のむらっきょなあしだんご

のむらっきょなあしだんご

入院1日目


まさか車椅子に乗せられるとは思っていなかったので「私歩けます。病人じゃないです!」って言っちゃった。後で考えると、ほんまは重症患者でした。


病室へ行く前に、新しい先生の診察。前の病院の先生や看護婦さんがいろいろ説明した後、新しい先生とご対面。見た目、無精ひげを生やしたへなちょこ・・・

診察中自分のあごひげをなでながら、「う~ん」「う~~~ん」「これは・・・」とはっきり言わない。

もう、じれったい。はっきり言ってよ。そう思ってると、エコーを見ながら「これ、赤ちゃんの顔。写真にしてあげるからね~」結構やさしいやん。
「性別は聞いた?教えてほしい?」私は聞いてなかったので「聞きたい」というと「女の子だねぇ、たぶん女の子。嬉しい?」と・・・

あしだんごは女の子がほしかったので「めっちゃうれしい」と喜ぶと、「じゃあ、赤ちゃんの為にもがんばろうか!」と励ましてくれた。
先生、かなりいい人やん。へなちょこっていってごめんプー。

ここから地獄。

点滴はおなかの張りを止める為、24時間はずせない。
トイレ以外は動けない。退屈でしょうがない。

でも、今まで仕事に明け暮れてたあしだんごは久々にのんびりできると思ってちょっと嬉しかった。

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