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同じく読書感想文コンクールの課題読書。作者はアメリカ人ではない。確かドイツ人だったような・・・。 アメリカ、西海岸。金鉱発掘のゴールデンラッシュの時代に生きた実在の人物を描いた作品。ハサウェイ・ジョウンズは、父親と二人暮し。初めは父親と金探しをしていたが、そう簡単な仕事ではないので、その後郵便を配る仕事をした。話が好きで、あちこちで話を作りみんなに話して聞かせる。 銃がどこにもある時代。なにかあれば発砲する。揉め事があれば、人が殺される。何人もの人が殺されていった。野蛮で物騒な時代。今の日本も違う意味では同じ・・・人が簡単に殺されている・・・。悲しいことだ。本を読んでいると、物語の中に入り込む。同じ時代に生きている。この土日。仕事場に「三国志4」を忘れてきた。色々な本を読みつつ、「三国志」を読んでいる。本が手元にないと寂しい。この二日間、他の何かを読もう。
July 31, 2010
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青少年読書感想文全国コンクールの高校生の部の課題読書の1冊。 なかなか読み応えのある内容の本だった。北海道の財政破綻のとある町で、町おこしのために風車を作る小さな鉄工所のお話。家族のドラマを交えながら、風車を作り上げるまでの物語。失敗や挫折や、企業への資金援助を取り付けていく過程。友だちの事故死。姉の事故。暴風雨で1回目の風車はなぎ倒される。いろいろなことを乗り越え、完成する大きな風車。まるで、目の前に白い風車がそびえるように思える。風をつかまえるように風車は回る。 おもしろかった。是非とは言わないがお薦めの一書だ。
July 29, 2010
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作者は、現在京都の中学校の先生をしている現役の教師だ。本を読む時、まず最初に「あとがき」や「はじめに」を読む。この本に関しては、あとがきに書いてある内容が面白かった。作者は父親がいない。知り合いの家に招かれて食事をご馳走になったとき、その夫婦と自然な形で打ち解け、家族のように違和感なく、くつろいだ雰囲気になったと書かれていた。その感じが家族のようで、団欒を知らない作者には居心地いいものとしてうつったようだ。 その話から物語に進んだ。 中学生か高校生あたりが読めばいい物語のように思える。小学生の主人公は母親と二人暮らし。学校でへその緒の授業を受け、母親に自分のへその緒を見せて欲しいと言う。ところが出てきたのは、うす紙にくるまれた卵のかけら。へその緒ならぬ卵の緒。そこからタイトルの名前になる。つまり、母親と主人公とは血が繋がっていない。でも、しっかり家族している。そこには、愛情は厳然と存在している。読みおわって、心温まる内容だった。でも、現実味は感じられなかった。 話の中に、おいしいものを食べたとき、同じものを食べさせてあげたいと思う人が、自分にとって大切な人なんだよという文章がある。なるほど・・・そうかもね・・・
July 28, 2010
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NHKの連続朝ドラは、新婚時代に「おしん」の始まる時間に主人が出勤していた思い出がある。それ以降、時々面白いドラマがたまにある。今放送中の、「ゲゲゲの女房」も毎日かかさず見ている。おもしろい!!やっぱり、実話が元になっている物語は観ていて興味深い。さっそく、元になった本を読む。読みやすい。「終わりよければすべてよし」の言葉を聴いた編集者の人が、是非書いて欲しいとお願いにいかれた。結婚当初の貧乏な時代の話は、ドラマの中にもでてくるが、腐りかけのバナナばかり買って食べていたエピソードは本の中にも登場する。理不尽な不遇時代もあったと述懐されている。ドラマの中の貧乏な状態を水木茂のおおらかさでなんということもなく、乗り過ごす様子は見ていてほほえましい。 水木茂は家族思いで、家族全部の面倒をよくみている。一族が結局経営に関わっていくことになる。長女は、その後境港にできるプロダクションを引き受ける。 境港の鬼太郎ロードにもそのうち行って見たい。 この本を読んで、そしてドラマを見て、本物の努力は裏切らない、終わりよければすべてよし。ということを学んだ。 これからドラマは、人気者になり仕事に忙殺され、夫婦のすれ違いや家族の関わり、それゆえの苦労などが描かれていく。秋までしっかり楽しませてもらえる。
