空 遊 人

空 遊 人

実戦配備DDG86乗船一分前


そんな情報を入手し桟橋へ向かう。
今回二隻。
桟橋からは見えない場所に停泊し海上からも厳重な警備の中一般公開されていた。フリゲートセキュリティー

一般公開とはいえ実戦配備中
アメリカ人は身分証明でOKだが、外国人は、空港並みのセキュリティーチェックを通過しなければ入れない。
早めに現地到着したがすでに長蛇の列。

列の最後尾で100番目というところに並ぶ。フリゲート入り口
並んでいる途中デイバックを持っている事にチェックが入り中に入れないとクレームをつけられた。
よく判らないが、このデイバックを持つとバックパッカーと言われマークされるようだ。ホーネット見学のときやSFMOMAもカメラだけとって入り口で取り上げられた。
今回も「預けるからどうだ」とか「背中に背負うから問題で手に持てばハンドバックだろ?」とか言ってゴネてたら隣のアメリカ人が「前に並んでいる奴にも沢山いるよ。関係ないだろ!」と仲裁してくれた。
デイバックは、バックパッカーとして 保安上イメージがよくないようだ。

ごたごたを通過して最初の難関はフリゲートセキュリティー
気が付くと見学する人のほとんどは手荷物を持っていない。
ミネラルウォーターも同じく持ち込めない。
(やばいよぉーバックに入ってるよぉー。)
隠しても無駄だしここまで来て入れないのは一生の不覚。
正直に全部見せてまたイチャモンつけられたら知ってるかぎりの英語力で突破するしかないと腹をくくった。
フリゲートセキュリティー
言われる前に ウエストバックとデイバックを外し帽子を取る。
パスポートを提示し入国審査と全く同じ質問
当然「サイトシーン」観光ですよ。
ほとんどアメリカ人なので無言で身分証明を見せて通過している。
なのに
しかしここでもイレギュラーに質問が
「この公開をどこで知ったのか?」
「日本人は初めてだがお前一人か?」などなど
5人の武装した兵士に囲まれ大汗をかき さすがにチビリそうになった。
だって本物の銃もってんよ。

人間追い込まれるスゴイ!
「ホームページで見た」
「私は日本から一人でこの船を見る為に来た。貴方に逢えてハッピーだ。」
「アイ ライク US NAVY」
と恐ろしいくらい流暢に口からでまかせトークがでていた。
緊張の空気から一転したまたま担当していた兵士が日本に来た事があるみたいで
「ようこそ!US NAVY Sihp DDG86」
これには、驚いたのと感激。
「サンキュー サー」と同時に握手わ求めるので精一杯だった。
そして張り詰めたこのセキュリティールームが和やかになった。
次に並んでいたどっから見てもアメリカ人が
「私はアメリカ人です」
なんて答えて周囲は、大笑いしていた。

同じ冗談でも某国の与党幹事長クラスが言う
「私の友人の友人にアルカイダがいる」
なんて言ったらどうなっただろうか?

自衛隊艦のようにぞろぞろ多数のの人間は入れない。
一度に入る人数は10名程度。
列の前後に自動小銃と拳銃を持った兵士が監視に付く。
フリゲートセキュリティー

乗船して気付いたのは、本当に日本人で乗船しているのは自分だけで海上からの厳重な警備の訳は、現実に弾頭を搭載していることにあった。


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