2007/07/17 東宝ダンスホールにて
ダンスホールは前回の ソアレ組のデモ
の時よりもさらに混雑、おそらく倍近い人数が入場していたのではないだろうか? 小さくステップを踏む他ないほどフロアも大混雑~。
座っているだけで汗がでるほどの熱い熱気に包まれて、 デモンストレーション
の始まり、 世界チャンピオン
の登場です。
ミルコ
は満場の熱気の中、ベルベット素材の燕尾服で登場、チャンピオンらしい近寄り難い雰囲気すら漂わせて、すでに風格が感じられるまでになっていた…。
2005年の3月に来日した時に初めて彼らのデモを観た。 (その時の感想)
今でも鮮明にその時のことは覚えている…。 今回、ダンスはより洗練され、観ているものを引き込む魅力に溢れていた…。 胸がすくようなスピード感にあふれ、微塵のためらいも破綻もない。
で、でも~、でも~。 なんで??? 2年前と デモ曲が全部同じ
なんだよ、 ミルコ~
。 振り付けも同じ、というよりむしろ簡略化?
確かに同じ曲をずーっとデモ曲として使うプロもいる。 でもそれはそのカップルのテーマ曲、といったような感じで、 『あ、この曲は○○組の曲ね~』
と言われるような曲、5種目のうちの1曲だけである。
それが5種目全部2年前と同じ曲って?? そんなに選曲に自信があるのだろうか? むぅ、ワタシ的には悪い曲ではないけど、あまり楽しくにゃいぞ~。
特にワルツ、イタリア語の思い入れたっぷりの歌詞入りは意味がわからないだけにツライ、DVDでも何度も観ているし、ちょっとシラケた…。 異国の観客にも感動して欲しい、と思うのならこの選曲はどうかな~と??
『ダンスはスポーツではなく、芸術です』
と、いつぞやでインタビューに誇らしげに答えていた ミルコ
は、 世界チャンピオン
となり、ある意味いわゆる 社交ダンス
をより 『スポーツ』
へと変えていった張本人であろう。
デモを観ていて ミルコ
はダンスを踊ることを楽しんでいる、というよりもっと スポーツ的な爽快感
を楽しんでいるのではないだろうか、とすら思った。 で、 アレッシア
は楽しいだろうか、とも思った…。 以前のような固い表情はなくなったものの、何かいつも身体と心が別のところにあるような彼女・・・
う~む、ちょっと辛口批評だったかな~、でも確かに彼らの優れた身体能力には大いに感動したけれど、 心に迫る涙が出るような感動
、というものはそのダンスからは受け取ることができなかったのです。 もうそういう時代じゃないのか~。
もうすでに社交ダンス、というものに癒しを求めることは無理な時代に突入したのかもしれない。


