「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

21日 マッシモ・ザネッティ&N響定期


NHK交響楽団第1623回定期
コンサートマスター:篠崎史紀


1・ラヴェル
   スペイン狂詩曲


2・フォーレ
   組曲「ペレアスとメリザンド」

********** intermission ***************

3・レスピーギ
   交響詩「ローマの松」


4・レスピーギ
   交響詩「ローマの祭り」


 2008.6.21・15:00 NHKホール 2-R7-20

 イタリア出身の指揮者、これまでオペラの分野での活躍は目にしてきたが
コンサートでの真価はいかばかりか、楽しみにホールへ向かった。

いずれの曲も良く練り上げられた演奏でN響の弦や管楽器のソロ演奏も
繊細な表現をみせる。

フォーレ作品を除いて16型での編成で、「ローマの松」ではバンダで演奏
される管楽器はステージの一番奥に配置されたが
「ローマの祭り」では客席(3階席)R側にバンダ金管隊が配置され
工夫のあとがみられた。

ややゆったりなテンポで音楽が良く聞こえる指揮解釈と言うか
細かい指示はせずに楽員の主体性に任せながら素晴らしい音楽の構築性を
感じさせる指揮者でどの作品も興味深い演奏であった。
★★★★☆

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