「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

12日 ヤンソンス&コンセルトヘボー管


ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団


1・ブラームス
   ヴァイオリン協奏曲二長調
     ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)

アンコール曲
   バッハ:無伴奏第2番「サラバンド」


******************** intermission ****************

2・ブラームス
   交響曲第3番ヘ長調



3・リヒャルト・シュトラウス
   交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

アンコール曲
  ブラームス:ハンガリー舞曲第1番

  ヨハン・シュトラウス:ポルカ「ハンガリー万歳」


 2008.11.12.19:00 NHKホール 3-L8-26

オランダの世界に誇る名門オケ、コンセルトヘボー管弦楽団

2年ぶりの来日でその2年前の怒涛の迫力のマーラー「巨人」&

4年前の「ペトルーシュカ」の描写力豊かな演奏と いずれも

素晴らしい演奏に接したが今夜も期待に違わず感動の一夜となった。

ラクリンのヴァイオリン演奏はとりたてての感動は得られなかったが

休憩後のブラームスの交響曲第3番は優美な音色の弦楽群に支えられ

いぶし銀のような金管楽器の響きが重なり重厚且つ爽やかさをも

感じさせる演奏、そして圧巻は最後のプログラムに置かれた

「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」で4年前の

「ペトルーシュカ」同様に非常に描写力豊かで楽員の個々の技量の

高さを実感した。フルート首席のE・バイノン女史はこの最後の曲から

登場、指揮のヤンソンスさん相変わらずエネルギッシュで

的を得たバトン・テクニックで観ていても楽しい。
★★★★★








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