私の実家は、車で5分ほどの「田子」というところ。
円があって寺の法事に呼ばれて、幼馴なじみ(すでに喜寿だが)と交流してきたが、そこで出された要望が「困っています」の菱問題。
ため池に繁茂する水草の「菱・ひし」が蔓延しているというわけだ。
対策はないかだ。
この地で生まれ育ち、小さいころから、この池で泳ぎを覚え、「菱」の水草をかき分けながら、水鳥を追いかけ、「菱」の実を割って白い汁を吸って遊びまくったことが懐かしい。
ところが、今は一変、夏になると「菱」は、約
5
ヘクタールもある池の水面のほとんどを覆い尽くしてしまう。時期が来れば釣り人でにぎわう池でもある。
釣り糸が草の根っこに絡み、釣り人泣かせとなる。秋にはこの草が腐って周辺に悪臭を漂わせ住民から「何とかしてほしい」との声が出された。持ち主は市有地である長野市。維持管理は田子池水利組合。池が大きすぎて地元では対応しきれないという。市内に数あるため池があり、同様のことが起きていると聞く。行政の出番か、一肌脱いでほしいところ。
良き解決策、良き知恵はないでしょうか。