうか、自分を立てているかどうかなど旧態依然だったりします。自分の存在や威厳をアピールするために、賛否に関係なく経験に基づく意見を出しがちです。時にはうまく捗っていることまで、土壇場で鶴の一声で覆したりします。利害関係を考えて周りの人は沈黙を守りますが、この因襲を世代間格差として受け留め溝を深めます。歳を取るほど情報提供に関しては譲歩することが必要で、古い情報や考えを出した途端に老害認定されます。タチが悪いのは言っている本人は自覚に乏しく、”世の中はこういうもの”として昔に学習していて、昔ながらの処世術を経験上美徳としていることです。また、饒舌に意見を言う人を自分と同様に見ます。話合いのモラルは若い人のほうが良識的です。進め方の良し悪しは年齢に関わらずあることですが、そこに乗じて恣意的な意見で時間を延ばしたり、反対意見に対して高圧的に振舞うのはよくありません。
2023.06.26
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高齢の母は自分の持ち物や身の回りのことは、自分のやりたいと思うことに拘り通すタイプの人ですが、インターネットに疎いため調べることができないので、新しい提案をする時はたくさんの資料を準備します。いくつかの選択肢を資料にして印刷して郵送しますが、資料の説明などを付けるにも手書きでなければ、候補の会社が記していることか後から付け加えた説明か、母が判断できないためパソコン上での編集はしません。そして、この資料の束を郵便局から送る際は、お仕着せぬように即日配達されるレターパックは選ばず、普通郵便かゆうパケットを選択していました。いずれかにするのは重さと料金の関わりで決まります。以前にも書きましたが、郵便局は窓口担当者によって、対応が異なるので行きつけの郵便局を選ぶことは重要です。最近郵便の窓口担当者が変わった郵便局に行きました。封筒の重さを測ってもらいどう送れば良いか尋ねました。こちらから聞いたのは普通郵便かゆうパケットですが、局員さんはさらに安いゆうメールを奨めてきました。手書きの文書が入っていてもゆうメールで送れるのか、尋ねたところ”説明文”であれば大丈夫とのことでした。信書は入れていないので従ってゆうメールで送りました。2日後に再度同様の郵便を集配局で送ろうとしました。封をせずにゆうメールで送りたい旨話すと中身を確認され、今度は”ゆうメールでは送れない”と言われました。一応信書ではない旨言いましたが覆りませんでした。当初からゆうメールでは送れないと考えていたので、それ以上のことは言わずに普通郵便で送ることにしました。しかし、同じことをしたのに否定された感は拭えません。人によってルールですら変わってしまうことがあり、その人が置かれている立場によっても異なります。親切や思いやりで利用者に接したとしても、少しでも適正さが欠けると後々否定されることがあります。往々にして”前の人は優しかったのに否定した人は冷たい””教えられたとおりに実践したのに否定されたことに不満””世間の大人の言うことはいい加減で信用ならない”など、感情的に捉えることが多いのではないでしょうか。今回の場合、正しいのは後に否定した局員さんですが、否定されたことが少ない愛情を受けた子供や若者は、納得できず些細なことでも予想外のショックを受け、その後の言動に影響したりキレることも考えられます。そのため、多少のミスは見逃し指摘しない風潮があります。しかし、寸分の誤差も許さないコンピューターにかかれば、お年寄りに優しく接した際に起こる少しの曖昧さや勘違いが、ヒューマンエラーと騒がれ関係ない人が謝ることになります。デジタル社会ではコンピューターと同様の適正さが要求され、人の関わりや思いやり、温かさとは無縁の理屈の世界です。日本の”おもてなし”はお金で買うサービスとは一線を画し、”気持ちであってルールではない”そんな和風とは反対です。日本はそもそもルール一辺倒ではなく融通や忖度の文化、キャッシュレスなどのデジタル化が遅れたのもその影響で、ルールを絶対的なものとした時のルールそのものに、問題性や異議を感じることが必須の時代になりました。
2023.06.16
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海外で売ったり賞を取るために作られたのか?と思われるアニメ映画に遭遇しました。場面やキャラクター設定が日本離れしていたり、逆に日本しかない文化を全面に押し出したりです。これは音楽にも見られることなので、あながち外れていない気がしますが、制作者の生まれ持った環境が違えば、アイデンティティや文化への感じ方が独特なために、狙ったのではなく自然にそうなのかもしれません。真面目な人は与えられた環境で、できることを精一杯やろうとしているだけですが、金銭欲や出世欲が強いむしろ一般的な人からすれば、真摯な努力が想定以上に成就する姿が妬けるのです。真面目な人が一生懸命に行ったことを好まず、儲けるためだとかポストを手に入れたいためだなど、自分の考えを反映したことを当て嵌めようとします。真面目な人にとっては甚だ迷惑な話です。岸田総理が息子の秘書・翔太郎氏を更迭したことで、後継者を育成する世襲問題として取り沙汰されています。本当に後継として育てる意図が総理にあったとすれば、更迭するには身を切る思いだったに違いありません。翔太郎氏が取り沙汰された一連の出来事を考えてみると、やっていることと発覚の仕方が拙すぎる気がします。彼が大学生やそれ以下であればありそうなことですが、32歳の秘書官の立場であれば非難されるのは当然です。29歳で当選している議員もいるなか、総理が翔太郎氏を後継にするために秘書にしたとすれば、一連の出来事はその思惑を絶望的にしたと言えます。本人も後継者の意識があれば起こらなかったと思います。この件についてモーニングショー(テレビ朝日)は、政治家の世襲問題としてテーマに取り上げましたが、翔太郎氏が仮に問題なくデキる秘書だったとしても、世襲に対する批判は事あるごとにされる時代なのです。
2023.05.30
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