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☆結婚式 in Firenze☆

挙式10

☆masa&yumis'wedding in Firenze☆

~ナッツが誕生する一年前のマサとユミの大切な思い出~


■2003年10月10日イタリアフィレンツェ レーグリ城セントピーターチャペル■

朝8時ワタベウェディングのコーディネータ安富さんがホテルに迎えにきた。
ワタベのフィレンツェ支店はホテルのすぐそば、3人で徒歩で向かう。
今日が結婚式って実感はまだないなぁ。マサもきっと同じだろう。
着いたら早速ヘアメイク開始。
ヘアメイクしてくれるのはコロンビア出身のマリッツァさん。
とってもキュートな人、26歳とも見える彼女は36歳でお子さんが15歳だって!驚いた!
旦那様は偶然にも、今日私たちの挙式のカメラマンだそうだ。
きっと素敵な人なんだろうなぁ~。

言葉が通じるかなぁと不安だったが、
マリッツァさんは私の片言のイタリア語もちゃんと理解してくれて、喜んでくれたし、
マリッツァさんも日本語がお上手?!
”隣の客はよく柿食う客だ”って得意みたいで何回も言ってくれました、お見事♪

ヘアメイクはナチュラリでと注文。
手持ち無沙汰なマサがたびたびビデオ撮影に来たり、
マリッツァさんや安富さんとも楽しく話しながらメイクは進んでいった。

しかし、プロの仕事はほんとにスゴイ!
ニキビもすっかり消してくれたし、目が大きくパッチリ☆
なにより、小顔に見える~!! ラッキー♪
ヘアは日本から持ってきた写真のように、昨日手配した生花の小花も散らしてもらった。
散らし方は結構細かく指示して、希望通りに完了~!!

ドレスに着替える頃、参列者のみんなも到着したとのことで、
マサもバタバタと着替えて、出発準備完了~。
イタリアらしいボロエレベーターで1階へ降りて、外への扉を開けると、
すごい歓声が! びっくりした~!
みんながカメラ持って待ち構えててくれたんだ!
キレイーってみんなほめてくれたよ。ウレシイアリガトウ☆
カメラ構えながら涙ぐんでるケイちゃんの顔が印象的で、つられて涙出そうになった。

黒塗りベンツに乗り込んでフィレンツェ郊外のレーグリ城まで向かう。
車の中が外から丸見えらしくって、街行く人がのぞいてくるので、ちょっと恥ずかしいよ~。
車中では、昨日練習したイタリア語での誓いの言葉の練習をする。
日本語ではとても恥ずかしくて言えないような言葉、イタリア語で良かった☆
高速も使って40分ほど車を走らせた頃、辺りはすっかり田園風景になっていた。
あの丘の上がレーグリ城ですよ!安富さんが教えてくれた。
は~、もう着くよ! ついに挙式なんだね~。
朝からの晴天も続いてくれているしほんとに良かった!

レーグリ城は小さな古城。
庭が広くて、緑がいっぱいだ!季節がちょうど良かったのかなぁ、キレイなお庭☆
車を降りると、早速チャペルに向かう私たちの姿の撮影が開始。
写真のカメラマンさんは、安富さんの通訳を通じて、
ここからここまで歩いて下さいとか、注文してくる。
私たちは言われるまま、テレながら、写真を撮られる。
どうしても顔がニコニコというかニヤニヤしちゃうの~。
ここで振り返って下さい とか 不自然だよ~と恥ずかしい!
マリッツァさんの旦那さんは、おひげのコロッとしたカワイイタイプ。
ビデオのカメラマンをしてくれてました。
私たちにグイーんと近づいてきたり、カメラを通しても優しそうな、面白そうな印象をうけるよ。

挙式1

チャペルに入ると、とりあえず、リハーサルが始まった。
バージンロードを歩くお父さんも一緒に練習。
指輪の交換も、結婚証明書への記入もしてるフリで、ちょっと楽しい。
そのリハーサルの様子も写真とビデオを撮ってくれてた。
完成したビデオには、恥ずかしそうに誓いのキスの練習してる私たちも映ってて、ちょっとおもしろかったな♪

そして本番。
チャペルはレンガの壁で囲まれた、ほんとにヨーロッパという趣のある素敵な建物だ。
お父さんと歩くバージンロードは、涙が出るどころか、お父さんの歩き方がどうもヘンで、
私が逆に引っ張って歩いてるみたいになってしまって笑えてしまった・・。

