思考は現実化する 1
１．明確な目標を持つことの意味
五感を通して入ってくる情報は、潜在意識で受けとる。
顕在意識に上がるのは潜在意識において取捨選択された
一部の情報である。
欲しいと思っている情報が入ってくると、
他の情報より強調されて顕在意識に上がってくる。
脳は目標を定めると、それを達成するための
バックアップ態勢を取り始める。
そして、現実化のための計画・行動が生まれ、
チャンスにも強くなれる。
２．出世できない人間には二種類ある。
ひとつはいわれたことができない人。
もうひとつはいわれたことしかできない人である。
プラスアルファの努力をすることで二つのすばらしい出来事が起こる。
高い報酬、物質的報酬と充実感や満足感といった精神的な報酬だ。
何をすればいいかということについては、
「自分がしてほしいことはなによりまず他人にしてあげる」
という黄金律に立って考えればよい。
３．積極的心構えこそ成功者の共通項である。
自分の中にあるマイナスの感情を紙に書き出す。
そして、それらをプラスの積極的な表現になるように書き換えていく。
積極的な心構えとは、誰しもが抱えている消極的で自己否定的な考え方を、
積極的で自己肯定的な考え方に置きかえる意識的・能動的努力ともいえる。
４．逆境と挫折からの利益
直面している状況を分析し前に進むためには、
自分自身に質問をあびせかけてみる。
適切な問は、適切な答えを導く。
どのような失敗にも、それに見合った利益の種子が含まれている。
それを見つけ出し、芽を出させ、豊かに実を結ばせるには、
明確な目標を持って想像力を積極的に働かせることが大事だ。
【次へ】
© Rakuten Group, Inc.
