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[夫の食道がん闘病生活] カテゴリの記事
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家族っていいもんね～
１０月１３日、午前中から長男家族&次男夫婦が遊びに来て１０日前から来ていた娘&孫太郎と合流すると総勢１０名。我家のリビングも、誰かがこぼれ落ちるんじゃないかと思うほどの狭さだわ。夫は青山までケーキを買いに・・・帰ってきたら、娘を連れて新宿タカシマヤに食料の買出しに・・・ 私は昨日から、我家で一番大きな土鍋でおでんを作ったわ。勿論、おでんの具は夫が買ってきてくれましたよ。大宴会の中、夫はせっせと皆のお世話よ。 寿司・焼き鳥・赤飯・五目御飯そして娘の作った焼きそば・・等などがドンドン平らげられる中、「おでんはもう無いの～」って声が。心をこめて作った私のおでんが完食されました～そして、梨をむいていたら、夫が来て「俺がむくから飲んでろよ」って。ヤクルトを飲むんじゃないわよ～勿論、ビールよ～ 山程買ったみかんも、子供達のお腹の中へ・・・そんな、こんなしているうちに、娘&孫太郎が青森に帰る時間が来、次男夫婦が帰って行き、夜まで居てくれた長男家族も帰って行ったわ。 最後の片付け物は夫も手伝ってくれて「あっと言う間」に終わり淋しいような、ホッとしたような時間が静かに流れていったわね。 ホッ！ 子供達は「ただいま～」って入って（帰って）来る。「ここは自分達の永遠の実家だよ」って、気を使ってるんだと思うわ。そして、夫の病状を口に出して聞かないのも気を使ってるのよね。「誰も病状を聞かなかったわね」って夫に言ったら「聞かれたって困るよな」って言ってたもん。楽しい１日でした～ 今日の夫は検査のために「朝食抜き」で８時３０分には家を出て病院から帰るのは「５時頃かな～」って言ってたわ。久振りに一人の時間をDVDでも見て過ごそうかしら（●＾o＾●）
2008年10月14日
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夫のおのろけをもう一つ(^_^;)
資源ごみの日です。朝一番で新聞紙を束ねようとしたら・・・あら～、もう縛ってあるわ。夜のうちに束ねてくれたのよ。夫が起きてきて「重いから俺が出すからね！」って。「あなた、病人なのよ」って言葉を飲み込んだわ。今でも「男は女を守るもの」・・・って、頑なに守ってるの。本人は「必ず元気になる」って頑張ってるわけでしてそれが生きる力にもなっているんだったら、止める意味はないものね。 12時30分、放射線治療に出かける時も「タカシマヤのニューヨーク・ニューヨークでケーキを買って来るからね」って言って家を出て行ったわ。帰って来たら、少し大げさに喜んであげましょっと。短気だった夫が、私の長年の夢だった「穏やか」な夫に変身してきたわ。（家事を積極的に手伝ってくれるのは昔からよ）今日も穏やかに時間が過ぎていきます～
2008年10月10日
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ついてなかったかったテレビ
電源を入れて30分はボヤケてた私のテレビちゃん！1時間たってもボヤケてるようになちゃったわ。だから、朝起きるとまずスイッチを入れてから散歩に出かけてたら夫が気がついて「買ったら？」って。地デジ対応だし、まだ買って4~5年しかたってないので何となくグズグズと見ていたら「買ってあげるから・・・」って。置き場所の関係で３７インチまでしか置けないのよ。今のが３２インチだから・・・まあ、いいか～と37インチデジタルハイビジョン液晶をお願いしたわ。 放射線治療を受けていて、そろそろ副作用が出て来ているのに「俺が病院の帰りに買ってくるよ」ってはりきってる。そのテレビが昨日届いたんだけどブルーレイディスクレコーダーも買ってくれたわ。 ところが、夫の部屋のテレビはアナログのみで地デジ対応になってないのよ。「貴方のはどうするの？」ってきいたら「2年後は居ないからいいよ～」って、悲しいお返事が。二人とも笑顔の会話でした～ 狭いお部屋には３７インチで十分でした。これにステレオスピーカ（別売り）を取り付けて映画三昧します～お父ちゃん！ありがとうね。
