「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

05日 ラザレフ&読響サントリー定期


読売日本交響楽団第742回定期


1・チャイコフスキー
   幻想曲「テンペスト」


2・チャイコフスキー
   幻想序曲「ロメオとジュリエット」


********** intermission *****************

3・チャイコフスキー
   交響曲第4番


 2008.6.5.19:00 サントリーホール 2-LB6-11

今秋から日本フィルの首席指揮者就任が決定しているラザレフ
指揮によるオール・チャイコフスキーのプログラム

予想に反してホールの入りは7割程度の聴衆で意外。
最初の「テンペスト」エンジンへの暖気運転の感じか、
(冬でもないのに喩えが貧困ですね)

「ロメジュリ」から俄然指揮者&オケが燃え立ちます。
際立ったのはテンパニ奏者のアクセントを強調した演奏
で見事なリズムでオケを支えた。

休憩後の交響曲第4番でも読響の弦、管楽器とも好調で
ホールいっぱいにダイナミックな響きを轟かせ お見事。

ラザレフの指揮はスダーンとゲルギエフをミックスした
ような振り方で実に精力的、”ロシアのクライバー”
との異名もあるが成る程肯ける面もありそう。
然し、中身の音楽は実に明晰、シャープさを伴い
単に見かけのパフォーマンスだけではない洗練さを感じた。
★★★★★

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