MILANO‘S REVIEW

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こうじま奈月作品



諏訪部さんの名前を知った最初の頃、ヤフオクでよく見かけていたこのCD、やっと聞く機会に恵まれました。

■1枚目が諏訪部さんと宮田さんの、『親同士が再婚して兄弟になった』カップル。瑞木と孝志の物語。

とは言っても、小さい頃から隣同士だった設定です。
『幼馴染キャラ』&『兄弟バージョン』ですね。

諏訪部さんキャラ、瑞木の方がモテモテ系らしく、宮田さんキャラの孝志は、なかなか瑞木の本当の気持ちがわからない。

おまけに、親にバレそうになるのを心配してるのに、ワザとのように家で孝志を押し倒してコトに及び、自分をハラハラさせるのも腹が立つ。

一方、瑞木からすれば、孝志は可愛いくていつも押し倒したいのに、部活だなんだとチョロチョロしていて、おまけに未だ自分の誠実を信じてくれないので『お前こそ何なんだ』と憤っている。

というさわやかストーリーでありました。
親が「ごはんよ」と言ってるのに、なおかつ押し倒したまんまの瑞木の気持ちは今一つわからなかったのですが、私は諏訪部さんが喋ってるだけでOKなのでいいです。
マジに聞くと盛りあがりの少ない話なのかもしれませんが。

トークも、諏訪部さんBL人生の最初の頃の作品なので、まだ初々しいですよ。

■2枚目は、これが『ボーイズライフ』かぁ???というくらいのアダルト路線でして、諏訪部さん曰く『1枚目はさわやか仕様。2枚目はこってりバージョン』だそうです。

どこぞの組織で働いているらしいロイ(鈴置さん)と息子のレスリー(杉田クン)のお話。

実はレスリーは、ロイの本当の息子ではなくて、愛した妻と、自分を裏切った元親友との子供だった設定。
ロイがこれまで憎んできたはずのレスリーの健気さがカワイイです。
真相を知らされて驚きつつも、憎まれていても自分はロイを男として愛していると、胸に飛び込んでいく純真さがアッパレ。ロイは去っていくんですが、レスリーを愛してるのかそうでないのかが、ちょっと分かりにくかったでしょうか。レスリーはめげずにロイを捜す所存らしいです。

もう一つの話は、二人の相談役(と、言いながら、ちゃっかりレスリーのオ初を頂いちゃってもいる)小杉さんキャラ、ジェイクが、ウィルという緑川さんキャラに出会う話。

かつて自分が世話になったシーザーというマフィアのボスから頼まれていた孫が、突然目の前に倒れていたという設定です。
3歳の時に会ったっきりの子が青年になっていてもすぐわかる小杉キャラ(笑)

ウィルが抱えている問題はまだ解決してないのですが、ようやく小杉キャラにも愛する人が出来たというところで終わっていました。

■で、実はこのCDで何が一番笑ったかというと、2枚目のトークなんですよ。

しょっぱなから、鈴置さんが
「今日は、初めての相手で…オレはいつも、 緑川専用の男 だったので…(場内爆笑)新鮮な気持ちと…それと、緑川くんに済まないなぁーという気持ちとで…複雑でした。」

と言ってるのが大ヒットでした。

杉田くんは、「緊張していたら、鈴置さんが『君がレスリーかい??』(声マネ)と、ほぐしてくれました。」
(鈴置さんは、毎回、ボーイズ物でスタジオに入る時は、その日の相手に『今日はたっぷり可愛がってやるぞv』と言うそうです。)

緑川さんは「収録に来たら、鈴置さんの出は全て終わっていて、一切カラミがなかったので寂しかったです。」
「小杉さんがカッコよければカッコいいほど、19歳の頃のシーンが(これを聞いて照れてる小杉さん)新鮮でした。」

小杉さんは「今日は、杉田くんとは…しちゃいましたね。緑川くんにはイタズラしちゃいました。ははは。」
「緑川くんとは…前にしたことあって、杉田くんとは…初めてでしたよね。僕、鈴置さんとは…したことありましたっけ????」

(『こんどメチャクチャにしてやるよ』と鈴置さんが答えてます(笑))

つーことで、トークの方までメタメタ濃かったのでした。


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