2008年10月10日
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わたし鬼嫁？
笑顔での会話です。「ね～、銀行の通帳は一つにして、カードで全部降ろせるようにしといてね？」「定期もカードで降ろせるようにしといてね～」っていう、私のお願いに数行の銀行に分けていた預金を宝くじを売ってる銀行にまとめて来てくれたわ。彼の使う暗証番号は知ってるから「ね～、カードは何処に置いてあるの？」って言う私にニヤリと笑って「まだ教えないよ～」だってさ。2年半の放浪生活から帰った時から（15年ぐらい前）我家では、お金の管理は夫がしてる。勿論、たまころ名義の預金は持ってるけど、それは使わない。たまころの年金も老後の生活資金の計画に入れようとするから「私の年金は、私のお小遣いだから生活費に入れちゃダメ！」って言ってある。 退職金も半分貰ったけど、生活費には使わないわよ。夫の給料と年金（まだ受け取ってないけど）と預金が二人の生活費よ。夫が幾ら持ってるかは・・・知らないけどカードを渡される時が来ないといいな～
2008年10月06日
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久し振りの快晴で～す
何日振りの太陽でしょうか～やっぱり天然は超気持いい～です。幼馴染のＴ君から大阪に「たこやき」を食べに行こうよ～」ってお誘いが・・・これは男２人&女３人の珍道中よ。 万年幹事」の専門学校のクラス会の準備も着々と・・・１３人ほどで、今年で２０回続いているのよ。 その次の週には１泊２日の京都・小豆島の紅葉狩が待ってます。これはね、年２～３回ほど美女３人(^_^;)で命の洗濯旅行だわ。 この頃は夫の手術のメドもたってる・・と思うけどそれはそれ、これはこれ・・・でよっぽどの事が無い限り、行きますわよ。夫も「行って来い・行って来い」って。 こうして、ストレスは私の中を通り過ぎて行くのであった。あっ！明日は私の宝物の娘と孫太郎が青森から里帰りよ～夫にはまだ言ってないわ。明日、ビックリさせるんだもん（喜ぶ顔が目に浮かぶわよ）夫は今、ピーコックに買い物に行ったわ。二人の生活なのに、毎日買い物に行ってくれるのよ～助かるでしょう？って。とんでもないの。冷蔵庫に入りきれないほど買ってくるんだもん。でもさ～。イヤな顔しちゃ可愛そうでしょ？さぁ～今日もせっせと食べましょっと。♪ポチッと押してくれると 凄く喜びます♪
2008年10月02日
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逞しい病人
放射線治療中の夫は２０回中、１１回目の放射を仮退院して、自宅から毎日通院しておこなっています。抗がん剤治療と放射線治療の間に２泊３日で自宅に帰ってきたんですが・・・病院に戻ってから、看護士さん、お医者さん等を捕まえては「家はいいな～」って話してたらしいんです。お医者さんも情にほだされて「通院にしましょうか？」って。 抗がん剤治療は２４時間の点滴なので、入院していたけど、放射線治療は数分で終わるのに、その為に入院しているのは退屈ですもんね。 仮退院してきたら、殆どの時間をベッドで過ごすのかと思って、夫の寝室にテレビを入れたり（寝ながらテレビを見る事はなかった）、環境を整えて待っていたんですが・・・・さすがに、私の夫です。やる気満々で、病気が発見される前と同じ生活なの。 午前中に、お昼と夜の食事の買い物をして来ます（毎日よ～）網戸が壊れていたので（猫が出入りする）その網戸を４枚も直してくれたりいろいろ、家事を手伝ってくれるのよ。（手伝うんじゃないかしら？私はやらないから）病院の帰りもデパートに寄って、美味しいものを買ってきてくれたり・・・元気そのものよ。 ６３歳の夫は定年後に就職した今の会社も、元気だったら、５年は勤めて居られるのよね。それでね、完治しないまでも、治療が終わって元気になったら「１年でも２年でもいいから」って・・・出社したいらしいの。その日を夢みて「体力つけなくちゃ～」って、ウォーキングも初めてるのよ。 そうは言ってもね～。「病人なのよ」って、軽く牽制するんだけど、笑って、聞いちゃくれないのよ。こんな夫で、わたし本当に助かってます。
