bluemoon



悲しみと諦めでいっぱいの瞳に出会った

受け入れる事を拒否した 色褪せた乾いた瞳

傷ついたライオンの様だった

獰猛な外見を持って

とても脅威的だった

けれど瞳の奥底に繊細さが見え隠れしていた

私の瞳がその瞳を捉えたとき

それらは何かに導かれ重なった

私達はお互いを知り

安らぎを得た

けれど事はうまく運ばず

私たちは離れ離れになった

潤いかけた瞳は又乾いてしまったのだろうか

私はあの瞳のことをよく思い出す


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