July 25, 2010
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「エンジェルエンジェルエンジェル」梨木香歩「夏帽子」長野まゆみと、タイトルの3冊を読んだ。最近の作家の本はあまり読んだことがなかったので、仕事の参考に読んでみた。この3人の中では、江國佳織が面白かった。私の感性にはあう。どんな表題でも、どんな題材でもそこから物語を作り、書けそうな作家だ。全て短編。たとえば、日常生活の中で、突然のようにたまらなく「悲しみ」が襲ってくるという短編の話があった。そういうときにはひたすら、ねぎを切る。そんな話もある。ユニークだ。実際作者は、そういう方法でその悲しみの瞬間に対処しているのだろう。「デューク」という可愛がっていた飼い犬が死んだ短い話がある。深い悲しみに打ちひしがれている主人公が電車の中でふと出会った少年。なにげなしに一緒に時を過ごし、帰り際に軽くキスをする。その感じが犬のデュークと同じ感触・・・・「ありがとう」「ぼくはずっと幸せだったよ」と言い残して消えていった少年。読んで、ほのかに心が温かくなる物語だった。何かの機会にまた読んでみたい作家だ。
July 13, 2010
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アレックス・ロビラの本。彼は、自分の娘に寝る前に話していた物語を後に本にして出版した。この本は、社員研修などに使われている。簡単な物語の内容だが、哲学的で人生を生きる力になると私は思う。さすがに、新入社員研修などで使われるはずだ。物事は些細なことで違いがうまれる。その「差」について具体的に物語を通して話している。本当に心から納得した。「GoodLuck」とは「幸運」のこと。簡単に言えば、幸運をどうやって?むのかという示唆のお話。ある晴れた日の午後、セントラルパークの公園のベンチで暖かな午後の日差しを浴びて初老の男性マックスが意心地よく座っていた。そこへ、隣にすわるひとりの男が居た。チラッと観ると、どこかで見た風な感じの男だった。それは、実は遠い過去の幼友達だった。二人は、アメリカのニューヨークのブロンクスで育ったお隣同士の友だちだった。決して裕福ではなかったふたりが、それぞれの人生の来し方を語り合う。一方は、コツコツと工夫と知恵をめぐらせ、会社を起こし大きくする。もう一方は、莫大な財産を譲り受け、ブロンクスを離れ、会社を継いだが、父親亡き後することなすこと悪いほうへばかり行き、倒産する。マックスは語る。運と幸運とは違う。幸運はつくりだすもんだと・・・・。そこで、幸運を作り出す騎士の話へと展開する。遠い過去のある国のお話。平和でのどかな王国に、長い白い髭をたくわえたマリーンという老魔術師がいた。すべての騎士を集め、遠い森に生えるという「魔法のクローバー」を探し出す騎士を募る。白いマントと黒いマントの騎士が、深い森へ「幸運の奇跡のクローバー」を探しに出かける。黒いマントの騎士は、広い森のどこに生えるのか、森の精や湖の精や木々の精に聞いて回る。白いマントの騎士も同じ順路を尋ねて馬に乗り、尋ねて回る。ふたりの騎士の違いは・・・?と話は進む。とっても簡単なお話。でも、含蓄がある。是非小さい子供たちからお年を召した年配の方にもお薦めの本です。
July 3, 2010
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久しぶりに面白い本だった。横断歩道で信号待ちしている時間にも立ち止まって、続きを読んでいた。村上春樹を始めて読んだ。主人公の「青豆」「天吾」ふたりの孤独な子供時代の話からDV、宗教にいたる大人のファンタジー。いろんなことを考え、そして示唆している。一気にbook1~3まで読み進んだ。青豆の名字には思わず笑ってしまった。そらまめ、とか枝豆とかいわれると。続きの話があるのかは、村上春樹氏曰く。話の前も後も考えてはいる。と。ただ書き終わってしばらくは放心していたらしい。いろんな人にお薦めしている。読み進んでいる人はたった一人。途中で挫折する・・・おもしろいのに・・・きっと映画化されるだろう。ついでに「ノルウエイの森」も読んだ。こちらは品のいいエロ本だった。
July 2, 2010
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