2008年10月01日
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だいぶ慣れた入院生活
夫の入院している大学病院の近くに「山の上ホテル」 があります。知ってる人は知ってる、知らない人は知らないって・・・古い人間には有名なホテルですよ～三島由紀夫、川端康成、池波正太郎、山口瞳など多くの文豪に愛されたことでも有名です。御茶ノ水にたたずむ山の上ホテル ↓ この建物は昭和12年に建てられたもので、太平洋戦争が始まるとまず海軍に、戦後は米軍に接収され、アール・デコを基調としたその優雅な姿と眺望のよさから､「ヒルトップ」と呼ばれていましたが、米軍から返還され後、29年1月、「丘の上」ではなく「山の上ホテル」になったんですって。 昭和29年開業当時の面影を残す クラシカルなホテル。 「もし人が他人に与えられる最高のものが 誠意と真実であるなら、 ホテルがお客様に差し上げられるものも それ以外にはない筈だと思います。」 山の上ホテル創業者の言葉ですよ～ ワインバーもありますよ。 和食・中華・蕎麦も美味しく 天ぷらは特に絶品でした。 話はここから始まります。 このレストランが入院先の大学病院１階に入ってて・・・ 「台風が来てるみたいだから、今日は来ないでいいよ～」ってメールが・・・。 でも次の文章に目が釘づけです。 「今日の昼食はうどんなので、キャンセルしてレストランで食べるよ！」と 書いてあるわ。 夫は麺類は好きなんですが、病院のうどんには参ってるみたいよ。 私も味見をさせられたけど、煮込んでないので うどんに味が沁みてないのよね。 この案に乗らない手はないわよね。 と言う事で・・・久し振りに二人でランチを頂きました～ 私、生ビールを１杯・・・・ 注文の品が時間がかかって・・・グラスが空に・・・ 夫「もう１杯飲むか？」 って言いながら、注文してくれたわ。 勿論、夫は飲みませんよ～ 「どうしても、治りたいんだよ」って。 神様・・お願い！！ ★レストランですからパジャマでは行きません（着替えました） 楽しかったです♪ ♪ ♪
2008年09月20日
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告知後
告知を受けた直後、夫は緊張したように固まっていました。思わず「大丈夫？」って隣から声っを掛けたらふっと・・表情が和らいで、ニッコリ。「何か質問ありますか？」って優しく声をかける先生にも「いいえ～」って笑顔を見せました。 夫を腕をくんで病室に送り「大丈夫ね！」って念を押し夜間通用口から、御茶ノ水駅に向かう道は辛かったです・・夫の気持を思うとね～ 翌日、夫は元気で明るい顔で迎えてくれました。「昨日の夜は「もも」に逢いたくて、タクシーで帰ろうと思ったよ」だって。 ※ ももは愛犬私は手術は無理・・って聞かされてるけど、夫は手術が出来る・・と思ってる。治って、仕事がしたい６３歳の夫。カラオケは無理だけど（声がかすれてるから）ゴルフもやりたいな～・・って。 大丈夫よ！二人で頑張って、きっとカムバックしましょうね。
2008年09月17日
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告知
