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2011.03.17
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  吠えたり、リードを千切ろうと暴れまくったそうであります。

  猫も鳴き騒いだと聞き及んでおります。

  あれから17年、それまで家族の一員と見なされることの多かった
  犬猫は完全にペット化の運命を辿ったようであります。

  特に、犬にその傾向が顕著であります。

  ワガハイが知る犬はどこでも家族の一員と遇されて親しまれて
  いたのでありますが、それも今は昔、家族の一員としてのびのびと


  オべべを着せられ、ベビーカーに乗せられ、散歩中のチワワだ
  なんだを見ると、どうも不思議な心地にさせられるのであります。



  ワガハイが子どもの頃、わが家で飼っていた犬は、家族の一員で
  あり、すべてを許しあえるわが友でありました。

  今は家族の一員では、むろん、ない。かといって、お犬様でもない。

  うーむ、ペットの犬を見ていると、目がうつろのものがよくいる
  のであります。

  美容室に連れていかれてオシャレしたり、定期健診を受けさせられて、
  下にも置かぬ可愛がりようなのに、肝心のペットは嬉しそうでもなく、
  生気がなく、まるで生ける人形であります。


  「僕って、飼い主の慰み者だもん」
  と、つぶやくでありましょう。

  なるほど、ペットは奴隷であるか、と、これは大いに納得であります。

  北海道犬のペットを迷子にした飼い主が保健所を訪れ、ペットを
  見つけたまではいいが、他種で流行の犬が収容されているのを見て、

  と、言って係員を唖然とさせたという話も聞いているのであります。

  ペットは飼い主の都合でいとも簡単に捨てられることもあるペット奴隷
  なのであります。

  犬畜生と蔑む人はいても、家族に准じる存在であり得た犬には古きよき
  時代、東京タワーが都内のどこからでも見えた時代はいまいずこ
  であります。

  猫もペット奴隷化が進んでいるのでありますが、まだ犬よりましで
  あります。

  思いのままにに外出し、半ノラ化し、ノラネコとも自由に交わり、首輪も
  つけず、飼い主の目も届かぬところで猫生を謳歌している飼い猫もまだ
  まだ多いのであります。

  今回の大震災では数多くのペットもまた被災したはずでありますが、そのとき、
  どのような行動をとったのか、ワガハイ、いたく気になるのであります。

  読み聞かせ
  WEB絵劇場はこちら ◆志茂田景樹のホームページ・
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最終更新日  2011.03.17 14:43:32
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ウチのワンコは(^^)v  
Jasmin さん
未だ余震計としてTV・ラヂオの地震速報より早く正確にその仕事をこなしております。
ルゥという3歳のメスの雑種です。今流行り?のソフトバンクのお父さんに似ていると散歩中に言われる事が多いですが、お父さんよりはるかに大きい24kg!
3/11の本震の時、一人ぼっちにしてしまった事を私は今も悔やんでいますが、彼女はそんな事は恨みもせず、むしろ毎日出かけて行く夫や息子の無事の帰りを心から待っている様子です。
犬を見ていると学ぶ事は多いです。本当の意味の愛情、本当の意味の社会性…犬の様に生きたら人間ももっと幸せになれるのかも知れないと折に触れて思ったりもします。
避難所には犬は入れないそうですから、私はその際には犬と一緒に避難所の外暮らしだな、と今から覚悟を決めています。
犬より人間というのはわかりますが、被災地の犬たちはどうしているのか、毎日ルゥと心配しています。 (2011.03.24 00:24:56)

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