空 遊 人

空 遊 人

2010/08/23
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香川県牟礼町は、世界の中心で愛を叫ぶで一躍映画ロケで有名になった土地とすぐ隣町となる。その高台にイサム・ノグチが創作活動をした拠点が庭園美術館として残されている。
彼を育てた母親の波乱に満ちた生涯を描いた作品が完成した。
映画レオニー

11月公開を先行してゆかりの地香川で完成披露試写会が松井久子監督を招いて行われた。
作品には、7年の歳月をかけて香川ロケでも延べ400人のエキストラがこの映画参加したと言う。又、監督の志を引き継ぎ東京や香川で支援するボランティアが多く立ちあがりようやく完成となった。

最近、自主制作映画を撮影開始したばかりの当方は、その舞台裏の苦労がよく解るようになってきた。
映画終わって監督の苦労話の中にプロデューサーも三人替ったとか英語表現の違いでシナリオライターも変わったとかこの7年間本当に苦労された作品だったと痛感する。

又、全てのカットシーンをカメラアングルでの見方となっているのでこのセリフはどこで切ってどこで繋いでいるのか?とか完全に制作側の意図やスタッフ・カメラの位置まで考えて見るようになっていた。
今の自主制作映画をスタートするにあたっても講師から一言
「映画創るって大変だよ!」


15分の映画を創るのに4日から5日のロケをする。下準備から候補地の選定、エキストラの準備や予算。場合によっては、各管理者の同意や使用許可なるものまで手配しなくてはいけない。つまりやっている事は、時間に関係なく同じ。
講座の中で2分30秒のシーンの監督をやって見たが、ここでも4カットで4時間かかった。

7年はさすがに気の遠い話。

当方らが制作している映画予算はゼロ。弁当代や小道具、場所の借り賃などほとんどスタッフの自腹となっている。この苦しさがあるがゆえに色々な発想が生まれて来る。

今この映画制作に関わっているのは、ただ楽しそうだからではない。
一番は、地元香川をアピールする手法の一つで費用対効果からしてもっとも効果的だと判断できる産業ではないかと見ている。現実、映画に対しての受け入れ態勢は整いつつある。
香川の自然や人柄が表現でき、興味を持つ人が増えれば日本中から世界から人が集まると感じる。お金や産業のない地方から世界に発信する手立てはここにあると見ている。

ただやってみて解るのは、まだまだ手続きなどが煩雑でこの簡素化が行政の課題だと痛感する。この辺りは、政治的な協力や支援が必要である。

このレオニー、久々の映画となって感動した作品でありこれを日本の監督がやりきったパワーと志の高さに敬服する。





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Last updated  2010/08/23 09:29:40 AM
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