先週の月曜日の話。夫から「夜の８時に治療法の説明があるから遅れないで来てね」って、メールがきたわ。だけど、私は「本人抜きで家族にお話があるので７時に来てください」って病院から連絡をもらってるのよ。青森から娘が帰って来てる。長男も次男もいつも励ましてくれるわ。それでも夫の病状は私一人で聞きたかったの。「手術は出来ないほど進んでいる」「喉のリンパに６箇所ほど転移してて、これも取れない」「非常に厳しい状態です」先生は優しく、言葉を選んで話してくれました。「先生！夫は精神力の強い人ですし、真実を話すって約束しています」真実を知らせる事が夫の尊厳を守る事・・・と信じていますともお話しました。 本人には「治療法が無い」と言う事と「余命」はお話しません」「ポスピスの話の時はお話しますが・・・」との先生のお話でした。そして最後に私は「夫を支えます」と先生に誓いました。「今までのお話でたまころさんは、立派にご主人を支えられる人だと確信しましたよ」って褒められちゃった～勿論、涙なんて一滴も落としません。 抗がん剤の投与が終わり、今日から１ヶ月間ほど放射線の放射とスパイスに抗がん剤もチョッピリ点滴します。ベットに二人で腰掛けて、新婚さんのようにお話します。夫の声も、出なくなる日が来るんですが・・・それまではね～明日は夫の好きな白いブラウスを着て行こうかな(^^♪ 重く・暗い話になりましたが、自分にも、家族にも、愛する人にも突然やって来るかも知れない事ですよね。私、「妻の鏡もどき」になりたいんです。愛し抜きたいんです。泣いてる暇はありません。嘆いてる暇もないんです。夫は「こんな生活をも楽しんでしまう」私が好きなんですから。
2008年09月17日
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家族が呼ばれて
テレビドラマや映画でよく見る、お涙ちょうだいのシーン。「ご本人抜きで、ご家族だけにお話したい事が・・・」って。入院先の大学病院から電話がかかってきたわ。月曜日に、話を聞きに一人で行きます。 夫に聞いてみたんです。「希望も持ってるでしょうけど、悪い方の事も考えてるの？」「希望はちょっと、持てないな～」「私達、何でも正直に話していいのね？」「勿論、覚悟は出来てるから大丈夫だよ」ってニッコリ。「会社もやめて、毎日楽しく暮らしましょうよ」「でもな～、一年ぐらいは会社に行きたいな～」「そうね、作ったばっかの背広もあるし、勿体無いもんね」この会話は笑いながらの、恐ろしい会話内容なんですよ。でもね、人間は誰でも（一人残らず）お別れがあるんですよね。今、すぐでなくてもね。嘘の無い、夫の尊厳を尊重した日々を出来るだけ楽しく・明るく送りますわ。誰にでも訪れる出来事ですよ～ン。
2008年09月04日
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人とのふれあいって・・いいな～
暑い一日でしたよね～ランチを病院で食べようと、お昼の時間に合わせて行ったんだけど夫は午前中にシリーズ検査があって、朝食抜きだったのよ。それで、１１時ごろ終わったらしいんだけど「昼食の１２時まで待てないよ～」って「看護士さんに我儘言って「ブランチにしてもらったよ～」だって。 私が行った時にはお風呂にも入って、すっかりくつろいでいたわ。食欲があるのは、何よりも嬉しい事だから許してあげるけど・・・・待っててくれたってね～男の人って、一食でも抜くと「死んじゃう」ように大騒ぎする人が多くない？私の父もそうだったわ。天国でも、大騒ぎして迷惑かけてるのかしら？ そんな・こんなで・・・名残惜しそうにしてる夫を置いて、駅に向かっていると知らないおばちゃまが「ちょっとでも、いかが？」って、日傘を差しかけてくれたのよ。わたし「今日は暑いですよね～」おばちゃま「毎日、病院通いなんですよ～」なんて、世間話をしながら駅でお別れしましたが・・・誰かと話したかったのかしらね？私もほのぼのと・・・いい気持でしたよ。３回目の「まつげエクステ」をしてお目目パッチリで我家に帰りました。
2008年09月03日
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治って～
