RIKIにっき

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2009.07.14

『塀の中』から。

(10)

テーマ：ナースのお仕事どう？？(1114)

カテゴリ：お仕事

　パート先の医院はいつも、今日・火曜日と明日・水曜日は、2つの診察室で2人の医師が診察する日なのだが。

　そのうちの1人が今週、早めの夏休み…というわけで、休診。
　なのでその分、ナースが余る。(^ ^;)

　普段なかなか休みがとりにくい常勤ナースに、お休みが。
　そして、パートナースも火・水で半分ずつ、お休みが。

　いつもより人の少ない中、時間はゆっくり流れて行った。

　明日は私がお休みの番だ、何すっかなぁ～～？　どっか行こうかな～～？？

　そんな"ユルイ"外来診療が終わった後。(^ ^;)

　明日やはりお休みとなる師長が、明日も出勤するナースに引継ぎをしていた。

　明日、『塀の中』を何度か行ったりきたりされてる…という方が、"初診患者さん"として来られる可能性が高いそうで。

　そんなワケで、どうも身内の方とも疎遠になってしまっているらしく、その方はひとり、病気に向かわれることになるようなのだ。

　う～～～む、切ないお話…ではあるが。

　この医院でそういう患者さんが来られるのは、かなりレアだなぁ。。

　私が以前パートしていた病院が救急病院で、しかも警察署の真向かいに建っている…というナイスな立地条件だったのもあり（？）。

　何回か、留置中の方が診察に来られた…という話は、聞いたことがあった。

　そのうち一度は私が、レントゲン室までご案内…したことも。

　その時は、患者さんの両横に、私服の、"屈強"という形容詞がふさわしいおまわりさんが腕を組むような感じで、ピッタリ側にくっついていて。
　患者さんの腰には、腰ひもが…という、「いかにも」な状態でご来院されて。

　もちろん、そんな状態で病院の正面玄関からお越しいただくわけにもいかないので(^_^;)、救急室直通の、『一般出入り禁止』な出入り口からお入りいただき。

　救急室を抜けて…。

　ご案内の時点で既に残業だったこともあり、私のお仕事はそこまで。
　途中手の空いた同僚に交代したんで、後どうなったのかはわかんないままなのである。

　今も、お元気ならばいいのだが。

　ま、「キレイゴト」と思われるかもしれないが。

　患者さんがどなただろうと、こっちのお仕事の内容は、全く一緒。

　とはいうものの。

　かつて、今のパート先の医院と同じ系列の施設で、被害が出た…という。
　その張本人だった患者さんが明日、『現実に、ここに来られるかも？』…となれば。

　「うちの医院で医師以外唯一の男性である事務トップに、さりげなく待合室にいてもらう？」

という、ほとんど"気休め"にも似た案が、明日仕事するナースの間で話し合われていたのだった。。