萬章上巻



萬章(上) 2 君子、其の方を以てすれば、欺くも可也。其の道に非ざらんを以て、罔ますは難し。
萬章(上) 3 仁人、弟に於けるや、怒りを藏さず、怨みを宿めず。之を親愛するのみ。
萬章(上) 5 1 天、言はず(ものいはず)。行(おこない)と事を以て示すのみ。
萬章(上) 5 2 天の視るは我が民の視るに自(したが)ひ、天の聴くは、我が民の聴くに自ふ。
萬章(上) 6 1 禹に至りて徳衰え、賢に伝えずして、子に伝ふ。
萬章(上) 6 2 人の能く為す所に非ざる也。為すこと莫して為る者は、天也。致すこと莫くして至る者は、命也。
萬章(上) 6 3 仁に処り、義に遷る。
萬章(上) 7 1 其の義に非ざるや、其の道に非ざるや、之を禄するに天下を以てするも、顧みざる也。
萬章(上) 7 2 其の義に非ざるや、其の道に非ざるや、一介も人に与えず、一介も人より取らず。
萬章(上) 7 3 己を推して溝中に内るるが若し。
萬章(上) 7 4 自ら任ずるに、天下の重きを以てするが如し。
萬章(上) 7 5 吾未だ己を枉げて人を正す者を聞かざる也。いはんや、己を辱めて、天下を正す者を。
萬章(上) 7 6 聖人の行いは同じからざる也。其の身を潔くするに帰するのみ。
萬章(上) 8 孔子曰く、命有り。進むに禮を以てし、退くに義を以てす。得ると得ざるとは、命有りと曰ふ。


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