暖かいコメントを下さった方に、今だにお返事が書けません(^_^;)落ち込んでいる訳ではないのですが・・・・毎日、夫の病室に通っています。お弁当持参で。 一緒にお昼を頂くのを日課にしてます。あっ！こっそりビールも飲んでます（一缶だけね）あったりまえですが・・・夫は全粥ですから・・・飲めませんよ。 抗がん剤の点滴が４日間で、その後１０日間効果があるそうですが・・・その１０日間が終わって、その効果を調べる検査シリーズが始まっています。５日（金）に最後の胃カメラが終わると、いよいよ治療方法が決るそうです。夫はと言えば、病院食を完食し、私が持参する果物と野菜を食べて筋肉が衰えるからね！って、朝・夕階段を登り降りしてるんですよ。 ばら・・も咲きはじめました（健気ね～～） ドンファンです（夫も復活するかしら？） こんなに、仲良くおしゃべりをした事があったかしら？いろんな事（たわいの無い事）を話して、笑いころげてます。明日も行きますわよ・・・だって、待ってるんですもん（●＾o＾●）
2008年09月02日
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朝は秋の気配
秋は駆け足で行ってしまうので・・・涼しくなるのは嬉しいけどチョッピリ淋しいわ～朝の散歩も気持よく・・・ ここは、お寺の入り口で近所では一番涼しい場所です。 この暑い夏を乗り切って最後の時を迎えつつある「ど根性花」ですが・・・この生命力は凄いわよね～可愛い花なのよ。 我家では、てっぽうユリぐらいしか咲いてないので寄せ植えを作ってみました～ちょっと秋らしいかしら？ しばらく・・・外泊する事もないので（(涙）ガーデニングとやらを始めてみようかな～と思いつつ・・・その前に（どの前よ！）・・・ぬか漬けを作ったわ我家は冷蔵庫が、３台あるんだけどいつでもイッパイなのよ（何しろ夫が買い物好きだからさ）その夫が家に居ないから冷蔵庫の中に空きが出まして、ぬか漬けが入ります。それにしても、ぬか漬けでビールって最高ね！！
2008年08月21日
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皆が淋しがってるの・・・
夫の入院で淋しがってるのは私だけじゃないんだわ。老愛犬のもも・・・も、何にも言わないけど淋しいはず。朝、二階から起きて来ない夫を階段の下で待っている。ずっと・・・・愛猫テツは「さあ～寝ようか？」って言って抱っこで二階に連れて行ってくれる夫が居ないで困ってる。夫が起きると一緒にトントントンと階段を下りて来たのに・・・皆、私に寄り添って心配げ。 私のパジャマを抱え込んで「お父ちゃんは何処なの？」って。今の私の心を支えてくれる頼もしいももちゃんです。
2008年08月20日
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抗がん剤４日目
私達のすごい会話を一つ。「子供達に何処まで言ったの？」「喉の細胞ガンまでよ」「そうだよな～。たたみ掛けるように舌にも&大腸に２ツもって言ってもな」「うん！前の二つを言っただけでも深刻な事わかるもんね」 これが病室でビールを飲みながらの私と吐き気で食欲のない夫との明るい会話です。精神力の強い男でよかった(^^♪こんな形でも幸せな夫婦の会話です。あっ！元気だったら絶対に気がつかない私の「まつげエクステーション」を「すごいね！」って笑いながら指さしたわ。３０センチの至近距離だもんね。今日は、ちょっと接吻でもしてみようかな～(^_^;) そんな毎日の中、いつもの朝の散歩で・・・・ 一番最初に迎えてくれるノラちゃん。って言っても １匹育てあげた娘猫ちゃんと一緒に避妊手術済みよ。 ３軒燐の元高校教師で野球部の監督だった、だんな さんの趣味が魚釣り・・・という事で美味しい魚を毎日 頂いているみたい。 逢うとギャーギャー鳴くので「ギャー子」 そして・・・てっぽうユリが。 背筋もピンと、凛々しく咲いていました。 真夏の花の少ない中に凛・楚々 と。
2008年08月20日
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抗がん剤３日目
ボクサーパンツがキツイと言う。脱いだときにカッコいいから穿いてただけで本当はＢＶＤの白いブリーフが好きらしいの。「勝負パンツは病院ではいらないな～」って言うので買いに行く・・・衣料品スーパーの無い我家の近所&病院付近なので、仕方なくデパートで定価で４枚買ってきたのに・・・ＢＶＤのビキニパンツを買ってしまったわ。「ビキニパンツはヤダな～」って我儘言うんだけど夫は自分のものは自分で買ってくる人だから・・・（言い訳ですよ）男の下着なんて買ったことないもん、わかんないわ～やれやれ・・・又、買いにいかなくちゃ～貴方はどちら派？昨日はえびすビールで何とかって言う２７６円のお高いのを買って病室で・・・（美味しいんだけど、香りが病室にホンワカと・・・）今日はキリンの黒ビールにしよっと。
