まほうのことば
冒頭に挙げたウエイトリーの詞は次男が小学校高学年の時担任してくださった先生から
教えていただいたものです。
たぶんこれは先生自身の
子供たちに対する思いでもあったのだと思います。
子供たちを愛してやまない先生でした。
そして子供たちからも愛された人でした。
子供に要求するばかりでなく
子供の思いを受け止められる人でした。
私は先生から
「愛するものを大切にする心」を学んだような気がします。
＜子どもの話に耳をかたむけよう＞
きょう、少し
あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう。
きょう、聞いてあげよう。あなたがどんなに忙しくても。
さもないと、いつか子どもはあなたの話を聞こうとしなくなる。
子どもの悩みや要求を聞いてあげよう。
どんなに些細な勝利の話も、どんなささやかな行いもほめてあげよう。
おしゃべりを我慢して聞き、一緒に大笑いしてあげよう。
子どもに何があったのか、何を求めているのかを見つけてあげよう。
そして言ってあげよう。愛していると。毎晩、毎晩。
叱った後は必ず抱きしめてやり、「大丈夫だ」と言ってあげよう。
子どもの悪い点ばかりをあげつらっていると、
そうなってほしくないような人間になってしまう。
だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、
子どもは自分を成功者だと思って育つ。
きょう、少し
あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう
きょう、聞いてあげよう。あなたがどんなに忙しくても。
そうすれば、子どもはあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。
ウェイトリー
こどものそばにいてあげてください
そして、抱きよせてください
そんな家庭をつくってください
どんなとき、子どもに寄りそったらいいか
どんなとき、手を差し伸べたらいいか
どんなとき、叱ったらいいか
どんなとき、諭したらいいか
どんなとき、見守ったらいいか
どんなとき、待ったらいいか
それを考えてください
家族みんなが役割をはたし、一人ひとりを大切にする
そんな家庭をつくってください
ドロシー・ロー・ハルト
（以下出典のないものはドロシー・ロー・ハルトさんの言葉です）
子どもが微笑んだら、心を開いてください
子どもが話したら、心の耳で聞いてください
子どもが動いたら、全身で受けとめてください
＜ バランス ＞
与えすぎてはいけません
子どもにだって
親に受けとってほしいものが
あるのですから
＜子どもはみんな、違うんだ＞
覚えておこう
子どもは、成長の設計図を持っている
子どもは、その子の速さで伸びる
子どもは、その子の時間で伸びる
子どもは、その子の図案で実る
子どもは、その子の歩はばで学ぶ
子どもは、その子の資質で生きる
子どもは、その子の頭で考える
子どもは、その子の頭で考える
子どもは、そこ子自身の人生の約束を果たす
子どもは、みんな、違うんだ
子どもを励まそう
自分を大事にするように
人との違いを生かすように
全力でぶつかるように
よい実を結ぶように
愛の心を感じるように
この世の違いを認められるように
命を敬うように
確かな未来をつかむように
忘れないでほしい
その子は、この世にたった一人しかいないのだ
子どもは違う
一人ひとり、みんな違う
そんな子供がいるから
この世にすばらしい
違いが生まれる
じぶんにやさしくなれれば
こどもにやさしくなれる
「駄目よ」という前に
「こうしなさいね」
と子どもに教えてください
＜子は親の鏡＞
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちだ育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」といって育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
広い心で接すれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
誉めてあげれば子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かちあうことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
優しく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
子どもがいっぺんに変わるなんて
そんなこと決して思ってはいけません
どんなことでもいいのです
毎日必ず子どもを誉めてあげてください
「大好きよ」と言ってあげてください
月に一度、王様に謁見するように
子どもに接してごらんなさい
＜子どものそばにいてあげなさい＞
子どものそばにいてあげなさい
そして微笑みかけなさい
そうすれば、
子どもも、あなたに
微笑みを返してくれる
世界中の子どものそばにいてあげなさい
そして微笑みかけなさい
そうすれば
世界中の子どもたちが
微笑みを返してくれる
母なる自然の恵みに寄り添い
そして微笑みかけなさい
すべての恵が、あなたに
微笑みを返してくれる
広い大地と海、イルカとクジラに寄り添い
微笑みかけなさい
美しく輝く葉と花、羽ばたく鳥と蝶に寄り添い
微笑みかけなさい
空と山、虹と雲に寄り添い
微笑みかけなさい
寄り添い、微笑みかけなさい
そうすれば
地球が、あなたに
やさしい微笑みを返してくれる
寄り添い、微笑みかけなさい
そうすれば
大地の女神ガイアが、あなたに
慈悲深い微笑みを返してくれる
すべての子どもに寄り添い
輝きを受けとめ
たえず
微笑みかけなさい
子どもの心
それは目に見えないけれど
とても大切なもの
その子の命が宿っているところ
その子の光を輝かせたい
家庭は港
親は、嵐から
子どもを守る錨（いかり）
子どもが一番安心できるのは
親が見守ってくれること
子どもはそんな親の姿から
人を信じることを学ぶ
分ちあいたい
よいとき、わるいとき
笑いと涙
喜びと悲しみ
そして
家族みんなで学び
一人ひとりを大切にして
生きてゆきたい
その子の一番の長所を思い出してください
必ず光が見えてきます
耳を傾け
身近に感じ
分かちあう
それが人を理解すること
あるがままのその子を受けいれ
慈しみ
誉める
それが子どもを愛すること
わかりやすい言葉で
素直に話してください
先回りしないで
子どもにやらせてください
＜育てる＞
よく考えて あなたは花の種をまいたとする
早く出る芽もあれば なかなかでない芽もある
あなたはなかなかでない芽に向かって ”のろま”と言いますか
もしかしたら種は ”もっと水をまいて”
”もっと光をください”
”もっとかまって”
といっているかもね
そんな気持ちをわかってあげるのが 育てるということ
愛しているということじゃないかな
いるかフレンド
子どものそばにいるときは
心に光をともしてください
子どもはそれを見て、感じて
そして、光を返してくれます！
＜思春期の子どもを持つお母さん、お父さんへ＞
期待しすぎると、子どもは疲れてしまう
規則で縛りつけると、子どもは抜け道を探す
何でも言うこと聞いていると、子どもは自己中心的になる
失敗ばかりさせていると、物事を途中で投げ出す子になる
約束を破ってばかりいると、子どもはやる気をなくす
否定されてばかりいると、子どもはどうしていいかわからなくなってしまう
子どもの気持ちを大事にすれば、子どもは思いやりのある子に育つ
信じてあげれば、子どもは本当のことを話してくれる
親が自分に正直に生きていれば、子どもも自分に正直になれる
子どもに任せれば、子どもは責任感を持つようになる
親が自立していれば、子どもも自立の芽を伸ばす
健康な生活を送っていれば、子どもは体を大切にする
支えてあげれば、子どもは明るい子に育つ
違いを認める家庭であれば、子どもは生き生きする
温かい目で見守ってあげれば、子どもはやさしい子に育つ
子どもを信じて未来を託せば、子どもは頼もしい大人になる
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