ほっと一息

ほっと一息

アルコール


「酒は百薬の長」といわれる様に、
適量をたしなむとストレスをやわらげたり、食欲を増進する等プラスに作用します。
適量のアルコール飲料は、交感神経の緊張をやわらげます。
その結果、食欲が増進するのです
(食欲増進に効果的なアルコール濃度は10~15%です)。
又、アルコールの刺激は胃液の分泌を促進し、消化を促します。
   *しかし、飲みすぎると、逆に胃液の分泌は低下します。
摂取したアルコールの80~90%は、代謝される途中で、
アセトアルデヒドになり、これが体内にたくさん残留すると、
悪酔いの原因になるのです。
アルコールの大部分は、肝臓で代謝されますので、
飲みすぎは肝臓にかなりの負担をかけ、細胞をいためつけることになります。
肝障害、膵臓、胆道の疾患のある方は、飲酒は避けなければなりません
心不全、狭心症の場合も、飲酒後の軽い運動負荷が
心電図異常をきたすことも明らかにされていますので、注意が必要です。
糖尿病の場合は、エネルギー制限と栄養のバランスが重要ですが、
アルコール飲料の飲みすぎは、エネルギーを増加させ、
栄養の不均衡を招くことになります。
又、経口糖尿病剤やインシュリン注射など、薬物療法を併用している場合は、
これらの作用に対し悪い影響を及ぼしますので、飲酒は注意が必要です。
種類 常飲量 Kcal 純アルコール
清酒 1合 198 22g
ビール 大瓶(633ml) 253 25g
ワイン グラス1杯(120ml) 75 12g
焼酎20% 一合(180ml) 362 50g
焼酎25.0% 一合(180ml) 254 36g
焼酎30.0% 一合(180ml) 203 29g
ウイスキー43.0% シングル1杯(30ml) 70 10g
ウイスキー40.0% シングル1杯(30ml) 65 9g
ブランデー43.0% シングル1杯(30ml) 70 10g
ブランデー40.0% シングル1杯(30ml) 68 9g
適正な飲酒とは・・・・・

・楽しい雰囲気の中で飲む
・酒の無理強いをしない 
・自分のペースでゆっくりと
・食べながら飲む
・飲酒量 は純アルコールが一日平均20g程度におさえましょう。
 ビール中瓶1本・日本酒一合弱・ウイスキーW1杯・焼酎(25度)100ml等
・2時には飲むのをやめ
・週2日は禁酒日を設ける
・薬剤と一緒に飲まない
・強い酒は、薄めてのむ
・楽しみとして飲む
上の表は、アルコール飲料の常用量について、そのエネルギー量をあらわしたものです。
アルコール飲料の適量とは、ごはん軽く1~2杯分のエネルギーに相当します。
少しのみすぎていると思われる方は、今日からでも量を減らして、
臓器障害を予防しましょう。
ちなみに・・・・アルコールのカロリーは、1gが7kcalです。
砂糖よりも多いのですよ~(≧∇≦)
私は、フィズとかカクテルが大好きなので、要注意です(|||▽||| )


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