手作りせっけん

 








はじめての手作りせっけん

それはわたしが妊娠中のことでした。
ラッキーだったことにあまりつわりのなかったわたしは
妊婦ライフをるんるん過ごしていたのですが
やはりいろいろなものの「匂い」が気になっていました。

わたしのたのしみなおふろでも
「せっけん」「シャンプー」「リンス」などいつもは
いいかおり~っと思っていたかおりが不愉快に・・・
今まで気づかなかったけど
市販のせっけんって香料ってきついんですよね~
無香料ものを探して自然派のお店を回っていると
そこに「手作り無香料せっけん」があったのです。
何ヶ月も熟成期間を経てていねいに、
素材にもこだわっているとのことでした。
無香料といっても
わずかにオイルの香がしていたような気がしますが
わたしにとってはとてもいい香だったんですね

香にこだわって使い始めたせっけんでしたが
使い心地がとてもよく
洗い上がりがつっぱらないのに驚きました。
今まで使っていたせっけんは3千円
やはり肌によいものが入っているのだからそれくらいしても
惜しくないなぁんて思ってましたがやはり高い・・
でも手作りせっけんは600円くらいだったと思いますが
その高いせっけんよりむしろ使い心地がいいくらいで
たまげてしまいました。
これなら全身使ってもおしくないや。



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「お風呂の愉しみ」本の出会い


出産後買い物に外出するのもままならなくなり
今度はネットでさがしてみると
なんとせっけんの作り方が満載、
作ってる人いっぱいいるんだぁ
自分でできるんだ・・えーっ衝撃をうけました。
そこで前田京子さんの「お風呂の愉しみ」という本に出会い
すぐに作ってみたーいっ。
でも、まだ息子の母乳が離れず、
苛性ソーダという劇物を使うということもあり
まとまった時間が持てない自分にはまだできないと判断
ひたすら本を読みふけり、空想でせっけんをつくっていました。





お風呂の愉しみ(130316)

お風呂の愉しみ

石けん・シャンプー&リンスから、
入浴剤・化粧品・歯磨きまで、
安心できる材料で手軽に楽しく作れる
ボディケア用品のレシピの数々を
エッセイとともに紹介。



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せっけんづくり体験



前田京子さんの「お風呂の楽しみ」を読んでいると
ある日義理の父がおもしろそうだなぁ・・と興味深げ
父はケーキづくりが趣味で定年後はこれでもかぁーと
毎日ケーキをつくりまくり

母に「太るからもうつくらないで!」と言われていました。
そこでせっけんなら太らないし、
友人にあげても喜ばれるかも?と
父がせっけんをつくってみることに・・

せっけんをつくるよーという日に遊びに行って
一通りつくっているのを見学させてもらいました。

感想は・・

思ったより簡単

苛性ソーダはそんなに危険ではない(取り扱いを気をつければ)

楽しそう!!

ってなかんじでした。
なんかわたしにもできそう!って確信しました。



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はな2








いよいよ初せっけんづくり



2003年4月17日 まぜるまぜる
この日、はじめてせっけんづくりにトライしました。
まずは基本のオリーブオイル100%のせっけんに挑戦です。
結果は
なんと分量をいきなり間違えたのでした・・これは致命的!!
でも水を20cc少なくしてしまっただけと考えれば
多少夏と冬で水の量は変えてもいいようなので大丈夫、
大丈夫と自分に言い聞かせました。
でも、さらに・・
型入れ時(せっけんタネを型に入れるタイミングがあるんですが)
寝過ごしてしまってかなり時間が経過・・・
ちょっとタネが硬くなってしまったぁ
でもでもなんとか型入れに成功

2003年4月23日 カット
いよいよせっけんを使いやすい大きさにカット
これは楽しい作業ですねぇ
できてきたぁーってかんじでうれしいっ
失敗はあったけど
なんとかちゃんと固まってカットもきれいにできました。
あとはひたすら乾燥させて待つだけ・・

2003年6月1日 解禁日
おーっ1ヶ月半ねかしたせっけん
初めてつくったせっけんを使える日がやってきた。
待ち遠しかったよ~っ!!やったーっ!うれしーっ!
ちゃんとできてるよ~
泡立ちは控えめだけど洗い上がりはしっとり、
顔がぜんぜんつっぱらない
ちょっとやわらかめだからすぐなくなっちゃいそう・・
ちゃんと乾燥させとかなくちゃ
これなら子供にも安心して使えそうだぁ!

なんとも言えない達成感でした。

それからコツコツいろいろなせっけんづくりにトライ
知らず知らずにはまっていったのです。
つづく・・・




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