桐まみれの日々 by さきさん

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2010年07月04日
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 高校3年の二学期、進学する大学を音楽大学から文系公立大学に変更した。理由は自分が音痴である事を自覚したからだった。

 音楽を専攻する場合、入試科目には必ずソルフェージュと言う試験科目がある。その中の「新曲視唱」で私は躓いた。選考していた「オーボエ」で初めての楽譜を演奏することは難なくこなせた。音符の位置により、運指が決まっていて、おおよその音程が決まるからだ。指を間違えなければ、そして、極端に違った音程をイメージしなければ、作曲者が意図した旋律を奏でることは出来た。

 ところが「声」はそうはいかない。運指は無く、音の高さは無限に存在する。

 NHKのど自慢の予選会でステージに立ち歌ったけれど、伴奏のキーが取れず、250人の出場者の中で、きっと、尤も外れた音程で歌ったのは私だっただろうと思う。昔からよく言われる「ネ調」と言うやつ。

 ネ調と言う言葉の意味をご存知だろうか。西洋の音階で言う白い鍵盤で出る音は7音。それを日本語で表すと、「 ハニホヘトイロ 」となる。 音はその中に無いので、存在しない調子のことをネ調と言う。そして私がこの声で奏でたのは、そのネ調の歌であった。

 トーン、キーが取れないと伴奏に乗れない。乗れなければ旋律をきちんと歌えない。それが音痴と言うものだ。

 元々、娘と二人で歌うと申し込んでいたので、単独でステージに立つ時点でほぼ失格であることは明白だったけれど、出来れば、本選に出て電波に乗り、パティシエとして汗を流す娘にエールを送りたいと思った。でも、音痴だったから仕方ない。やっぱり、のど自慢はうまい人が歌って初めて盛り上がる。面白くても盛り上がりますが・・・・。



 今日は父さんが一日、私のことに付き合ってくれて、嬉しかった。お休みの日は、ほとんどサッカーの試合とかだし、私は工場に出てごちゃごちゃやっているから。息子のサッカーの試合観戦以外で、行動を共にすることはほとんど無くて。

 尤も、平生は一日中同じ仕事場で顔を突き合わせているから、何もお休みの日にまで、って言うこともあるんだけど、そこは、まぁ、ねぇ。24年も夫婦をしているわけで、別々ならそれなりに、一緒にいればそれもそれなりにって事で。

 一緒に出た姪っ子もゲゲゲの女房の主題歌「ありがとう」を熱唱。彼女はちゃんと伴奏に乗って歌い、あわや合格とも思いましたが、同じ曲を6人が歌い、本選出場はゼロでした。

 応募葉書を出した日から始まったNHKのど自慢に賭ける日々。残念で結果に幕を下ろしましたが、くじけず、次回も応募しますよ~~~!

 17日(土)深夜、きちんと言えば、18日(日)午前1時半から、予選会の様子が総合テレビで放送されます。18番だった、私の部分はモザイクがかかっていれば嬉しいな・・・・・・。138番さんは息子とそっくりだったので、テレビ放送を絶対に観たいと思っています。解散する前に、一言でも言葉を交わしたかったな・・・・。って、どんだけ~~~~??





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最終更新日  2010年07月04日 10時51分04秒
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