空 遊 人

空 遊 人

2010/01/05
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このシリーズの特徴は、政府内の腐敗が広がり海外のテロの脅威より足元から攻撃を受ける脅威を映像化している。信用できる者がごくわずか政府が機能しなくなる。
相変わらずジャックバウワーは、タフで頭が切れるそしてムチャクチャやりよるから国を敵に回したりとマァー暴れまくる。
彼の行動には、政府も大統領命令も法律もない。正しいと思った事が即刻判断され実行に移される。それもたった一人。ただ結論からすると常に彼が正しい。

このシリーズを見ていてふと思い出したのは、年末破綻した地元大手企業。その中で働いていた頃の自分を振り返らせるシーンがあった。
組合などの役員やら数回の危機状態を改善する委員会など参画していた自分は、組織・派閥・人的交流などかなりの情報は得ていた。
そこで感じていたのは、急成長が生みだした多くのマイナス要員がいた。
私腹肥やす奴、部下の手柄を取り上げる奴、横領など様々な悪が横行していた。
これに目をつぶる事が出来ず告発するもトップが黙認すると言う最悪の状況は、その会社に見切りを付ける一番の要因だったかもしれない。
ダイレクトに告発しても内部のほとんどが腐敗しているとすると必ず潰されると考えて社内の信用できるルートを特定していたもののその中にも腐敗は広がり様々な妨害を受けた。

中でもある役員から突然訳の解らん事案の責任を取って辞表をだせ!には驚いた。
その役員の裏情報は持っていたので難を逃れたがそのままで終わる訳もない。
裏では奴を潰せ!が指令だったのかもしれない。
確かに生意気で無鉄砲。しかし実績を残すから手を焼いていたと言うところでしょう。
こんな理不尽な事が起こるのが世の中で大人の世界と言うのは現実の世界。

今では定年しているが当時管理職のほとんどは高度成長時代の人達の大半がそうしている事が会社の腐敗を加速させたと考える。又、これを知りながら黙認したトップや役員の責任は大きい。そして今大変な状態になって苦労する若い世代の事は全く考えていない今の年金制度と類似する。

やはり常に現場に気を配り現場を見る習慣のないトップの会社はいつか滅びる。
少なくとも創業者である先代は、現場に暇さえあれば足を運んでいた。それが継承されなかったことが残念でならない。
そして定年延長で今もそんな奴らが蔓延る組織とはなんなのか?

もしジャックなら命を掛けて潰しに行くんだろなぁぁぁー。(笑)
当方の中に眠るジャックが目を覚ましたかもしれない。





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Last updated  2010/01/05 11:39:15 AM
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