MILANO‘S REVIEW

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『ブレックファーストクラブ』1,2



■ブレックファーストクラブ1

先日は、高岡ミズミ『可愛いひと』での子安さんが、 甘ったるくないイイ声 で、 ステキ~vv
と書きましたが、こちらの子安さんは、う~ん。

カカシ先生になって欲しかったけど、ホケ~とした顔じゃなく、ニホニホしたテイストになっちゃった カンジですか??

『ブレックファーストクラブ』 高井戸あけみ 原作
(サイバーフェイズ:2004年8月発売)

■『君には勝てない』と同じく、男子高の寮のお話です。

1年生の松本君(川島得愛さん)は、父親の海外赴任に母親もついて行くことになったので、学期途中から寮にはいることになりました。

『優等生ばっかりが集まっている』と評判の、その寮。
実は、舎監の先生はいつも生徒の犬山(子安さん)に襲われているへなちょこだし
襲ってる犬山は、他の生徒にもセクハラしまくりだし、
生徒会長で寮長の三木(鈴村さん)もタバコ吸ってるし
他の生徒達も、隠れもせずにビールを飲んでいるという、
超、無法地帯なのでした。

そんな中で、松本くんと同室になった飯塚というカワイコチャンは
毎晩『売り』のバイトをしているという話。
イトコの犬山が教えてくれたところによると
お金のためではなくて、カラダのためらしい…

■お話は、この、1年生カップルの話が前半、ほのぼのと進み

後半、(舎監の先生に逃げられた)オサワリ大好き犬山と、同室の美人メガネ会長、三木の…何と言ったらよいのだ…

チョー軽薄男の犬山が、三木にだけは手を出せなくて、じれったいんだよう という展開です。(笑)

(水無月は、5冊ある原作のうち、まだ2冊しか読んでナイです。
CDは2冊目の半分あたりまでのエピソード)


下級生にはベタベタしているくせに、三木だけにはくっつけない犬山先輩
(一度触れたら、どんどんエスカレートする自分を止められないから)(もしくは、自分の世界に引き込んでしまって、相手を後悔させたくないから?)
が、イイんですよね~~~vv。

原作では、だから、ナルトのカカシ先生のように、ひょうひょうとして、外面はナンパ、内面結構重い…というイメージだったのですが、

子安さん独特のキャラ になってます(笑)
ちょっと、テイストは違うんだけど、それはそれでいいと思わせられてしまうところが凄いです。

松本クン役の川島さんが、ちょっと『高1?少年?』という声ですけど(松本保典さんの声と混同しそうです。笑)

カワイイ飯塚くんの宮田さんはイメージ通り。

メガネ美人、三木会長の声は、私的には
中原茂さんや、神谷浩史さん的声だったんだけど

女王様な鈴村さんってーのが珍しいので、これはこれで良いのかもです。

犬山くんを捨てて、昔の恋人のところに戻った最初の舎監先生の後継ぎに
『少年大好き』な谷口(松本さん)がやってきて、彼がまだ謎な存在。

■『君には勝てない』が、『がっはっは!!』と笑うお話だとすると、
こちらはムード先行のちょっと薄味なカンジ。『クス』と笑うか笑わないくらいの、気だるいムードのお話といえますか。
(淡白と言えば淡白だけど…そこへ子安さんが投入されているから、単なる淡白になっていないのかな?

ちゃんと旨味は含まれている『丸鶏ガラスープ』ってカンジ?)

