RIKIにっき

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2009.08.25

まるで、音楽のような。～'09帰省・その1

(11)

テーマ：帰省にまつわるエトセトラ。(303)

カテゴリ： RIKI、故郷に帰る

　そして、私と息子を乗せ、夜を徹して走った急行は、朝6時過ぎに駅に到着した。

　到着…したのはいいが。
　ね、眠い。。(-_-)zzz

　それに朝が早すぎて、まだ朝ごはん食べるお店が開いてないよぅ。。

　…というわけで。
　私たちは駅から徒歩10分弱の東本願寺へ。

　他のお寺さんが8時半からとか、割に朝ゆっくり目に開門になるのに対し、お東さん（と親しみを込めて呼んでます）は、駅から近い上に、夏は5：50から開門されている、とっても有難いお寺さん。

東本願寺の、龍！

　朝6時半過ぎにお東さんについたのに、何人もの観光客とすれ違ったのには驚いた。
　皆さん、マメですなぁ。。

　さぁ私らも、まずは合わせる手を清めるために、ひしゃくに水を汲んで、それで洗いましょう。

　そう思い、立派な龍の口から出てくる水を、ひしゃくで汲もうとすると、息子いわく。

違うから、違いますから！(￣∇￣;)
　バチ当たるから、アホなこと言わんとって。

　そんな息子を連れて、正面の御影堂（ごえいどう・左の画像）を上がっていき、隣の阿弥陀堂へ。
　（ちなみに今、御影堂は修復工事中だそうで、トラックもクレーンも行き来してました。）

　中に入り込んでみると。。

　広～いお堂の中には、信者さんと思しきお年寄りを始め、黒いお坊さんの着物がまだぜんぜんしっくり来ていない(^ ^;)、大学生さん？と思しき若い男女。

　さらには、1班約20人ぐらいの小学生が3～4班、妊娠中の若い奥さんとご主人に、お父さんと幼い男の子…。

　結局、総勢100人は間違いなくいたと思う。

　門が閉まったりしているわけでもないから、出て行こうと思ったらいくらでも出て行けるのだが、これは何とも抜け出しにくい雰囲気…。(^ ^;)

　息子に、

　「せっかく来たんや、ちょっとお経聞いていこう」

　「え～！」

　「…(-_-)ﾅﾝﾀﾞﾖ、ﾒﾝﾄﾞｸｾｰ。。」

　そのまま、私らもお堂の一番後ろに座り込み。

　やがて、『きっと、偉いお坊様に違いない』というお坊様たちが、最前列に座られて。

　始まりました、朝のお経！

　偉いお坊さんだけでなく、わかる人はみんな一緒にお経を読まれていて、その声がものすごい迫力なのに驚いてしまった。

　最初こそワケもわからず、お堂にモワ～ンと響き渡る、そのお経の響きを聞いていただけだが。
　中盤になると、何か歌っぽく聞こえてきたのが、あら不思議。(^_^;)

　長い年月、きっとこうやってお坊さんたちと信者さんたちが一緒に唱えてこられたんだろうなぁ。。

　最初こそ文句言っていた息子も、私が気を遣って、途中で「ここ出るか？」とヒソヒソ声をかけても、

　「いい」

　お経が終わるまで、ちゃんと聞いていた。

　その後、7時を過ぎ、お坊さんのお話が始まる前にはお堂を後にしたのだが。
　なかなかできない経験、興味深かったですよ☆