2年目のOP室ナースマン

基礎看護学演習2


 導尿カテーテル演習でのお話をしましょう。やはりここで登場するのは看護大変体4天王のみなさんです!?(私も含まれているらしい)ということはもちろん何かをやらかしました(笑)やらかしたのはM君です。陰部洗浄や導尿カテーテルの技術を学ぶときに私達の大学では陰部模型というもの装着します。この陰部模型とは女性の性器や肛門がリアルにつくられたものです。M君は今日もいつものように教員いる前で頑張って導尿カテーテル挿入の技術をおこなっていました。患者さん役の友達の了解を得てから寝衣を脱がし、滅菌布に包まれた滅菌セット(カンシと膿盆)を広げ、患者さんの陰部を消毒し、滅菌パックに入ったカテーテルを取り出し、円滑剤を塗り今度は挿入というところ、誰もがみんな完璧と思っていた矢先に事件は起こりました!?M君は何を考えたかカテーテルを尿道ではなく膣にいれてしまいました!?私や仲間はかなり焦りましたが、M君は焦っていません!?M君は普通に「先生、尿がとれません。」と一言。当たり前です!!カテーテルを膣に挿入して尿が採取できるのが不思議なほうです。M君は教員に指摘され、再度チャレンジして成功をおさめることができました。
 災難はそれではおさまりませんでした!?M君は採取した尿カップにふたをするのを忘れていて、最後にカテーテルを抜いたときに勢い余って、ふたのしてない尿カップを肘で倒してしまいベッドの上でぶちまけ、その水滴が教員にもかかったらしく、教員はブチ切れモードです。
 M君ご愁傷様でした。その後、私はすんなり導尿カテーテルの看護技術を行うことが出来ました。

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