■このCDだけでは、どちらのカップルも仲が確定していないので、これはゼヒ10月に出る「2」を聞かなくてはと思ってます。

その前に、残りの原作を全部読まなくっちゃ。





■ブレックファーストクラブ2

終わってナイよ~~~~~!!!。

>ところでランランさん、凄いです。このテーマ『ドラマCDについて・・』が、とうとうテーマ一覧に載るようになってますよ。 (祝:テーマ登載 2004年10月21日)

テーマを立てたワタシがほったらかしていたのに
ランランさんがせっせと使って下さったからですわ~~。
ありがとうございます。なんだか嬉しいです。

>ままやぎさんもたくさん使って下さってて、感謝してます。


■で、ブレックファーストクラブです。

『1』では、1年生カップルの 松本くん(川島さん) 飯塚くん(宮田さん) が仲良くなりました。

そして、

ゲイであることを隠しもせずに先生を弄んでいた2年生の 犬山(子安さん) が、先生をもとの恋人のところに送り出して

だんだん・・・・

同室の女王様な生徒会長、 三木(鈴村さん) に友情以上の感情を持ち始めてるところだったのですよね~~~~。
(うふふ~~~vv。でもボクはいつもみんなに欲情してるよ~~ん) ←ゲスト犬山広樹

で、『2』は、夏休みに松本のオジサンのコテージに4人で行くところから始まります。

雨に降られて避難した山小屋で、とうとう犬山の理性がプチーン。
三木が足をケガしているのに押し倒してしまって、
『自分が止められない(犬山シリアスモード))』 状態に・・
(だーって、ハダカで暖め合ってる時に『運動したい』って三木が言うんだモノ~~)

その時は、三木が足を痛がったのでなんとか正気にもどったものの
自分と付き合うことで、三木の将来が大きく変わってしまうことに
躊躇してしまってる犬山。

三木との関係もぎこちなくなって行きます。

この犬山広樹、ひょうひょうとしているくせに、実はBL史上でもトップを行く真面目さなのかもしれません。 (いやーん、子安キャラらしくないじゃーん)

他の『攻め』は皆、全然気にせず、堂々と『受け』をその世界に引きずり込んでるってば・・・

「そのようだな。」 ←突然、女王様 生徒会長、三木登場

手を出しかけては、遠ざかる広樹ちゃんに、三木はとまどい気味。
仲良くはしたいんだけど、押し倒されるのが本意なのか不本意なのか自分でもわかっていません。

「当たり前だ!!いとも簡単に境界を越えた松本みたいに大雑把に出来てないんだオレは。」

なので、自分からしかけて、カラダを繋いでしまいました。
すごいフェロモンだからな~~~・・・可愛そうな気もする犬山・・・(もらい泣き)
おまけに、直後を、ウルサイ教頭に見つかってしまって
犬山は、三木の顔がバレないように、教頭を殴って気絶させてしまいます。

退学をも辞さないほど怒っている教頭を
どうやって抑えるか、寮生が話しあうところも面白いですヨ~。

結果、2週間の自宅謹慎ですんで
犬山が寮を離れている間、

三木も、痴漢にあってゲロゲロしたり、じゃぁ、フツーに好意を持っている後輩の松本とならキスしても平気なのか実験したりと
グルグルしています。

(やっぱりフェロモンの餌食になってる松本も気の毒かも・・つか、こっちの1年カップル、せっかくいいムードになってきても
犬山が三木と一緒の部屋では心静かに眠れないからって避難して来たり、こんな感じで波風立てられたりと、けっこうイイ迷惑してるのに、人がいいのだ。)

手を出したいけど、出してはいけないんだとガマン・・・出来ないから逃げがちな広樹ちゃんと

手を出して欲しいのか欲しくナイのかわからないけど・・離れられるのは嫌な三木が

今後どうなるのか~!!!!

「わかってるけど、早く聴きた~~~い。」
「早く3を出せ!!」

トークは、子安さんが広樹ちゃんばりにふざけて
『大ウソトーク~~~!!!』
をすることになったのですけど、
鈴村さんが『ロボットを運転した。』(ガンダムじゃないって)
とか言うのでSFの話になってしまい、面白くありませんでした。(きっぱり)
いつものネタバレのほうがやっぱりイイですよ。

寮生達の会話や、クセのある舎監(松本さん)などのノリも軽くて
淡々とした中にも、雰囲気のあるお話だと思います。

ただ、その『淡々』とした雰囲気を『ブツブツとシーンが切れている』と感じる人もいるかもね。マンガを読んでから聴いた方が楽しめるでしょう。


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