サルデーニャの海と風と

サルデーニャの海と風と

退院!



今日は退院の日!
朝6時にいつものように検温があり、
7時になると看護婦がドアを開けて“朝食の用意できましたよー”
とブラインドを開けた。

こんなことは入院してから初めてだ。
前回ゆみーなの出産で入院した時もこんなことはなかった。

今までは毎日、ドアを小さくたたいて私が起きたことを確認するか
ひどくても小声で“朝食の準備できましたからね”
とささやく程度だった。

病気の子供をわざわざ朝早くに起こす理由は無いし
第一何の予定が詰まっているわけでもないので
静かに寝かせておいてくれるのが当たり前のことと思っていた。

ま、今日でこの人たちともおさらばだと思うと
朝早くゆみーなを起こされても“ま、いっか。”
という感じで朝食を部屋で取り、ゆみーなの体重を図りに行った。

“昨日と変わりありませんね。ちゃんと食べてますか?”
と聞かれたので “はい、ちゃんと飲んで食べてます”と答えた。

冗談でも“あまりよく食べない”とか言って
“じゃあ、あともう一日”なんてことになっちゃ困ると思い、
お世辞笑いさえして見せた。

10時過ぎに検診があった。
医長は、“今日退院しますか?”と、私に変なことを聞く。
“当たり前じゃないですか。あなたが退院していいって言ったんでしょ”
と言いたいところを
“はい”とだけ短く返事をした。
“では書類の用意ができたら呼びますので”


うきうき気分で荷物を用意し、静かに呼ばれるのを待っていると
あっという間に昼食の時間になった。

私は、家で食べたいと思ったのでゆみーなにだけリゾットをもらうと、
ゆみーなは一気にすべて平らげてしまった。

その後ゆっくりオレンジを食べ、お昼のニュースを見たあと
廊下を行ったりきたりしていると
早起きしたゆみーなは腕の中でねっこけてしまった。

“まだかなぁ…”と心の中で思いつつ時計を見ると
なんともう13時。

いい加減遅すぎると思って誰かに聞きに行こうとすると
ちょうど医長が診察室から出てきた。
“あと数分であなたの番ですからね、もうちょっとの辛抱です”

それから約20分、やっとのことで看護婦が私を呼びに来た。

医長室で、帰宅後の薬などの説明を受けていると
まあがやってきた。

あと2週間は家で暖かくしていないといけないと言われ、
私はちょっとがっくり。
今週の土曜からが勝負どころだ。
まあは出張に出て最低10日は帰ってこない。

でもとにかく、無事に退院できたので一件落着!

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