2008年08月19日
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抗がん剤投与２日目
さかのぼります。１週間の楽しい青森生活から帰ってくると検査漬けだった夫に食道ガンの他、喉にも細胞がんが見つかりました。「こちらは心配ないから、ゆっくり楽しんできておいで」って青森までメールをくれてたのに～最後の検査を待たずに、御茶ノ水にある大学病院に入院したのが１１日です。食道ガンでは日本でも５本の指に入る・・・という先生を紹介していただいて後は、お任せするばかりです。そんな中、「舌にも怪しい物がある」と、今検査中なんです。 私達は「全ての症状を正直に話す・・・」という約束がありますので話がオープンですっごく楽ですよ。夫も「仕方ないよ！」って淡々としてるし、私も「二人で頑張ろうね～」って。 頑張ろう！って言ったって、パジャマを洗濯し、心を込めてアイロンを掛けて届けるぐらいだけどね。 昨日は抗がん剤の点滴が始まって２日目で、吐き気が出てきたみたい。副作用を抑えるクスリと一緒に、栄養剤も入ってるので、食事が採れなくても大丈夫らしいわよ。「これからもっと吐き気が強くなるらしいよ！」って言ってる夫の病室で、私は、キリンの黒ビールと海鮮太巻きを美味しく頂ました(^_^;) 夫は私が楽しそうにしているのが好きだから、笑って黒ビールを注いでくれたわ。
2008年08月18日
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青森ねぶた祭りに・・・
２週間、里帰りしていた娘と孫太郎が青森に帰って行ったわ。そして、私も２日～８日まで青森ねぶた祭りに行ってきます。 浅虫観光ホテルに部屋が取れました。祭りと温泉三昧して来ます。そして、東京に帰ると・・・夫の病気の進行状態が解かると思います。気合を入れて看病生活に入りますよ～その前に、体力・気力を付けに・・・ね。報告です～ 先日行った「まつげのエクステーション」の結果ですよ～１時間の施工時間で１５０００円ほどですが、３週間ぐらいしか持ちません。まつ毛が抜けたら・・・一貫の終わりです。高い？安い（安くはないけど）？は人、それぞれですからね・・・私は？勿論満足よ。じゃあ、命の洗濯に出かけてきます。
2008年08月01日
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連日の検査
７月２６日（土）・・内視鏡７月２８日（月）・・内視鏡７月３０日（水）・・ＣＴ 腹部超音波８月 ２日（土）・・消化器Ｘ線８月 ６日（水）・・担当医の説明８月１１日（土）・・大腸検査って」、軒並みの検査です。 マリネット転移を調べているんですが・・・転移さえしてなければ、抗がん剤で腫瘍を小さくして手術をする・・・っていう治療ができるのですが・・・祈るばかりですが、今から考え込んでも仕方がないですよね。 夫が明るくしているのに、私が落ち込む訳にはいきません。今朝も「買い物してこなくてもいいわよ」 注※夕飯の買い物は、会社帰りの夫の日課です気を使って言ったのに「大丈夫だよ～買い物してくるからね！」って。そんな訳で、検査の結果で事態がガラリと違うので暖かいコメントを頂いた方々にお返事が出来ずらくなっています。申し訳ありませんが、もう少し見守って下さいませね ウイリアム・モリスそれにしても、ブログが気力をくれます～書き込む事で気持を奮い立たせています。
2008年07月30日
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どこまで優しいの？
