微弱陣痛




忘れもしない9月5日。
この日は私の誕生日。

なので、もう二人で外食なんて最後かもねなんて言いながら、
駅前のデパートに入っているお好み焼き屋さんで二人で外食。
すると、ちょっとお腹が痛くなってきました。
それが夕方の5時くらい。
お腹のひよ子にはずっと「私と同じ誕生日に産まれてきてね~♪」なんて
語りかけていたので、「も、もしや?」とちょっとドキドキ。

次の日の午前10時。
トイレで少量の出血。
これが「おしるしかっ!」とだんだんお産が現実的なものになってきた
事を実感しました。

だんだん痛みがひどくなってきて、
その日の夜12時過ぎには痛みの間隔が5分くらいにせばまってきました。
陣痛の間隔が5分になったら病院へ連絡とあったので、病院へ連絡。
連絡すると、「入院準備をしてこちらに来てください。」との事だったので、
深夜1時にタクシーを呼んで病院へかけつけました。

しかし、あの驚くべき陣痛の痛みの繰返しが来ているというのに、
助産師さんは「お産の始まりだね。まだ子宮口が1cmしか開いていません」との事。

心は「嘘でしょ?」と思いました。

初めてのお産で不安であろうからと言う事で、
一応その夜入院。
しかし最初こそ痛かった陣痛が、だんだん痛みが引いていくのです。
朝方には少し眠れるくらいになってしまいました。
コントロール出来ない陣痛にとまどう。

朝、先生の検診を受けると、やはりお産につながる効果的な陣痛が来ていないとの診断。
自然分娩を希望していた事もあって、一旦家に帰されてしまいました。

けれど、帰る途中。
また陣痛がひどくなってきたのです!!!
痛みで時々立ち止まりつつ家に帰りました。

途中、近所の奥さんにあって、「大丈夫??」と声をかけられ、
ほとんど泣きそうになりました。。。














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