実録・サラリーマン時代

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August 2, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
Vol.30 「洗い場に逃げ込むな」

 今回は自分のコラムというより、他人のコラムを題材にする。
最近はテレビにも出たり、結構有名になっているが、あの「ワタミ」の渡邉美樹(男性)社長のコラムである。
 居酒屋やコンビニの店長にせよ、会社員にせよ、教室長にせよ、この文章は強烈に共感するはず。

 常に現場で矢面に立ち、戦う姿勢、これからカフェをやるにしても、
ずっと大切にしていきたいと思っている。

 明日がテストだっていうのに、読書(マンガじゃなく、真面目な小説とか)してみたり、
部屋の掃除をしてみたり、何故か他の勉強を始めたり、っていうことをする心境になったことがある人であればきっとわかると思う(笑)。
 前置きはこのへんにして、いってみよう!


「洗い場に逃げ込むな」 渡邉美樹

「担当店舗の営業状況があまりよくなく、その原因を改善しなければならないとき、
あえて担当店舗以外の店舗にヘルプに入ることが多い自分に気付きました。
何故そんな行動をとったのか、考えてみました。
 担当店舗の問題が解決できないときに、
他の店舗に入る余裕があったわけではなく、
余裕のない自分が逃げていただけでした。
他店舗ヘルプに入ることで、自分をいじめることで、逃げていたのでした。
自分を肉体的にいじめることで、《自分はこんなに頑張ってるのだから、少々問題解決が遅れてもいいじゃないか》と、問題を直面することを避けていたのでした。」

 これはワタミの、あるスーパーバイザーの告白です。
彼は逃げていた自分に気付き、今は問題と真正面から取り組み、頑張っています。


店が本当に忙しい時、次から次へとオーダーが入る時、次から次へとお客様に呼ばれてしまう時、
何とかこの状況から逃げ出したいと思ったことがあるでしょう。
 要領を知っているメンバーならば、このような時、
店の中でどこが一番ラクな場所かを知っていることと思います。

 そこは誰かがやらねば困る場所ですが、中心のメンバーが入るところではありません。

そこはお客様の矢面に立たぬ場所です。
そこはまわりから見ていると「頑張っているように見える」場所です。
そして最も安全な場所です。

 そうです。ピーク時の洗い場です。

このスーパーバイザーが「他店舗ヘルプ」に入っていた状況は、ピーク時に洗い場に逃げ込んでいる状況に非常によく似ています。

 戦うリーダーの条件を、ここでいくつか挙げてみます。
一、 頭をフルに使い、戦う
一、 敵の矢面に立ち、戦う
一、 周りから見て、頑張っているように見えるか見えないかなどは気にせず戦う
一、 最も危険な場所で戦う
一、 勝っても負けても責任をとる勇気を持ち、結末が見られる場所で戦う。

 この条件と洗い場の条件を比べるとわかると思いますが、
戦うリーダーが最も入ってはいけないポジションがピーク時の洗い場です。
ピーク時の洗い場は、身体が忙しいだけ、肉体的にいじめることができる分だけ、始末が悪いと思います。
 今、自分が会社の中でどんな役割をもっている人間なのか、常に考えて行動してください。
敵の矢面に立つ、リーダーとしてのあなたの頑張りに期待します。



 と、こんなところだが、ここにある内容に強烈に共感すると同時に俺が思ったことは、
この感覚をわかってる人がトップの経営者にいる会社っていうのは強いなぁっていうこと。

 この渡邉美樹っていう人は青年社長という小説(すっごいおもしろかった!)のモデルにもなった人で、
佐川急便のセールスドライバーをやって資金を貯めて、起業した人である。
 二代目、三代目の坊ちゃん経営者には絶対に出来ないことや多くの感覚があると思う。
末端にいる社員の考えまでも見透かしている、というか・・・。
社員からしてみたら大変恐ろしいタイプであり、経営者としては大変優秀なタイプであると思う。
 これとまさに同じタイプの経営者が、俺がいた会社の社長だった。
次回、その社長に登場してもらおう。
(つづく)






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Last updated  August 2, 2006 10:00:28 PM
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