RIKIにっき

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2009.05.17

『人肌の温もり』って言われても。(T T)

(16)

テーマ：薬の情報(417)

カテゴリ：身辺雑記

昨日のブログの、『息子が中耳炎になっちゃいました』報告に、温かいメッセージをいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

　さて。
　その治療のために、1日2回のお薬が出された。

　ひとつは、抗生物質の内服薬。

　そしてもうひとつが、同じく抗生物質の点耳薬である。

　『点耳』…とは、読んで字のごとくで。
　病気の目に目薬をさすように、病気の耳には点耳薬をさす。

　そのためか？
点耳薬の容器の見た目は、まるで目薬！
　なので間違わないよう、息子がもらった点耳薬のキャップには、『耳用』と浮き彫りにされているのだ。
　お薬やさんもその辺、考えてくれているのですな☆

　で。
　私、ナース暦長いし、しかも耳鼻科病棟勤務経験もあるんですが。

点耳薬使うの、これが生まれて初めてです。。(^_^;)
　（↑だって～、点耳薬でどうにかなるレベルの方が、入院はされませんからねぇ。。）

　なのでやり方がよくわからず、息子がかかっている街の耳鼻科のナースのやり方を、一挙一動見てました。

　そして、そこから7～8分じっとさせて。
　時間が来たら、脱脂綿をやさしく耳の穴に入れて、点耳薬を吸い取らせる。
　2回ぐらい綿を変えてそうしたら、もう一度綿を耳に入れ、今度は悪い方の耳を下にして、頭を軽くトントン、薬を完全に吸わせる…。

　ふむふむ、なるほど^^
　わかりました、ではさっそくやってみましょう…！

　というわけで。

この点耳薬、どうやって人肌に温めるんだ……？？(~_~;)

耳鼻科では既に温まった状態の点耳薬が用意されていたのだが、家ではそうじゃないことに、この時初めて気づきました。(T T)

　点耳薬をそのままさすと、めまいが起こることがあるらしく、そのままではさせないのはわかっている。

　そうか、湯せんが必要だ…！

　息子はもう横向きに寝転がって、点耳されるのを待っている。

　ひきあげて、試しに自分の腕に、点耳薬1滴を落としてみたところ。

熱っ！(>_<)

　あんまり温めすぎるのも、お薬の変質がコワイ。

　『急いで冷やさなきゃ』…と、今度は容器を、冷凍庫の氷の中へ。。

　温度確認のため、また1滴自分の腕に落としてみたら。

　うん、今度は熱くはないけど、そんな冷たくもない。
　こんなもんでしょう☆

　何せ点耳薬は、目薬サイズの容器に入っているのだ。
量はそんなに多くない、"試し落とし"で貴重な薬液をムダ使いはできない！

　…とそのまま、人生初めての点耳を、息子に決行。

　ところが。

　「おわぁ…、かあ（さん）、病院より冷たいよこれ」

　ええっ？？
　私にはこんなものかと思えたのに。。

　とにかくそのまま必要な量まで点耳を続け、幸い息子にはめまいは出なかったのだが。

　そうでした。

　私はかつて息子に、

「かあの手、（ドライアイスの入った棺で眠っていた）ひいばあ（ちゃん）みたいに冷たい」

と言い放たれた過去を持つぐらいの、『冷たい手』の持ち主！

しまった…、私の"適温"は、息子にとっては"低温"だったか。(-_-;)

　今夜もまた、点耳が待っている。
　それまでに信頼できそうなサイトで、『人肌への温め方』、調べておこう。。。(^_^;)