挙式2

父からマサへバトンタッチ、ちょっと感動したかな。
セレモニーマスターの言葉を安富さんが訳してくれるのを聞きながら、チャペル内を見てた。
ほんと素敵な雰囲気だ。
イタリアで結婚式してるんだ、私。。となんだか信じられない気分。
ハープの演奏もとても雰囲気と合っていて最高☆

そして、指輪の交換。
今まで正面を向いていた二人が、ここで初めて顔を向かい合わせる。
それまで、マサどんな顔してるのかなぁと気になっていたが、
いざ、こんな雰囲気の場で、まっすぐに顔を見合わせると、なんだか感動した。
指輪を相手の指にはめる時に、誓いの言葉を言う。
「masaリチェービ クエストアネッロ セーニョデル・・」
長い言葉が続くのだが、意味はこうだ。
「マサ、受け取ってください、この指輪を、愛と忠誠を込めて。」
私はこの言葉を言いながら、感動で声が詰まってしまった。
指輪の交換の後、誓いのキス。
マサが私の肩を持って、くちびるにチュっとね♪

挙式3

そして、結婚証明書にサインをする。
マサが書いて、私が書いて、保証人として友達のトモコに書いてもらう。
こんなイタリアまでお祝いに来てくれた、4人の私の友達の誰かに保証人になって欲しくて、
昨晩一緒にご飯を食べた時に、4人にじゃんけんをしてもらって、トモコにお願いしたのだ。
トモコアリガトウ☆
最後にセレモニーマスターがサインをし、またお言葉を頂いて式は終了。

フラワーシャワーと共にチャペルの外に出る。
参列してくれたみんながとっても上手に花びらを投げてくれたアリガトウ!
その後中庭でみんなとシャンパンで乾杯☆
ほんとに天気が良くて、最高だよ!

挙式4

カメラマンさんの指示で中庭での写真撮影。
いろいろ注文されてちょっと恥ずかしい!!
見つめあってはまだいいが、キスしてとか? 恥ずかしすぎる~。
マリッツァさんのダンナさんもずーっとビデオで私たちを撮影してる。
二人をズームアップした後、そのまま真っ青な空にパーンしたり、
さっすがプロだね♪
この部分は音声が入らないらしいので、勝手なことしゃべれるので助かった。
安富さんに渡しておいた私たちのカメラでは、
プロとは違う目線でポイントポイントを抑えた良い写真を撮っててくれた。
家族や友達といっぱいいっぱい写真を撮ったよ。
しかし、自然と笑顔がこぼれる自分にもビックリだ☆

その後、外庭でまたまた写真撮影。
ちょっとずつ恥ずかしさもなくなってきた??
ベンチに座って手を取り合って話してて。とか普通にできるしね。いやはや。
結構の時間撮影し、敷地内のランチレセプション会場へ向かった。

挙式6

ランチレセプションの会場はとても広くて、ちょっとしたパーティもできるらしい。
円になった机に11脚の椅子。
席に着くと、突然友達4人が立ち上がって「お祝いがあります。」という!
ビックリしてる私、マサも誰も知らなかったサプライズ。
友達はお祝いの言葉をくれて、「BEST FRIEND」をアカペラで歌ってくれた。
広い会場に4人の声が素敵に響く。
ビックリしたのと、うれしいのと、感動で私は涙が止まらなかった。
それを見た友達たちも歌いながら涙してる。
どうやら、4人は私たちに内緒でワタベに行き、安富さんとサプライズの計画を立てていたらしい。
式に出てくれたことだけでも感動なのに、こんな素敵なプレゼント☆
このことは一生忘れないよ。
ルミちゃん、カブ、トモコ、ケイちゃん ありがとう!

挙式8

ハートのケーキが出てきて、二人でケーキ入刀。
そしてお食事が運ばれてきた。パスタ等の簡単なコース料理だ。
みんなで楽しく会話しながら、お食事を頂く。
私たちの両親と私の弟、友達たちの会話が弾んでくれて、私とマサは助かるなぁと思ったりして。
ほんと、みんなには助けてもらってばっかりです!

挙式9

食事の後、会場の外で景色を楽しんだり、また写真を撮ったり。
どこで写真を撮っても絵になるから、何枚でも撮りたくなっちゃうんだよね!
外庭では、プチブーケトスをした。
ルミちゃんゲット!オメデトウ!

カメラマンさん、マリッツァさんのダンナさんとはここでお別れ。
「グラッツェ!」と心を込めてお礼を言う。
そして、私たちもフィレンツェの町に戻りました。



~出会いと感動のつまったこの日の思い出をいつかナッツに話してあげたいな~


けっこん小





挙式11
お世話になったワタベの安富さん グラッツェ☆





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