内視鏡の検査が終わって、４時ごろメールが届く。 「タカシマヤで美味しいもの買って帰るよ」って。朝、「検査で疲れるんだから買い物はしないで、早く帰って来てね！」って言ったのに。神戸屋の「カニクリームコロッケ」やいろいろ買ってきてくれて直ぐに「公園にすべり台乗りに行こうか？」と孫太郎を誘ってる。「少し、休んだら？」「大丈夫だよ、全然疲れてなんかいないよ」この人は、いつも・いつも・・・人の為に生きてるのね。以前は、他の女の人のために生きてた事もあったけど（笑）・・・・・・楽しい夕飯がおわったら、孫太郎をお風呂にさそって・・・公園の帰りに買ったハーゲンダッツのピーチのアイスクリームを食べて私に「青森に行ったら、家の事は忘れてノンビリしておいでね」って言ってくれたけど。私は、毎日ノンビリしてますよ～
2008年07月28日
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ガン告知を受けてからの私達夫婦
日曜日の朝、４才１ヶ月の孫太郎が「僕、新幹線に乗りたいな～」って夫に甘えるようにおねだりしているの。青森では、移動は車なので、電車に乗りたいらしいのよね。土曜日は内視鏡の検査が１時間以上あったのに、帰宅してから御徒町に花火を買いに行き、夕飯の後に近所の公園で花火をしたのよ。そして、月曜日は朝食抜きで１３時３０分から又、又、内視鏡の検査があるにも関らず、午前中は会社に行く・・と言うのよ。そんなあいだの束の間の休日なのに、「熱海ぐらいまで行ってこようかな？」って、孫太郎を連れて二人で出かけて行ったわ。帰ってから聞いたら、熱海で降りてマックでハンバーガーを食べて帰ってきたんだって。勿論、家に残った私達にハンバーガーのお土産を買ってね。最初の病院でガン告知を受けた時は、さすがに「力が抜けたな～」って、ションボリしてたけど大学病院に行きだしてからは、私になんや、かんやと明るく話かけてくるの。そして、仕事も入院するまでは、行くつもりだし。無口だったのに・・・無愛想だったのに・・・一人が好きだったのに・・・今は夫としても、男としても・・・最高に輝いてる。帰宅して、顔を見るのが楽しみで・・ワクワクしちゃうわ。
2008年07月28日
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夫婦が助け合うこと
楽しかった家族旅行から帰って４日目になります。 旅行前に診断された夫の病名は「食道ガン」でした。それも、かなり進行しているらしいんです。私が先生に呼ばれて説明を受けましたが「ご主人にお話しても大丈夫ですか？」と聞かれ、日頃から「真実を話そうね」の約束がありますので、大丈夫です・・と。後日、二人で話しを聞きました。直ぐに手術が出来ないほど進行している事と、「今の自分には手に負えないから良い医者を紹介するので、そちらに行って欲しい」と言われました。 そんな訳で、○○大学の付属病院で、転移がないか・・の検査が連日行われています。勿論「食道ガン」の診断には間違いはなくて、近日中に治療方法が決定し入院するんですが・・・・夫は「自分はどんな結果であっても受け止めるから大丈夫だよ」って笑顔で言うんです。 私達、新婚時代のように「愛」を感じ合いました。私には「愛しい人」・・とはっきり言える夫になりました（やっと・・・です）そんな・こんなで大変な中、８月のねぶた祭り（青森）は予定どうり決行です。「えっ！と、思うでしょ？」入院は８月１１日以降なので、夫は行って来なさい・・・って言うんです。 私達は、真実を話し合い・・・くじける事もなく（夫の精神力は強靭ですから）明るく闘病生活を始めます。私も楽しい生活も続けながら・・愛しい人との生活を大事に過ごす覚悟です。あっ！それと、私は奇跡という言葉は嫌いです。運命はすべて二人で、明るく受け止めます。たとえどんな結果になっても・・・です。 今、娘と孫太郎が帰っているので、更新はしにくいかも・・・そして、７日まで、青森ねぶた祭りを楽しんできますね。じゃ～暫らく、夏休みを頂きます。皆さんも楽しい夏を送ってくださいませな。
2008年07月26日
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