ぬるま湯雑記帳

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2011.01.18
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不連続記録。覚書。

2日。いざという時のために、パパは半年前に葬儀屋さんの会員になっていた。それを知ったのがかなり最近。契約内容がイマイチ分からなかったので、電話で再確認したのがこないだ。そのうえでいろいろ舞い上がっていたのだから、知らなかったらえらいこっちゃだったはず。すごいタイミングだと思う。
葬儀屋さんがかけつけてくれるのに1時間かかるというので、その間に関係各所に連絡。ここでまあ、問題発生。これはまた別の機会に。
「覚悟はしていたけど…いやだな」とパパ。目が赤い。
葬儀屋さんの車到着。家でのお通夜や告別式はしない、3人で送る、ということなので、ママを乗せて、葬祭場まで。途中で家に寄る。約2年、2年弱か、家に戻ってこれなかったもの。中に入れなくても。せめて家の前を通ってゆこうと。
葬儀屋さんでは、ママはいったん安置所に。ヒト一人用のいわば冷蔵庫に。ここで一晩過ごしてもらうことになるのだか、寒そう。ワタシらは葬儀屋さんと打ち合わせ。無宗教の3人だけの密葬なので、あっさりといろんなことが決まってゆく。3日の8時から「仮通夜」で納棺、4日の9時半最後のお別れ、11時に火葬。このうえなく最短コンパクト。本当に最後まで手がかからないママ。いったん家に戻って、葬儀屋さんは簡易祭壇を仏壇の前にしつらえてくれた。
お昼を食べて、パパの明日の持ち物チェックをし、解散。パパはやっぱり家がいいって。ワタシらは巣に戻る。明日は葬祭場で一泊するので荷づくりを。実家も巣も葬祭場から近いのだけど、最後までママひとりじゃあんまりだし、こちら側の気持ちもあるので、せめて一晩は…ということに。
巣で夕飯食べながら、ぢねん君泣く。

3日。しかし年末からものすごくいい天気。山国でじーさまばーさま送った4回もやっぱり冬ですげー寒かった。しぐれたりすることもあって、がちがち震えていたが、関東は本当に晴れるんだなあと洗濯などを干したりして午前中を過ごす。

控え室に通されてびっくり、お風呂も流しもあって、床暖。ちょっとした旅館。思えばお剛父方ばーさまの時もそうだった。あの時はマッサージチェアまであって、揉まれてたよなあ。
18時より納棺の儀。「おくりびと」の影響かなあ、初めて湯灌をみた。畳の上にきっと特養とかで使ってる湯船なんだろうね、それが置かれてあって、女性2人が肌を見せないようにタオルでかくしながら手際よくママの体を洗い、シャンプーをし。こういうサービス(?)があるのね。ワタシらは椅子に座ってその様子を見ている。お化粧もしてもらう。
着替えの時は控え室にひきとって、また呼ばれて。さっぱりした顔のママは、ただ寝てるだけのよう。無宗教なんだけど、一応死装束を着せてもらって。納棺し、着物を上からかけてもらう。白一色の世界が若緑になって、ママの血色もよく見える。他に扇、ぬいぐるみ、パパからの手紙、ちびっこいブーケが入れられて、蓋をされる。もちろん顔のところは開くようになっている。デジカメで撮る。
花で作られた祭壇が、控え室のむかいにある小さいホールに作られていて、ママをそこに運んで安置。一緒の部屋で寝ることは出来ないけど、24時間いつでも会いにこられる。パパはママをのぞきこんでは、しきりに「今にも動き出しそうだな」と言っている。
夕飯を食べ、ママの好きだった「浅間節」を聞かせにいったり、ぢねんパパの昔話を聞いたりしながら、なんとなく24時。寝る。

…パパのいびきがすごくて、ママにグチりにゆく。ぢねん君はあの轟音のなか、すやすや。むしょうに腹が立つ(苦笑)。

4日。この日もピーカン。出された朝食を少し食べ、9時半最後のお別れ。黙祷後、祭壇の花を棺桶に入れて、花ぎっしり。デジカメ撮ったり撮られたり。場違いのような気もするけれど、思い出のひとつだものね。葬祭場となりの焼き場では、もうママの顔が見られない。ぢねん君慟哭、パパは目が真っ赤。ワタシもママに「お疲れさま」と声をかけかけて、声にならない。
霊柩車に棺が運びこまれて、ちょっとだけ遠回りして焼き場に。ガラガラと炉に入って行って、それだけ。1時間早く始まって、ママ小さいからかな、1時間ちょっとで早くに終わる。お骨を拾って、やっとママを家に連れて帰ることが出来た。





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最終更新日  2011.01.19 11:30:56
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